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【JO1オタクが生まれて初めてフェスに参加してみた】

はじめに

こんにちは。私はフィギュアスケート、ミュージカル、バレエなどの観劇、JO1のオタクになってからはアーティストのライブに参加したことがあるだけの、クラブにも行ったことのないつまらん人間です。そんな私が35歳になった当日に生まれて初めて参加したフェスについて記録を残しておこうと思いブログを書いてみました。

GMOとJO1

まずはKPOP系ボーイズグループのJO1がなぜEDM系フェスに参加することになったのか、その経緯を記しておこう。
事の発端は、日本の熱い「人、場所、文化」を発掘して、日本中にそして世界中に発信するプロジェクト「HOT JAPAN」のアンバサダーにJO1が選ばれたことから始まる。GMOインターネットグループをはじめ、三井ショッピングパーク、ANA、Gulliverなどが協賛している。いうなれば国が主導していたクールジャパンの民間企業版(地方創生も兼ねている)に、GMOが乗っかり、JO1ファンにGMOのネット回線に契約してもらおうという狙いである。

契約するとJO1のルーターがもらえて、配信イベントに招待されるよ!(宣伝)
ちなみにGMOとは関係ないが、HOT JAPANプロジェクトで撮影された富士山とJO1のパフォーマンスビデオがおすすめなのでこちらも宣伝しておこう。


そんなプロジェクトが進んでいたある日突然GMO社長がつぶやいた。そこにJAMが反応しJO1の事務所と交渉が始まる(上記参照)
その後中間報告も含めて随時状況を共有、12月23日に正式決定としてGMOソニックへの出演が発表された。

JO1は2020年3月にデビューしてから、約3年目で初のフェス出演となった。他グループとの合同ライブは、MTVやKCONなどで出演済みだが、EDM系がメインの完全アウェーのフェスは初めてだ。しかもアルコールあり、アリーナはスタンディング仕様。さらにはコロナ禍デビューのJO1にとって、歓声OKのライブも初めてと、初めてづくしの出演に否が応でも期待と不安が高まる。

いよいよ当日

さてついに1月29日、自分の誕生日にJO1に会えるという喜びとともにさいたま新都心駅へ。
会場はさいたまスーパーアリーナ。収容人数37,000人。JO1が出演してきた会場の中でも京セラドームに次ぐ大きさである。

チケットは以下の3種類。

・PLATINUM STANDING ¥24,000
・GOLD STANDING ¥16,000
・SS指定 TICKET ¥13,000

初日は完売していたが、2日目は完売に至らず。
私は友だちと一緒に、JO1が出演交渉を始めた段階でPLATINUM STANDINGを購入していたので、ひたすら出演されることを願っていた。お金が無駄にならず本当によかった(冷や汗)

twitterでは、早朝から並び始めたファンが7時半の時点で300人くらいいたとか…さすがにそんなに早くは行けないので、10時半に会場へ向かう。すぐにアルコール購入のためのリストバンドをGET、飲む気満々だ。11時開場まで時間はあったが、大勢が並んでいた。緑のJAMスウェットが目立つ。心強い。

大きい!!

GOLD STANDINGのほうはかなり並んでいた。

10時半ごろ。行列。

PLATINUM STANDINGは行列少なめ(に見えたけど、先頭の先の階段下まで並んでいたかもしれない。)開場されて列が動き出したものの、実際室内に入れたのは40分後くらいだった。朝から何も食べていなかったので、列に並んでいる間に友だちに買ってもらった肉まんをほおばる。(肉まん代払ってなかった、ごめん!)そしていよいよ会場内へ!!

まずはお決まりの手指消毒と検温、荷物チェック、チケット確認、手首へのリストバンド装着。入口すぐ隣の荷物預け場所へ。大きなゴミ袋のようなものに荷物を入れ、シールに名前と電話番号を記入し貼り付け、控え番号の書かれた紙を渡される。これは無くさないようにしないと。

OVER20とPLATINUM STANDINGのリストバンド。

恐る恐る…しかし興奮しながら会場内へGO!!

OPENING ACTのPLATINUM STANDINGエリア。

一度PLATINUM STANDINGのエリアを下見。まだOPENING ACTなので空いている。それでも爆音と巨大スクリーン、レーザー光線の迫力に圧倒される。

スクリーンがデカすぎる。
ソニッくまの目からビーム

Kep1erまでまだ時間があるので、お昼ご飯に。タン塩串焼きとソーセージ。友達は牛カルビキムチ丼。PLATINUMにはドリンクチケットが2枚ついているので、さっそくビールをいただく。(チケット1枚でビールorソフトドリンク1杯、チケット2枚でシャンパン1杯)

なんかすごい組み合わせ。

PLATINUM エリアには高みの見物エリア(命名自分)があり、1段高い場所でお酒を飲みながらステージを観ることができる。テーブルが少ないので、1人でいたお姉さんに相席させてもらう。コミュ力お化けの友達が話しかけ、Kep1erのファンであること、元々EDM系も好きなので後半もとても楽しみにしていることを話してくれた。そんな彼女と別れ、我々は未開の地、アリーナエリアへと向かう。いよいよ…!!

