伊藤涼著「作詞力」レビュー
こんにちは。summertime loopsです。先週勝手に休んでごめんなさい!
毎週金曜日にお送りしているDTM本レビューのこのコーナーもついに第10回。パチパチパチパチ。今回はリットー・ミュージック社から出ている伊藤涼著「作詞力」を紹介します。
対象:初級~中級
目次は省略。
そういえば作詞本をレビューするのは初めてですよね。といってもこの本は純粋な作詞本ではなく、作詞エッセイとなっております。
著書の方は、2001年にジャニーズ・エンターテイメントに入社しその後独立された、現役の作詞家・プロデューサーさんです。
作詞の技術的なことはもちろん、自身の経験をもとにしたコンペの話やお金の話が聞けるのは貴重だと思いました。文章も読みやすく、ガッツリ読むというよりはスキマ時間に読む感じでしょうか。
著者のリリック語録というのも面白いです。例えば
・良い歌詞はメロディと言葉の素晴らしいマリアージュから生まれる
・必要なのはコミュニケーション能力と対応力とセンス、才能はオマケだ
などなど。
プロの心構えを知る、作詞家目線を身につける、という点で、いろんな人におすすめです。
文責:summertime loops
最終更新:2015年3月13日 12:31
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