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Coupe du Japon MTB 2021 朽木 展望

さて、2021年シリーズの第二戦です。

レースの正式名称はCoupe du Japon びわ湖高島です。Coupe du Japon のあとにMTBは付かないし、開催地も朽木でなくびわ湖高島です。

Coupe du Japon設立当初はMTBがついていたと思います。今でもMTBという文字面が所々に残ってます。正式には無いのが正解だったのかもしれません。ですが、Coupe du JaponでMTBの大会と認知してもらうのには一足飛び過ぎるかなという思いがあって、敢えて私はMTBを付けてます。

そして、朽木とびわ湖高島。びわ湖は全国区だけど、朽木と髙島は関東(南東北?)からはどちらも知名度は一緒。会場は朽木スキー場なので、どこ?と聞かれたら朽木と答えた方がピンポイントで伝わりやすい。以前ペアで開催されていたDHの箱館山も同じ高島市市内だったので髙島だと、どちらか分からないというのもあったんですよね。

ま、マイナー競技であることとちょっと通ぶりたいので、Coupe du Japon びわ湖高島→Coupe du Japon MTB 2021 朽木という表現になっていると理解してください。

コースは昨年コンパクトになったコースレイアウトがほぼほぼそのまま採用されるようですね。見る方としては一つの視界に収められる範囲が広くなって展開は読みやすくなります。が、朽木の象徴であった延々延々延々の登りやつづら折れが姿を消したのは少しさびしいかな。

さてさて、会場に行くと、予想に〇〇さんがいなかったよー、とか言われます。菖蒲谷で言うと、橋本さん見逃しの件に対する指摘が非常に多かったですね。正直、本人には申し訳ないなと思うんですが、それ以上にみなさんが読み込んでくださっていることを実感し、感謝であります。

一応スタンス書いておきます。

for初心者、もしくは、自分のクラス以外のレースを見る人向け。当事者のためではありませんwww。初心者がレースを見て感心を持つのに重要なことは、ルールもですが、選手の名前を覚えること。自転車レースはルールが簡単なので、選手を覚えてしまえばレースの面白さは激増します。誰か一人を覚えてその人の順位を追いかけるだけでも、ただ見ているより面白い。で、表彰台に絡む人であればMCさんに連呼されるから記憶の定着にも良好。それに、事前に誰かの予想を聞けば、それと知り合いを絡めて自分の考察を拡げることもしやすくなる。

よって抜け漏れはあるでしょうし、いろいろな誤解によって当事者には気分を害することもあると思いますが、あくまでもコース外の人に向けて会場の片隅でぼやいている程度に考えてくださると助かります。

XCC

菖蒲谷で表彰台に乗った北林力と平林安里がエントリーせず、山本幸平も出てこないので、菖蒲谷XCCでぶっちぎったトップ5からだと竹内遼と沢田時の二人のみの参戦。

そこに絡めるのは……絡んで欲しいのは、エリート一年目、2002年生の松本一成。開幕戦の菖蒲谷ではランキングが無かったため上位24名で戦うXCCに出られなかったものの、XCOではXCCをぶっちぎったその5人の直後の6位。後方からのスタートだったことを考えれば、少し色を付けて考えても良いでしょう。

ということで、順当に考えれば、お遼、トキ、一成。

コース幅もそこそこあるキッズコースを周回するという単純なコースレイアウトなので、付き位置勝負も考えられます。なのでCX二度チャンプのトキも来そう。だけど、菖蒲谷を見た感じではお遼の調子が良さそうなのでお遼にしておきます。

女子は成立せず。

XCO

男子エリート。

ブリジストン沢田時(白)。FUKAYA竹内遼(黒)。PAX宮津旭(オレンジ)。表彰台の真ん中に立つ姿を想像しながらスタートリストの名前を見ると、この3人が引っかかりました。山頂のリフトまで駆け上がる以前のレイアウトなら此処と相性の良いPAX旭で一択な気もするが、昨年、旭はトキとお遼に勝ててないのですよ。