1組目


Kep1erの出番が近づくと一気に人が集まってきた。

これでもまだ空いている

最前にはとてもじゃないが近づけなかった。前へ行くほど人口密度が上がり、身動き取れない状態に。EDMファン、Kep1erファン、JO1ファンが入り乱れカオス状態。そして始まった。

初めて生で観たKep1erはとってもかわいくて歌がうまくてダンスもキレキレ。推しのシャオティンは女神のように美しかった。実際パフォーマンスを観て惹かれたのはましろちゃん。観客の前でパフォーマンスできる喜びが一番顔に出ていた気がする。良い意味で感情が顔に現れるので観ているこちらもとても興奮した。パッション溢れるパフォーマンスが素晴らしかった。

そしてスマホ以外で撮影していた人たちは、屈強なセキュリティにつまみ出されていた。本当にあるんだ…

Kep1erが終わると一気に後ろから押され始めた。最前から抜け出したい人たちと、少しでも前に行きたいJAMと次のIann Diorさんのファンの間で押し合いへし合い、かなりの圧が。苦しみながら前から10列目ほどにいただろうか。スタッフの方も「後ろに下がってください」、「後ろから下がってもらうのでそのまま待っていてください」など色々試行錯誤してくれていたが、なかなかどうして満員電車のすし詰め状態は解消されなかった。

次のアーティストが出てくるまで少し時間がかかったため、友だちはここで一時離脱。この状態は長くいられない。

2組目


Iann Diorさんのパフォーマンス。プエルトリコの方でアメリカのBillbord Hot100で1位を獲ったこともある人気のラッパー歌手だそう。全曲歌って、英語でたくさん話してくれて、どの方向にも煽りに行ってくれて真摯な対応がステキだった。本当はもっとノリノリで楽しみたかったが、何せ前後ギュウギュウで身動き取れず、手を上げるのもやっと。地蔵にならないように少しリズムに乗るようにしたが、いやはや疲れる…うしろの男性ファンのノリでずっと身体が当たっているのも疲弊した(そして誰も悪くない)。最前近くはこうなるのだと身をもって知った。
最前といえば、地蔵&スマホいじりJAMもいたという目撃ツイートを目にした。合同ライブでもよく見るけど、推し以外の時におしゃべりしたりスマホ見るのは本当にやめてほしい。JO1はアイドルだけど、顔だけのグループではない。歌も踊りも煽りも楽曲も、すべてのクオリティを上げるべく努力しているグループだし、手前味噌だが楽曲だけでも楽しめる音楽性をもったグループだと思う。つまり何が言いたいかって、顔見たさ、ファンサ欲しさにアーティストに対して敬意の無い自分勝手な行動をするのはやめましょう、音楽を楽しみましょうという話。彼らはあなたの欲求を満たすかわいいお人形ではないんですよっと。不満をここでぶちまけちゃいましたね。(ANNXの時に目の前にいたからつい…テヘ)

JO1!!!

さあ!!!!気を取り直してJO1!!!!!
結構すぐ始まった!!気づけば周りはJAMが多い!!
歓声解禁、思う存分叫ぶ!!!
純喜「ボントゥビ!!」
JAM「ギャーーーーーーー!!!!!」
黒とオレンジのレーサー風衣装!!!きまちゃん黒髪サラスト!
景瑚サングラスかけてる!!蓮くん青髪かっこいい!!!!!
ん…?す、スカイ…?
「変態!変態衣装着てる!何それ、えrrrrっろ!!!!」←心の声

そして想像以上にEDMっぽいというか重低音がめちゃめちゃ響く!詳しいことは分からないけど、フェスに合わせて音響調整を行い、EDMファンにも楽しんでもらえるようなアレンジになっている!!!普段のライブとまっっっっったく違う!!!1曲目からぶち上がる。むしろ最前近いからか、重低音が大きすぎて歌声が聴こえづらい。笑
彼らも歌うの難しかっただろうな、という音量の大きさ。それと引き換えにJAMは発狂できたからとてもよかった。いつも聴いている曲が新鮮に聴こえるし、掛け声で盛り上がれた。あうんの呼吸でJAMの合いの手が入るから、どんどん楽しくなる。みんな次はあそこで声出すか…みたいに推測しながら予想通りに掛け声がそろうと快感。

