20150119 『Are You Normal?』

会場→渋谷Milkyway
出演→熱血兄弟
   THE HAKKIN
   ナショヲナル
        BugTheMic
        銀幕一楼とTIMECAFE

個性の強い「アブノーマル」なバンドばかりのイベント。
でも不思議な一体感。
かなりお得な一夜。

着いたら二番手のTHE HAKKINが演奏中。
ちょっとしか見られず。

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3)ナショヲナル

セットリスト
1. 浮雲五人衆
2. サイバーギャル
3. 上海ガール
4. 恋のアヤツリ人形
5. 変なダンス
6. SWIM

今日、すごくよかった。
演奏は熱いけど冷静さも兼ね備えていてバランスよし。
ここのところやっていた新曲関連がなかったのもあった?
それだけではない感じ。

この日、唸ったのは「恋のアヤツリ人形」の使い方。
私が見ている時は、大体一曲目の「ツカミ」としての使い方しか見た事なかったし、私もそれが正しい使い方かなと思っていたけれど。一曲目にフリが多かったりするとちょっとハードルが高い。そして後で「ホントはやりたかったなぁ」と思っても後の祭り。
場が暖まってからの「アヤツリ人形」はうまい。初見のお客さんもナショヲナルに慣れてきたところにあのフリは楽しいと思う。
特にこの日はノリノリでいわゆる「オタ芸」をする男子がいたので特に。

それともう一つ。この日が良かった理由は、Vo.俵田さんが振り付けを間違えたからかもしれない。
通常、大体俵田さんはフリを間違えない。動きが身体にしみ込んでる感じ。
でもこの日は、ところどころフリの出だしの右と左を間違えた。普段の歌を歌いながらも身体の動きは運動部、な感じが少し崩れるだけで、途端に「生身感」が出るのが興味深い。

見てよかった。
今年も楽しませてくれるにちがいない。

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4) BugTheMic

>>プロフィール

初鑑賞。
お客さんの一糸乱れぬ踊りも含めて楽しいパフォーマンス。
ホストクラブはテレビや映画でしか見た事ないけど、最大公約数的にこんな感じなんだろうなぁって思った。
ホストクラブなので、お客さんを楽しませる事が第一。
「ゴールデンボンバーみたい」という声も聞こえて、ちょっと納得もしてみたり。
でも知らなくても楽しい。

Vo.愛条 煌輝琉(あいじょう ひかる)さんは、南明奈似のイケメン。
すごくキレイな顔してて、ホントのホストみたいだった。

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5)銀幕一楼とTIMECAFE

公式サイト→ http://timecafe089542.blog.fc2.com/
>>プロフィール
「歌謡エンターテイメント魔人こと銀幕一楼とバックバンドTIMECAFEによる昭和歌謡を彷彿させた楽曲を提供するエンターテインメントバンド。2010年に現体制での活動を開始。もともとTIMECAFE~時の喫茶~として5人で活動をしていたが、ボーカル銀幕一楼が単体アーティストとなり、TIMECAFEの名をバックバンド4人に譲渡した。銀幕一楼、TIMECAFEのバンドメンバーを総称して“銀幕一座”と呼び、オーディエンスに親しまれている。現在はメインメンバーとして総勢6人で活動中。銀幕一座としての活動の他、シンガーソングライターや司会業を務める銀幕一楼としてのソロ活動や、バックバンドTIMECAFEのメンバーもそれぞれアーティスト活動を展開している。」

初鑑賞。
銀幕一楼さんは、鹿賀丈史似の目つきが鋭い方。
TIMECAFEは、レトロな出で立ちの「楽団」という響きの似合う方々。
銀幕一楼さんの顔とパフォーマンスの濃さに圧倒されたけれど、芸達者な人たちの上手な演奏はそれだけで楽しくて。
正直なところ、そんなに好みの音楽ではなかったけれど楽しく見られた。

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最近ぼんやり思うんだけれど。
今ライブハウスにライブを見に来る若者は、「音楽を聴きにくる(生演奏を聞きにくる)」っていうよりも「一緒に踊る」とか「一緒にはしゃぐ」っていうお祭り的要素に重きを置いているのかな。そういう点ではこのバンドは一緒に騒いで楽しいと思う。
昔で言うと米米クラブとかになるのかな。
あんなに大掛かりじゃなく、もっと小さくてコミュニティみたいだけど。

複雑なフリつけを完璧に踊る=ライブに何度も足を運んでいる=そのバンドへの愛
みたいな、わかりやすい記号を背負って誇らしげに踊る彼・彼女たち。
昔からそういうアピールってあったとは思うけれど、今は何かが違う。
そこら辺は、追々見つけていきたい。

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