見出し画像

ヲノサトル著「作曲上達100の裏ワザ」レビュー

毎週金曜日はDTM本を紹介しています。今回はヲノサトル著「作曲上達100の裏ワザ」です。

対象:初級~中級

目次
■第1章 作曲体質を養成する裏ワザ
■第2章 作曲する環境設定の裏ワザ
■第3章 説得力あるメロディづくりの裏ワザ
■第4章 感動のハーモニーづくりの裏ワザ
■第5章 ノレるリズムづくりの裏ワザ
■第6章 アレンジで曲に磨きをかける裏ワザ
■第7章 先人の知恵に学ぶ裏ワザ
■第8章 効率的に作曲を続ける裏ワザ
■第9章 途中で挫折しないための裏ワザ
■第10章 ユニークな個性を表現する裏ワザ


第1回目で紹介した、川村ケン著「思いどおりに作曲ができる本」が正統な作曲本だとしたら、この本はタイトル通り裏口から攻めていく本です。TIPS集、ヒント集だといえばわかりやすいでしょうか。

例えば、第2章「作曲する環境設定の裏ワザ」なら

・「楽器で作曲派」ならあらかじめ接続しておこう
・「パソコン作曲派」なら初期状態を複製しておこう
・煮詰まったときのために資料をそろえておこう

などなど。

理論書というよりは読み物に近く、パラパラめくるのも面白いので、気分転換に読んだり、通勤・通学中に読んだりするのに最適だと思います。

TIPSのチョイスが良く、作曲する上での心構えも多くのっていて、楽しめました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?