アルバハNでトレハンをいれると怒られた!なぜ!?
注:2019年5月の記事です 現在の仕様とは違う可能性もあります
この現象の元凶である”すみ”です
私自ら詳しく解説していきたいと思います
先に言っておきますが
私はこの知識が重要なものだとは思っておりません
初期にツイートした通り、そこまでの差ではないと思ってます
ではなぜ解説するのか?
単純に解説したくなったからです
実際の解説は最後なので飛ばすといいよ
そこまで揉めなくても…
以前に出した表を見ればわかるが、トレハン9とトレハン1の違いって915個vs900個の差でしかないんですよ(30人合計で)
多くもらえる人で3個差
3個って"少ない量"ではないけど、"揉めるほどの量"でもなくないか?
しかも、これを理解するためには
・ドロップのシステム
・順位箱のシステム
・アルバハNのドロップテーブルおよびドロップ率
とたくさんの知識が必要になる
こんなオタクな知識は持ってなくて当然です
ちょっと知ってるからってマウント取りに行く人が多いなと思います
トレハン禁止で募集してるのにトレハンが入ったら怒るのも分かるけど
いちいち晒さなくても・・・
愚痴はこれくらいにして
本題に入る前にもう少し愚痴らせて
中途半端な理解は逆に危険
この知識が広まるに際して中途半端に理解された場合に起こる危険な勘違いが2つあります
勘違い1.トレハンは入れると損することがある
勘違い2.アルバハNではドロップアップは損する
1.は厳密には間違いではないが、
トレハンで損するのはアルバハNという極めて限られた状況だけです
「他はすべてトレハン入れ得」
1の勘違いのせいでトレハンを躊躇するようになってはトレハン教会としては困ります
トレハンは常にいいもの
みんなトレハンを讃えよ
って教えのほうがわかりやすくていいと思う
2.はもっと深刻
さきほどの表を改めてみてみましょう
団サポのみでは大損だと分かります
中途半端な知識で「アルバハNにはドロップアップはいらない」と勘違いしてしまうと大損です
以上の2点の勘違いが高確率に起こると予想されるため、この知識はメリットよりデメリットの方が大きいと思ってます
つまり広めないほうが良い知識なんですね
だから広めないようにしてたのに、いまとなっては各所で中途半端に広がってしまってます
広まってもらったもんはしょうがないので
それならば正しい知識が広まるべきだよね
解説
ドロップの仕組みと順位箱の仕組みを解説してから図で分かりやすく説明するつもりだったんですが
飽きたのでやめました
いつか気が向いたら加筆するかも
加筆しました!(2020/12/19)
先にも述べた通り中途半端の理解では逆にやけどします
しっかり理解しましょう
1.ドロップのシステム
公式から発表されたものがあるのでそちらを踏まえて解説する
元の動画のリンク↓
https://youtu.be/SDoFfRYxml0?t=12352
・ドロップアップは宝箱の中身には影響しない
・最大8つの宝箱が設定されており、それぞれ固有のドロップ率が設定されている
・ドロップアップは宝箱のドロップ率を引き上げる効果がある
・それぞれの宝箱には中身および抽選率が定められている
出典 グラブルフェス2018 Day1 グラブルQ&Aセッション
・計算式はゆゆたんさんに詳しい
ドロップ検証班では宝箱にそれぞれ箱1~箱8、自発赤箱、順位赤箱、青箱という名前を設定しドロップテーブルを公表している
抽選率に影響しないならばトレハンを入れるデメリットはないはず
しかし以下の順位報酬の仕組みにより例外がうまれてます
2.順位報酬のシステム
以下、箱1~6、自発報酬、順位報酬のマルチバトルを想定して解説します
・マルチバトルにおいては貢献度上位に特別報酬が設けられます
・1位の場合は必ず赤箱です
・2位以下の場合は順位報酬は「赤箱」だったり「普通の宝箱」だったりします(これ以降、順位赤箱と順位通常箱と呼ぶ)
・順位赤箱は固有の抽選率が設定されています
・順位通常箱では
箱1~箱6のドロップ判定が再度行われます
落ちた宝箱のうち、一番番号の小さい宝箱が順位報酬になります
順位通常箱においての箱1~箱6にもドロップアップが作用します
その影響により箱2に目的のアイテムがある場合にドロップアップが邪魔になることがあります
3.アルバハNのドロップテーブルおよびドロップ率
図は音黒くろさん(@otokuro2)の公表しているドロップテーブルです
1行目が宝箱の名前
2行目がドロップ率
3行目以降が中身のアイテムです
箱2の「メテオライトの欠片」が欲しい場合です
箱2の元のドロップ率が75%なので
100÷75=1.333...
