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太田正志著「スタジオミュージシャン厳選 ギター・バッキングまる覚え」レビュー

こんにちは!summertime loopsです。今回は、太田 正志著「スタジオミュージシャン厳選 ギター・バッキングまる覚え」をレビューします。

織原洋子著「キーボード・バッキングまる覚え」
https://note.mu/summertime_loops/n/n0eb671f6cefe
と合わせてどうぞ。

対象:中級

目次
◆第1章 基本スタイル
ポップスのバッキングをバリエーションを学ぶぞ
ちょっとダークなポップ・サウンドを学ぶぞ
カントリー・ポップのサウンドを学ぶぞ
カントリーにロック・テイストを加えてみよう
R&B風 単音リフから雰囲気を作るバッキング
4つ打ちモノのバッキングを学ぶぞ
◆第2章 ワンランク上のバッキング
リズミックナバッキングを学ぶぞ
6/8表紙のバッキングを学ぶぞ
ソウルなバッキングを学ぶぞ
ファンキーなバッキングを学ぶぞ
◆第3章 更なる飛躍を目指そう
ブルースのバッキングを学ぶぞ
ジャズのマイナー・ブルースのバッキング
循環モノのバッキング
ジャズ・バラードのバッキング
ボサノヴァのバッキング
マイナー・キーのボサノヴァ


この本はいわゆるギター教則本で、135のバッキングパターンがのっています。キーボード・バッキングと同じように主に8小節パターンで、TAB譜と五線譜がのっているため作曲・演奏ともに活用できると思います。

1ジャンル1コード進行で統一されており、なかなか雰囲気が出ていると思いました。

ただし、幅広いジャンルが掲載されているのはとてもいいのですが、残念ながらアコースティックギターのバッキングは少ししかのっておらず(ボサノヴァのみアコギ)、またスローテンポなジャンルがほとんどでロック系のバッキングがのってないのはマイナスポイントかな。

またスライドやミュートなどの奏法の記号の解説もないので、ピアノ出身の私は少し苦労しました…

音源の入ったCD付きです。

個人的にはキーボード・バッキングの方がオススメかな?


文責:summertime loops
最終更新:2015年2月13日 23:22

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