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Coupe du Japon MTB 2021 朽木 観戦記 その2

今回のトピックは現地でアップしたこと。

5/3のXCCとスーパーマスターズを現地会場内でアップロードしてみました。メモリから直ではなく、PC内HDDに読み込んでから「写真(Macのアプリ)」に読み込み、「写真」でペラペラめくりながら候補選択してアルバム化。それを、スマホのWiFiテザリングでFBにアップ。しめて1時間強。

20分2レース 4,000枚だと、この程度で収まるようです。ただ、部屋の中でなく屋外日中のため、PCは最高輝度でないと写真の良し悪しの見分けがつかないのが難点。電力の消耗を押さえられないためシガーから給電しながらでも一時間強の作業で50%切り。現環境で全ての作業(トータル20,000枚)を現地で終わらせるのは無理と分かりました。

ポータブル電源であればこの辺りが解消出来るようで、前橋でトライしてみようか。。。。ン?前橋は無観客?私、野良カメラだから観客?こりゃ駄目かな?

さてさて、現地車中泊。せっかくなので温泉「てんくう」に入りたいものの、状況を鑑み、どうせソーシャルディスタンシングなのでで汗臭いのは我慢。ということで早々に道の駅の端っこでお泊まり準備。お隣になったエシケンさんとさしでお話し出来たり、とっても有意義でした^^

夕飯食ったら即就寝(19:00〜)。当日朝早い(0:30起床)のですでに眠くなっているし、翌日も夜間運転なので目を休めるための睡眠(というより目をつぶる)時間を稼ぐのも重要。今回は24:00〜 27:00〜の3度寝となりました。アタマは二度寝くらいで完全復活するものの、目の回復が遅くなってますね。

ヴェゼル君は前席を前に出してしまえば170cmの男が伸身で寝られる完全フルフラット。たいした手間なくフルフラットが確保出来る点で、もう、この車は手放せないですね。リアシートにうずくまるように寝ていたアコードの時に比べたら比較にならない超快適爆睡可能車。あと10年は乗りますよ(^_^)v

では、2日目。順々に書き残していきましょう。

Men Challenge / Open

展望にも書いたとおり、近年Advanceからの降格がなくて新参者があっさりトップを奪って昇格していくのが通例。(だいたい半数が初戦で昇格)今回も初挑戦の名前が多くて、ググりに引っかかった秋山悟郎を展望に挙げていました。

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1周目前半のゲレンデ登りを制して下ってきたのは、坂直之。続いてCSC Classicでかっ飛んでた國井豊、そして、AXジャージの秋山悟郎が3人で抜け出たイメージ。

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2周目、國井がトップ集団からいなくなり、坂と秋山が10秒差で前半の下りセクション。このままトップ2は決まりかなと思っていたら、、、

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最後の下りセクション手前でこの距離関係。レースを撮るカメラマン、もしくはレースを楽しむ観客ならゴールに向かってひた走るんでしょうが、全員撮りのカメラマンは、面白い展開だね、で終了。結果、秋山が坂を交わして一秒差のゴールだったらしい。劇的なシーンが撮れなくて悔しい?いえいえ、

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Openクラスで頑張って走る選手を撮る方が優先なのが全員撮りカメラマンなんですよ。(^_^)v

右上の〇fを押すとリンクに飛べるみたいです。

2: Men Youth / Masters

Men Youth

YouthのトップはMasters / Advanceより圧倒的に速い。という観点で見て、Youthは第二レースで走らせて欲しいと切に願う。>主催者様。やはり、チャレンジと混走の菖蒲谷よりも、第二レースでマスターズと走った朽木の方がYouthの先頭を意識して撮る事が出来たと思うのですよ。

さてさて、Youthは絶対的な存在になってきた高橋翔と、彼を慢心させないためのライバルの登場がなんとしても欲しいところ。

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スタートからの登り頂点からのショット。はい、ライバルの心を打ち砕くスタートダッシュが決まってしまいました。

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その後もぐいぐい後続を引き離し、ラップだけで言えばエリート2位に相当するスピードを発揮してゴール。妄想以上の走りでございました。🎉

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2位じゃ駄目なんですか、といいたくなる2位には澤井千洋。スピードだけで比較すればエリートマツケンと同等。余裕でエリート同一周回完走の領域に入っている。翔には1分以上の差を付けられたけれど、まだ体格も筋力も成長し、そして、経験もたくさん積み重ねられるYouth。目標はロス五輪?

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3位は今年からXCに戻ってきた嶋崎亮我。と分かるのも、パソコンが変換を覚えているからだったりします(笑)。たぶん、昔何処かで変換したことがあるということなので。翔が居なければ鮮烈復帰だったのだけど、千洋と10秒差の3位で、彼もエリート一桁を狙える実力を示しました。ハードでテクニカルなコース向きに見えるので、世界に早く挑戦しちゃいましょう。

以下、エリートで22位音速の若頭岸本直樹(余裕でエリート残留する領域に居る人という認識)よりも速かった人を紹介。

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4位 垣原弘明 ジャージが替わって印象も変わったけれど、身体の成長の分が大きいかもしれない。中2で今年Youth初挑戦組。その初戦で並み居る強敵の中での4位獲得。同年代のライバルもうかうかしていられないと感じただろう。

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監督直伝のノリを引き継ぐマチャこと江越柾也。が、ここ最近、幼いイメージが吹き飛びアスリートの空気を漂わせる少年にグレードアップ。体つきも進化しトップとの距離もぐいっと縮めてきた。トップ選手の中では数少ない魅せる走りがデキるライダーなので、テクニカルなセクションで彼が来たら注目して観戦しましょう。5位。

