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篠田元一編著「DTM打ち込みフレーズ制作技法」レビュー

こんにちは。summertime loopsです。毎週金曜日にお送りしているDTM本レビューのコーナーも9回目。今回はリットー・ミュージック社から出ている篠田元一編著「DTM打ち込みフレーズ制作技法」を紹介します。

対象:中級

目次
■第1章 MIDI PROGRAMING
■第2章 DRUMS PROGRAMING
■第3章 BASS PROGRAMING
■第4章 GUITAR PROGRAMING
■第5章 HORN PROGRAMING
■第6章 STRINGS PROGRAMING
■第7章 KEYBOARD PROGRAMING

全327ページと分厚い本で、目次の通り6つの楽器ごとに、奏法とジャンルごとのフレーズが載っています。

フレーズに割いたページ数は多いですが、どちらかというと理論的な奏法についての解説がためになりました。楽器ではドラムスが1/3を占めています。

例えばベースの説明では、エレクトリック・ベース、ウッド・ベース、フレットレス・ベース、シンセ・ベースの各楽器の特徴から、ベロシティ、デュレーション(音の長さ)、ロケーションについて、またもちろんミュート、ゴーストノート、グリッサンドなどの奏法も解説されています。この解説の後にロックやバラードなどのフレーズがのっています。

フレーズも、五線譜だけではなくベロシティなどの3つの要素の具体的な値がのっているので、グルーブ感を出しやすいと思います。

まずまずの本だと思います!

文責:summertime loops
最終更新:2015年2月20日 22:36

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