ボントゥビ、Rose、無限大(EDMver)の3曲ノンストップは圧巻の一言。メンバーは滝のような汗で全力パフォーマンス。感動した。
自己紹介を挟んで新曲We good。ステージ左右にファンサしていたらなんとラスサビで真ん中に集まってきた!これはもしや振付がある???と前列のスマホでメンバーが見えなかったので慌てて背伸びをした!!!なんときまちゃんセンターで信じられないくらいかっこいい踊りしてた!!!(号泣)
この曲に限らず、木全翔也という人は本当に美しい、芸術的な踊りをする。感情を踊りに乗せる技術を持っている。技術と表現力がどちらもあるからこそ、人を引き付ける彼だけの唯一無二のパフォーマンスになっている。楽曲の世界にどっぷりと浸かり堪能する木全翔也を見て、そんな木全翔也の沼にどっぷりと浸かり楽曲の世界を堪能しよう…(どゆこと?回文?)

そして、ついに待ち望んでいた歓声を得られたJO1のパフォーマンスは本当に素晴らしかった。音を感じながら、踊りを楽しみ、歌を楽しみ、観客との一体感に身を委ねノリノリに。やればやるほど、ライブの中でどんどん成長していっているのでは?と思うほど、彼らの情熱溢れるパフォーマンスに酔いしれた。

横で腕を組んで観ていたEDMファンの男性。最初は微動だにしなかったけど、徐々にパフォーマンスに集中しだし、最後はスマホを取り出して撮影していた。嬉しい。

後半は怒涛の畳みかけ、JAM歓喜のMONSTAR(フェスでやるんだ!?最高!!)
スピライは一番盛り上がったかもしれない!!低音も高音も鋭く突き刺さり、純喜のハイトーンで大歓声。興奮冷めやらぬまま突然のダンスブレイクからのスパカリ!!なにそれ曲間ゼロ時間でメンバーにも観客にも息つく暇を与えないドSセトリ!!!
そのままEDMverのスパカリ組体操で興奮MAX、JAM全員が待ち望んでいた、スーパーよなたくタイムで大盛り上がり!!!ここはクラブだ!!!ド派手レーザー光線でテンション最高潮!!私もついにパリピの仲間入り!!!
You can ask me now what's the next!!!!
ぐはぁ…!!!燃え尽きた… 

退場曲流しながらメンバーが何か言ってるけど、興奮と大音量で何も聞こえない!!笑 かっこよく去っていくJO1。押しつぶされないよう急いで後方へ向かう私。友だちが見つけてくれて合流!!!キャーキャー叫びながら感想を言い合う。

最近すっかりスカイにメロメロな友だちは、待っている間に即席「ス」を作り上げ、なんと見事スカイに気づいてもらったらしい。天才すぎる。

これを見つけるスカイもすごい。

後ろのかわいいJAMは手のひらサイズの「豆」を持っていたし、前のJAMはマスクに「蓮」が貼られていた。1文字、強し。JAMえらい。

無事にJO1の出番が終わり、満員電車状態から解放されたためシャンパンを飲んで浮かれて普通にEDMをノリノリで楽しみ、一緒のテーブルになった緑スウェット着たJAM2人と大声で会話しながら、関係者部屋で複数人で踊るシルエットを見つけて、あれ絶対JO1だよって言って必死でJAMアピールして大爆笑したのが本当に楽しかった。あとで近くで見たら、全然知らんおじさんだった。うん、最高に楽しかったからいい思い出。

きまちゃんとシャンパンとレーザー光線(どゆこと?)

その後Illeniumさんの演奏が終わって退場。
外で若い子たちがtiktokを撮っていて、すごいな~Dittoかかわいいな~って見てたら、JO1のガリバーダンスで腹筋崩壊したw 健気なJAMだったw

お腹空いたので駅横のロイヤルホストで普通にご飯とパフェ食べて感想言い合って大満足。お友だちには誕生日当日ということでプレゼントもらったりシャンパンごちそうになったりと、かなりいただいてばかりだったので次回は私がごちそうするぜ!フェス行こうぜ!(完全に影響されている)

フェスまとめ

今回はじめてフェスに参加して分かったこと。
・最前に近づくにつれて身動き取れない&見えない
・身長小さい人は少し離れたほうが安全
・スマホ撮影で前が見えない
・少し前後左右空いてる方がノれるし楽しい
・同じJAMならみんな友だち(ノリよすぎ)
・酒とライブは相性抜群
・EDM系の女性、露出具合ハンパない(ビキニ何人もいた)
・EDM集客力が段違い。負けてられん
・観客は音楽好きの集まり。ちょっとウェイウェイしてるだけ(ほら…怖くない)

以上、16時半で退場したので最後はどんな盛り上がりだったのか気になるところですが、初めてのフェス、最高でした!!!!!!
ありがとうGMO!!ネット契約してないけど、これからもよろしくお願いします!!!

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