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6位は、ライダー一家の息子、水谷啓人。父ちゃん元エリートライダー(現マスターズ50)、母ちゃん元ダウンヒラー&2018XCマスターズ全日本チャンプ。エントリー費だけで年間いくら飛んでいくんだろうという下世話な話題はおいておいて、カッコ良い家族ですよね。べそかきながら走っていた小さい頃からするとかなりたくましい走りに変貌を遂げた彼の未来も楽しみ。

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今回の朽木で、エリート20位くらいと同じスピードで走ったYouth最後のライダーは、青木拓夢。かの女子XCの重鎮、広瀬由紀一推しのライダー。昨年から走り始めて一年、トップの仲間入りを果たしたと言って良いでしょう。まだ身体的にもテクニック的にも伸びしろをいっぱい感じるので、どこまで駆け上がっていくのか期待の1人。7位。

Men Masters

ライバル不在で、ハプニングなければ決まり、は「決まり」でした。

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岡本紘幸、独走優勝。おめでとうございます。

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レースは最初、小林義典のスタートダッシュが目を引きました。事前下調べではググることまでしかしておらず、漫画家にパソコンの画面のほとんどを奪われてwww有意義な情報をゲット出来ませんでした。レース後に調べたら2008全日本田沢湖13位という記録を持つライダーと判明。全日本がベストリザルトというのがすごいですよね。2011年を最後にXC競技から離れていたようで、2012年から観戦を始めた私とは接点がなかったという事ですね。

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2周目。岡本は遙か彼方。その後の2位で力強く登っていくのが、地元滋賀の多賀良成(M40)。2010年にXCに挑戦した記録はあるものの、昨年の朽木が本格的な初参戦と思われ、リターンライダーというのでもなさそう。若い頃にXCにのめり込んだ記録のないこういう人が、まだ全国にごろごろいるのかもしれませんね。

その後方は、石川正道(M40)、山崎雅典(M40)とマスターズらしくなく50代でなく40代が2,3,4位で続く流れ。スタートはいつも抑え気味な酒居良和(M50)とバチバチのライバル有持真人(M50)が近接戦闘状態。

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更に後は、T-REX田村竜樹(M30)、小林義典(M40)はトラブルかダッシュの反動かポジションを下げ、驚異の一定ペース澤田泰征(M50)が最近の不調を脱して9番手、隣に50代表彰台を競う塩見学(M50)が並び、スバルジャージ古庄勇輝(M30)、栃木のお仲間若松武史(M40)、骨折って何って言えちゃう浅井秀樹(M50)、山ジャガジャージだから田林修吾(M50)だろうと思っていたら、同チームの戸田智己(M50)が集団の最後で登っていく。

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本来、澤田泰や塩見と三つ目の表彰台を争っているはずの田林はこんなことになってました。ホイールがひしゃげてる(;_;)

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3周目。心霊写真ではございません。下りに強みのある小林義が若林に詰め寄ったところに、更に強みがある田村が並び掛けた図ですwww。このあとスピードの次元が違う田村があっさりと2人を交わしていきます。こんなところも見ていて面白いところですね。

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4周目。上位3人は変わらず、酒居が40代3人の一角、山崎を崩して四位に上がります。後方集団から抜け出たのも澤田泰。50代は基本後半強いのがデフォですね。小林義、古庄、若林、田村、塩見、浅井、集団最後尾の戸田の前に追い上げてきた水谷父ちゃんが入ってきます。

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5周目。レース巧者の石川が粘っていた多賀を料理して2位、40代1位の座をゲットしてゴール。多賀もエリート20位前後のペースで全体3位、40-2位で表彰台。

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全体4位、50代1位に酒居。そして、メット撮ってと強要され……違うっ……事前ネゴしてバイクなしの頭部のみの絵を提供したのが山崎。全体5位、40代3位。奥様の影響かここのところすごく調子が上がってきていますね〜。これは2枚提供したうちの採用されなかった方でございますwww。

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有持真人は、ライバル酒居に置いて行かれてしまったものの、大崩れすることなく走りきって全体6位、50代2位。澤田泰は追撃及ばなかったものの全体7位、50代3位と復活。スタートで飛び出して、一旦後退して後方集団で揉まれた小林義は再度抜け出して全体8位、40代4位、表彰台ならず。

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古庄は一旦は同じ30代のドラゴン田村の前に出たものの、最後にペースが保てず、スバールバルの戦いは田村に軍配。田村、全体9位、30代2位。古庄、全体10位、30代3位。間に挟まれている若松は最後古庄に交わされて全体11位、40代5位。

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あの大きい身体を運び上げるのは大変だろう、と登りのきついコースではコース脇で囁かれる2019マスターズ50チャンプ塩見は、今回表彰台に絡めず全体11位、50代4位。

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手を骨折してまだ日も浅い浅井は、全く感じさせない走りで全体12位、50代5位。

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短い周回というのもあって80%が適用されたこのレース最後の1人は、水谷お父様。以前より走りが力強く感じるのは、ユース啓人の影響でしょうか。

そして、見逃してはいけないのがマスターズ60。今回、増田謙一の参戦により三人以上の登録となって、クラスが成立したのは展望で語ったとおり。ただ、全日本チャンプジャージの橋本寛二がDNS。ということで、奥村憲央vs増田の戦いとなりました。

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結果は増田の圧勝。驚異の60現る。ですね。

右上の〇fを押すとリンクに飛べるみたいです。

4000字を超えたので、つづくにします。

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