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インバウンド マーケティングを通して「滅びない地方を創る」株式会社BEYOND 道越万由子さん

地方の魅力ある食べ物や景色、温かい人達をWebやSNSを通して世界に発信し、人や物、お金が循環し続ける、そんな滅びない地方創りをされている道越万由子さんにお話を伺いました。

プロフィール
1983年千葉県生まれ
両親は長崎県 五島列島の出身。

社団法人JIFインバウンド連合会 副幹事長
いばらき広報戦略アドバイザー
SNSマーケティング・インバウンドマーケティングプロデューサー

新卒から10年以上IT業界でWEBマーケティングに従事し、インバウンドPR・集客プロデューサーとして活躍。株式会社オプトでSEMコンサルタント、トレンダーズ株式会社にてPRプランナー、ベンチャーにてECコンサルタントを経て、2015年より、海外・SNSマーケティング事業を立上げ、自治体や大手企業の海外マーケティングの運営やインバウンド集客の100社以上のプロデュースに携わる。2016年9月に、インバウンドPRに特化したマーケティング会社である株式会社BEYONDを設立し、代表取締役に就任。また、現在は日本のインバウンドや地方を盛り上げるため、社団法人JIF日本インバウンド連合会の副幹事長なども務め、全国の自治体や企業向けにも年間50回以上の講演を実施。

「滅びない地方を創る」

記者 よろしくお願いします。
道越 万由子さん(以下、道越) よろしくお願いします。

記者 道越さんの夢をお聞かせください。
道越 私は今、BEYOND(ビヨンド)という地方創生×インバウンドのマーケティング会社をやっております。この会社を立ち上げようと思ったきっかけは、新卒から10年以上IT業界で働き、Web広告の運用、通販、PRなどをやってきました。その中で、4年前にインバウンドで海外に日本の地方の情報を出せないか、というお仕事を頂き、そこからSNS等を使って発信した時に、すごく反響があったんですよね。あ、これは凄く面白いな!って。
 元々、私個人は千葉出身なのですが、両親は長崎の五島列島の出身なのです。ここは昨年世界遺産になったのですが、現地はすごく過疎化が進み、両親の出身中学校も廃校になる等、本当に深刻な状況なのです。このまま何もしないでいたら、何十年か後には無くなってしまうのではないか、と思うくらい人が減ってきているのですが、そういう地方をWebやSNSを使って世界に発信ができるので、もっと盛り上げていきたいな、と。
日本はこのままいくと人口が減っていくと思うんですよね。日本はもっと世界の人を受け入れていかないと、滅びてしまうと思うのです。そうなる前に、私ができるWebやSNSというツールを使って、もっと地方に海外の人を呼べたらいいな、というのが、直近の目標なんですけれども、それを通して今の会社メンバーと「滅びない地方を創る」というのが、私の今やりたい事であり、夢です。

記者 その想いのあるメンバーはどのように集めたんですか?
道越 元々は前職で一緒にやっていたメンバー3人で始めました。そこから私がこういう事をやっているよとSNSで発信したり、友人に話したことで、共感してくれる人がすごく集まってきたんです。一緒に手伝いたいとか、声をかけてくださる方が結構いらっしゃって、その中から採用しました。地方創生をやりたいと、凄く想いがある方が集まっているので、一体感があるんです。そこは凄く会社としては自慢だな、と思っています。
 ただここから、ラグビーのワールドカップや来年オリンピックもあるので、もっとインバウンドは加速すると思うんですね。そうなった時に、もっと一緒にやれるメンバーを増やしていきたい、と思っているので、これからはインバウンドで盛り上げたいっていう軸に共感してくれる人を、増やしていきたいな、と思っています。