で1.33倍のドロップアップをかければ確定でドロップします
つまりそれ以上のドロップアップをしても「メテオライトの欠片」は増えません
・次は順位通常箱の場合です
箱2に目的のものがある場合は
「箱1がドロップしない」かつ「箱2がドロップする」
ことで入手できます
箱1の元のドロップ率が60%なので
ドロップアップ1.33倍ではドロップ率80%になります
つまり箱1がドロップしない確率は100-80=20%です
ドロップアップ1.33倍において「箱1がドロップしない=20%」かつ「箱2がドロップする=100%」となり20%の確率となります
ではドロップアップ1.5倍ではどうなるでしょうか?
同様に計算すると「箱1がドロップしない=10%」かつ「箱2がドロップする=100%」となり10%の確率となります
ではドロップアップ1.0倍ではどうなるでしょうか?
同様に計算すると「箱1がドロップしない=40%」かつ「箱2がドロップする=75%」となり30%の確率となります
つまり「順位報酬」においてはドロップアップをすればするほど箱2の可能性が減り、ドロップ率1.67倍で0%になります
逆に通常ドロップはドロップアップをすればするほど箱2の可能性が増え、ドロップ率1.33倍で100%になります
騎空士鮫ミンさんのグラフが分かりやすいです
順位報酬と通常ドロップの合計が最大化するのはドロップ倍率1.33です
以下の表は「通常のドロップ」と「順位報酬」を合計した箱2のドロップ数の期待値です
黄色が一番期待値が高いところです
倍率1.33が最高になります
しかし、倍率1.33ちょうどは無理なので近いものとなります
2~6位の人にとっては1.32倍が最高です
しかしそれでは通常ドロップの箱2が確定にはなりません
つまり、1位および7位以下の人は損することになります
30人の合計の期待値でみると1.38倍や1.44倍の方が優秀となります
以上、解説でした
ドロップのシステムをすべて理解して初めて分かる複雑なものです
野良に求めていいレベルでは決してありません
箱2のドロップ率については
すみ:https://twitter.com/SSumiwatari/status/917725574751076352
騎空士鮫ミンさん:https://twitter.com/usa_akasa/status/1026067503561101314
の検証をもとにしています
他のトレハン教徒も同様の解説しているので下記もご参照ください
音黒くろさん
騎空士鮫ミンさん
団サポ+雫10 と 団サポ+トレハン1 の比較(2021/1/3追記)
結局どっちのほうがいいのだろうか
結論を言うと大きな差はないので主催者に従うのが良いと思う
主流は団サポ+雫10になっているのでそれに従うのが丸いだろう
ドロップ倍率
団サポ+雫10 = 1.32
団サポ+トレハン1 = 1.44
1. 団サポ+雫10のメリット
3位を常に取り続ける場合は、倍率1.44に比べると1.38個多くの箱2を取得できる
以下に3位を取った回数における、1.32倍と1.44倍の比較を載せる
3位を6回取った時点で1.32倍のほうが得となる
2位のみでは8回が損益分岐点である(表は省略)
2. 団サポ+雫10のデメリット
箱2が確定にならない
雫を忘れると大幅に損する
30人合計で考えるとトレハン1に比べると少なくなる
3. 個人的な考え
どっちでもいいと思うが、トレハンなし+雫10の場合は雫10が必要であることを共通認識として持っておく必要がある
そのハードルは非常に高いなと思う
雫10がなかったら箱2を3個も減らすことになる、これはすごく大きい
3位の1.3個のために知らない人が3個減らす可能性があるということである
実際におそらくその現象は発生していると思う
トレハン禁止を推奨する人はぜひ雫10必須も同時に啓発していただきたい
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