瀬戸内自転車旅17-弓削島,生名島-
2020/10/27
おはようございます。
いやほんと毎日いい景色だなぁ。
早速ですが散歩がてら昨日見逃したナタオレノキをみに行きます。
朝日。
山道。
イノシッシ……
いやまぁね、猪めちゃくちゃ多い島だからね…。遭遇するよね。4頭くらいいました。
しまなみに自転車旅に来て猪に遭遇している人、かなりレアでは?
そして到着。看板あった。
看板の右のナタオレノキ。
ナタが折れるほど硬いとされている木で、シマモクセイともいいます。
結構珍しいマイナーな木だそうです。お宿の名前もここから。
とりあえずみられてよかった。
またイノシッシに遭遇したりしながら下山。普通にこえぇ…。
町をも少し散策します。
こちらは島の小中学校。
めちゃくちゃ小さいです。
小教室とあります。
理科室とかも含めて部屋数は5くらい。
10年ほど前まで生徒がいた様ですが、その頃から相当生徒数は少なかったのですね。
時が止まっている。
島に似つかわしくない近代的な建物は集合住宅。
木村さんもこちらに住んでいるそうです。
あとは診療所と集会所。
これでほぼ全て。
猪が多いからか、農地もほとんどなく。
かつても漁業がすこしあっただけ。
なんという静かな島…。
朝御飯はたこ飯と煮付けの余りを食べました。余ったものはおにぎりにして。
やっぱりお魚ひとりでは多いかも。何人かで行くと良さそう。みんな高井神島に行け!
ゴミはクリーンセンターというところに自分で捨てにいく。とても小規模。
そして気になるお値段は…3000円でした。
えぇ…釣りとかお魚とかおビールの価格入ってないやん…ええのんか…ええんか…。
善意と商売の境目がわからんとか思ったいたが全部善意だった…。
ありがとう…ありがとう…。
高井神島のブロマイドも貰ってしまいました。大事にするよ。優しいが過ぎる。
木村さん、また来るから元気でいてね。
船着き場にある写真。
この数年でどんどん人が減っている。
この頃はまだこんなに居たんだよって言う木村さんが悲しい。
なんだか泣きそうになった。
ついに出港。
木村さんが見送ってくれる。
改めて見ると、本当にちょっとしか人の居住区がないのがわかります。
不思議な島でした。
また好きな島ができました。
次に来るまでどうか元気でいてほしい。
弓削島についたら、行けていなかった「潮湯」に。
ここは海水温浴施設です。市民プールみたいな感じで、水着と水泳帽が必要。
自分は汐見の家で借りてきました。
水着、やはり旅に1着あったほうがええなこれは。
海水ミストサウナとか海水プールがあり、中はとても充実。
露天もあります。
1時間入ってめちゃくちゃ温まったところでお昼御飯。
気になっていたお好み焼き屋さん「西野」に来ました。
ローカルなお店良い~。
旨そうすぎる。
並みにしたけど大盛でも食えたなぁ。欲張って生きるべきだ。
お客さんに無花果ももらった。デザートに食べた。
汐見の家の管理人のケイコさんにも再会。
ケイコさんにはせとうち交流館でもさんサンセットクルージングでもお会いしております。
町狭いにしてもなんかめちゃくちゃ会うな!?
ところで、今回の旅で住むとしたら弓削だなぁと思いました。
程ほどに店もあるし、静かだし、人が優しく気候が安定している。入浴施設も充実。因島に出れば買い物はなんにも困らない。これから岩城橋ができればゆめしまに来る人も増えるので経済的にも先行きが明るい。
とてもいいところだ。
弓削あたりに移住するなら今だぞ?
このあとは生名島へ。
たぶん皆さん忘れていると思うのですが、この旅一応自転車旅なんですよ。
なのでとりあえず島を一周とか。まぁたまにはやってみます。
生名島と岩城島を結ぶ岩城橋。2022年に完成予定。
建設中の橋はなかなか見ることないので楽しいです。
地図でみてなんだろうと思っていた場所。
養殖場でした。
防波堤アートふたつ目。かわいい。
生名島、何にもねぇかも。
一周してしまいました。
流石にここらで少し考え始める。
Wi-Fiのある立石港で作戦会議。
…なんかわし采配をミスっていたな。生名から岩城に行く船なかったわ。一度因島にワンバンしないといけない。
あと岩城にキャンプできそうなところ、地図でみる限りでは無さそう。時間的にも今からうろうろして探すのは危険………。
あーーー!!もう生名島に泊まろ!
役場で手続きして「サウンド波間田」に来ました。
1泊1050円。水道とか使うと課金されるシステム。
こんな広い芝生サイトがあるのに
あえて海辺にテントを張る。
海辺好きなんだけどペグが刺さらないのがなぁ。
自分にとってキャンプは、食事を楽しむとかアウトドアを楽しむとかいうものでないことに最近気づきました。
ひとりの空間を作り上げ、焚き火をしながら少しのお茶やコーヒー、美味しいお菓子。
それからラジオ。十分なんですよね。
人生に必要な全てのものが詰まっている。
兎に角ひとりの安らぎ空間を作ること。
なのでキャンプ場、あんまり好きじゃなくなってきました。確実に寝られるという事しか利点がない。まぁ閑散期狙っているのでそこそこひとりなんですが。
しっかり休息をとりつつも、ひとりで静かに過ごすキャンプ…というか野営はなかなか難しいです。山は獣とか居るし、海川は増水の危険があるし。
満足のゆく野営が出来るようスキルを身に付けないといけないなぁと感じました。
脳みそがしんどくなったので、夜はダウンロードしておいた和山やまさんの「カラオケ行こ!」を読みます。
発売日見逃していたのです。みんな教えてよ~。
はい、これね、めちゃくちゃに良かった。
はちゃめちゃに良かった…っ!良かった…っ!
こんな良い漫画を読めて幸せです。旅してるより幸せですよこいつぁ。
みんな読みましょう。和山先生の過去2冊も読み返してしまった。
何時も通り焚き火が消えたら寝ます。今日は少ししっとりした木だったのでゆっくりと燃えていきました。
風が少し強くテントがバタつくので耳栓をしました。
少し冷える。来月はも少し防寒しないとな。
おやすみなさいー。
旅の費用にさせていただきます!