「オリンピックがゴールではなく、どうリピーターを創っていけるか」

記者 「インバウンド」というのは、具体的にどのようなイメージなのでしょうか。
道越 今、日本でインバウンドと言われているのは、訪日外国人旅行客を呼ぶっていうイメージが一番強いと思うんですが、そもそも「そこに向かってくるもの」という意味なので、都心の人やビジネスで来る人、住んでくれる学生を増やすのもそうだと思うので、地方に来てくれる物、人、お金を増やす、という全ての意味がインバウンドかな、と思っています。
 その中で今取り組みやすいのが、訪日外国人。オリンピック等、これから色々とあるので、そこに向けて、どう地方を知り来てもらえるかというのが、この2年はすごい大事だと思っています。
 ただ、オリンピックがゴールではないので、オリンピックをきっかけに、どうリピーターを創っていけるか、日本に来た事がない人達をどう日本に来てもらうか、その為にどう発信し、受け入れていけるか、という事が凄く大事だなと思います。

記者 その夢に向かって、どんな目標や計画を立てているのですか?
道越 今私たちが関わっている自治体さんは、ちゃんと成功させるというところですね。成功事例をしっかり作っていきながら、それを色んな地方にも展開していきたいな、と思っています。インバウンドマーケティング業界では1番になりたい、と思っています。

記者 その為に今、どんな事を基本的にされていらっしゃるのでしょうか?
道越 どんな地域でもコンテンツって絶対にあると思っています。地元の人が気付いていないけれど、外の人から見ると魅力的になるコンテンツって沢山あるので、外からの目線や外国人目線を入れてあげる事で、今あるものが生きてくる事がすごく多いのです。今あるものを一度見直して、コンテンツとして磨き上げ、それを私たちが得意としているSNSを使って世界に発信するというのを、今取り組んでいます。地方の人達ほど、想いとコンテンツはあるのに、どうすればいいか分からなかったり、SNSが遠い存在になっているんです。そういうところに機器とかノウハウを教えて差し上げるだけで、凄く変わってくるので、そこを地道にやっていきたいな、と思っています。

「このまま過疎化がすすんだら、どうなるんだろう」

記者 夢に向かうきっかけは何だったのですか?
道越 両親が離島出身というところはありますね。この仕事をする前は、過疎化が進んでいるんだなとふわっとしか感じていなかったんですけども、決定的だったのは、両親の出身中学校が廃校になり、両親が凄くショックを受けていたんです。自分の母校が無くなるのは、悲しいじゃないですか。このままいったら何十年か後にはどうなるのだろう、というのがきっかけでした。
 前職でネット広告の運用をやり、次にインバウンド業界にきた時、ネット広告に長けている人はまだまだ少ないので、これまでのノウハウを活かせば、もっと地方の方達にも喜んで貰えるし、凄く地方が活きるなと思ったのがこの事業をやろうと思ったきっかけですね。
  今思い返すと、私はサラリーマンが向いていなかったんです。自由にやりたい、という想いがずっとあったし、小さい頃から自分の会社をやってみたい、という想いがあったんです。女性って結婚して子供が生まれたりすると、仕事休んだりキャリアが下がったりと、ハードルがあると思うのですが、自分でやれば自由なんじゃないか、と思って。ずっと仕事はしたいと思っていたので、であれば自分でやるのが一番じゃないかって思ったのがあります。

記者 それを実行できるって凄いことですよね。
道越 ずっと言い続けてたら、トントンってなったので、ずっと言い続けるって大事だなと思います。周りの方が協力してくれたり、自然とそういう環境になっていったところもありますが、私は決められた枠の中でやらなきゃいけない、という事に違和感があったので、大変なこともありますけど、ストレスよりも楽しさのほうが大きいので、今が一番楽しいです。

記者 本日は貴重なお話をお伺いさせて頂き、ありがとうございました。
道越 ありがとうございました。

道越さんに関する情報はこちら
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◇HP◇株式会社BEYOND

◇Facebook◇

【編集後記】
今回インタビューの記者を担当した、住吉と南出です。
芯がありつつも柔らかく、しなやかさを持ち合わせた道越さん。お話を伺う中で、最初の印象以上に、明治維新を興した侍のような熱い意志で、周りを幸せにしながら新しい道を切り拓いていく道越さんの姿勢に心打たれました。滅びない地方創り、心から応援しております!

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この記事はリライズ・ニュースマガジン”美しい時代を創る人達”にも掲載されています。


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