知らぬが仏…

なにも「ばれなきゃいい」って言ってるわけじゃないですよ。
はま寿司の賞味期限問題。これに限ったことじゃないけど。

「知ってしまった」から騒ぎになる。昨日今日の出来事ならともかく、数年レベルでそれが行われていて「大きな問題が起こっていなかった」。知らないなら知らないで、何もなく過ごしていけるんですよ。

私も何回か行ったことがあります。提供されていたものが期限切れだったのかどうかはわかりません。でも、なんの支障もなかったことは確か。

世の中って、知らないほうがいいことって案外たくさんあるんですよ。あと、気にしたら何もできなくなってしまうなんてことも。

外食産業にとって、安心である。安全である。これを大前提にして信頼を勝ち取っていくことは大事だし、それは外食産業にとって死活問題なのかもしれないけど、産地がどうだとか、原料はどうだとか。そこまで細かいことを気にしても。おいしい、おいしくないっていうのは個人の嗜好があるけれども、そこまで気にして、すべてが分からないと信頼できないのなら。

そこまでして外食する資格はないよ。とすら思うんですよね。
多分、大部分の方は、そこまで細かいことは気にしていない。だから成り立つ。一部の人が騒ぐことで、管理コストが高まり、結果、それが価格に転嫁される。

結局、困るのは消費者であって、企業なんじゃないかと。

もちろん企業内のルールを犯したことは許されてはいけない問題なんだけど、1000円程度で食べられる理由があるんだよね。当たり前だけど、1000円でできることには限界があるってこと。それ以上のものを求めたら、価格が上がるのは当然。だったら、知らぬが仏、知ろうとしなくていいんだよ。


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