菖蒲谷の走りからまだ二週間。ということで3人の争いは、お遼、トキ、旭としておきましょう。

で、表彰台の一角を崩しそうなのは、崩して欲しいのは、2002年組の4人。昨年此処のJuniorでバチバチやり合い、フラットタイヤのトラブルがらみで劇的なレースを見せたのは記憶に新しい。松本一成(黒)、中島渉(黄)、高本亮太(たぶん赤)、そして鈴木来人(紫というのかな)。前回菖蒲谷では一成が6位、来人が8位。前回の上位3人が居ないのだから十分射程圏内と言って良いでしょう。

大学の看板を背負っているのが3人。村上功太郎(松山大学)、山口創平(日体大)、久保一真(日大)、高本亮太(立命大)

日本のチャリ、ブリヂストン沢田時、PAX宮津旭、色川岳宏、積田連、鈴木禄徳、TOYO FRAME竹之内悠、小森亮平、NESTO詫間啓耀という視点もありますね。

今回はCANNONDALEとSCOTTが居ないので、世界のチャリ系はさびしいかな。

女子エリート

川口うららと矢吹優夏の一騎打ち。

うららが最初からトップでそのまま引き離してゴールというレースを見たい気もするし、優夏と位置を入れ替えながら意地の張り合いをするレースも見たい。パリに向けてレベルをどんどん上げて欲しいな。

三枠目は橋口陽子。平田千枝、早瀨久美、加納尚子を順当として番狂わせあるやいなや。

男子マスターズ

岡本紘幸のライバル……居ないので、フラットタイヤトラブルの多い朽木のいたずら以外にテッペンを阻めないでしょう。

トピックはMASTERS 60成立(今年からクラス成立には3名以上の登録が必要と明記された)。増田謙一というCXでは有名な選手が今年から公になった自己申請ルールでマスターズに移ることが決定。チャンプジャージ橋本寛二、ラシスタ黒ジャージの奥村憲央と競うことになりました。パチパチパチ。自分の走りたいクラスで走れるようになる事は良いことです。^^

大胆勝手な予想
30は岡本、田村竜樹、古庄勇輝
40は石川正道、山崎雅典、若松武史
50は酒居良和、有持真人、田林修吾vs塩見学(此処はバチバチに期待ww) 
60は橋本寛二、奥村憲央、増田謙一

予想外しに期待します。

男子ジュニア

しょうぶ谷ではフレーム割ってしょうぶ出来なかった副島達海2003と菖蒲谷もぶっちぎった柚木伸元2004との戦い。CXでもバチバチやっているそうで、エリートに紛れてしまうレースなれど此処は見逃せない。黄色と青。比較的目立つジャージなので見つけて熱くなりましょう。

男子ユース

エントリー28名。おひおひどんどん増えていってるぞwww。

高橋翔(グレー)が来るのは間違いないとして、その後に誰が来るか。菖蒲谷の結果から、澤井千洋(502肩緑)、楠侑磨(515肩水)、内野佑太(504肩水)、松山海司(511袖青)、青木拓夢(505紺)あたりに、村上苔軍三番手村上ヒカル、山田愛太を加えておきましょうか。

野嵜然新ら今年参戦組もどこまで押し上げてくるか楽しみ。

CSC ClassicでXC復帰をしたという嶋崎亮我も注目しておきます。

女子マスターズ

青木寿美恵と小林真清。webで名前は引っかかれども、N数が少ないので分かりませんww。 

女子ユース

石川七海1人旅。こういう時は他のクラスの誰かと競う。チャレンジと一緒になるだろうから、おじさん全員食い散らかしましょう。

男子アドバンス

エシケンで決まり、と言いたいところでしたが、暫定スタートリスト一番下の行に良く見知った名前を発見。小林勇輝。いいね。

素直にぶっちぎって欲しいと思います。

ってことで、昇格二枠目は江下健太郎。ブロンズコレクターに名乗りを上げるのは小嶋太郎とみるが結果は如何に。

男子チャレンジ

誰が来るか、分かりません。

引っかかったのは、秋山悟郎。ロードは良く知らないのですが、雑誌で特集を組まれるほどの人のようです。

それと言わずとしれたDEF早瀨憲太郎。

この二人で昇格枠が埋まる……かな?



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