もしかしたら私、プロレス好きじゃないのかもしれない？

小学生の頃にプロレスを好きになってもう数十年、その間にあまり見ていなかった時期もありましたが、結局は昭和から平成、令和とプロレスを見ている者です。

週刊プロレスはもう何十年も買っている(ちなみに週プロ派orゴング派でいうと完全に週プロ派でした)んですが、この2年間はそれまでとは全然読み込み度が落ちています。これは環境によるものが大きいと思うんですが、いつも通勤電車で読んでいたのでテレワークになってからは買ったはいいけど読むタイミングが見つからない。

サムライTVも、バトルメンとインディーのお仕事は見てる(本当は女子プロレスのお仕事を一番見てました)んで、週プロと合わせてプロレス界全体の雰囲気は眺めています。
ただ試合中継はあまり見ていないのと、去年以降に増えたプロレス系YouTubeに関してもあんまり見ていません。そんな熱量。

そこで、今まであんまり考えたことが無かったんですが、もしかしたら私プロレス好きじゃないのかもしれない……と思い始めてしまいました。

コロナ禍以降、プロレスを会場に見に行ったのは後楽園ホールに1回だけ。見たい興行はあってもなかなか踏ん切りがつかずに会場に見に行くまでにならない。今の状況はとにかく熱はないけど、興味がないわけではないという感じ。

20年くらい前は金はないけど自由になる時間とバカみたいな熱があったので、年間100興行くらい見に行っていました。3年間くらい。
その後、転職をして平日に観戦できないことが増えたのでガクっと数が減って、熱も冷めて年間1桁台の観戦数に落ち着いた時期を経て、コロナ禍前まではだいたい年10〜20くらいの観戦数で推移していました。この5年はとりあえず見に行こうという好きな選手も現れず、熱が上がらぬままコロナによる無人興行時代に入ってしまい、やんわりプロレス界の上っ面を撫でる時期が続いている今です。

そんな中、最近プロレス見るようになった知り合いとプロレスの話をすることが多くなりました。ここ数年は家族以外とプロレスの話をすることが少なかったので新鮮なご意見を聞くことも多い。
そちらの方が好きなレスラーのことを私はあまり評価していないので辛口の意見になりがちなので、ハナから嫌な顔をして話をするな、などと言われます。
別にそこまでその選手が苦手ではないんですが、私の基準では評価が高くないというだけで、評価が高い人がいても構わないと思っています。そこはプロレスの良いところでもあり、難しいところでもあるなと思います。
ただ人それぞれという範疇の中で、自分なりの答えを出していくことになると思うんですが、自分の中の正解を導き出すための情報として、個々の評価がある思うので正しく情報を入力していくことが必要になると思っているので、それが高くても低くても評価についてはそれぞれ持っているということになります。あなたの好きな選手の評価が低くてごめんなさい。

この数年、私には好きな選手(これは程度によりますが、好きな選手はいますしできれば試合を見に行きたい選手は何人もいます)がいない私には、その人のプロレスの見方が眩しいと感じる事もありますが、現状のようにプロレスを見て分析から入るような状態だと、結果どんどん熱が無くなっていくんだな、と自分のことまで冷静に分析してしまいました。

熱って自分で上げるものじゃない(冷めないようにすることは自分でもある程度できる)と思うので、自分にとっては今のプロレス界に熱を感じない(あくまでも自分にとってです)ので、巡り巡ってプロレス自体が好きじゃないのかも？っていう考えに至ってしまいました。
でも、プロレスにはそこいらの人よりもまだまだ興味があります。たぶん。(好きの反対は嫌いじゃなくて無関心)

興味という点では、知りたいことしか知りたくないので今のTwitterの居心地を異様に悪く感じます。苦手なタイプのプロレスファンのTweetがじゃんじゃん流れてきます。
苦手なTweetは必要な時にだけ見たいからフォローをしていないのに。プロレス界で事件が起きた時にだけ見に行きたいアカウントのうちのいくつかが勝手にTLに流れてくるんです。事件がない時には読みたくないよ。これの影響でもプロレス熱は冷めます。
事件が起きたら見に行くという趣味の悪いTwitterの使い方をしていることは、こんなことが起こらなければ言わなくて済むし、今でも言う必要はないんですが、これによってプロレス好きじゃないかも？と思ってしまうことが事実あるということが訴えたかった。身を切った主張です。(ブロックでもミュートでもなくフォローしないという選択)

今、お金と時間がいくらでもあるんなら多分女子プロレスとインディー団体を見に行く気になるんだろうなとは思います。色々見てると勝手に熱が上がるもんだなと思ってます。

ちなみに今しか見れないという意識から学生プロレスとアマチュアプロレスはできる限り見に行っています。正直、それでプロレス観戦欲が満たされてしまっているという部分はあります。プロレスという競技には興味があるんです。(勝ち負けには興味がないですが、プロレスは試合の勝ち負け、結果だと思っています)

もしかしたら、私プロレス好きじゃないのかもしれない、と思いましたが多分好きだし普通に見続けるんだろうなと思います。今後の課題は好きなレスラーを見つけることができれば良いなと思っています。

年末年始のプロレス界も局地的に盛り上がっていますが、来年も面白い、会場に行きたくなる、そして3000円で観戦ができるプロレスに期待します！

プロレス大好き！