20140724 「サークル・オブ・アホ☆スリリング 8」

渋谷Milkywayにて
The Rubies&テッド(Fromザ・キャプテンズ)共同企画

出演
ザ スパンコールドックス
ザリガニ$
首振りDOLLS
ナショヲナル
The Rubies

 DJ ヨースケ
バーテンダー テッド
(両名共ザ・キャプテンズ)
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ナショヲナルのワンマンライブで行った時は広いかなって思ったけれど、今回は狭く感じた。
5バンドもでるので全部は見られないし、ナショヲナルの出番の時間を聞いていたのでのんびり腹ごしらえしていたところ。
当日は都内で雷雨が発生した日で、濡れはしなかったものの電車が遅れててヒヤヒヤ。
ホントは2つ目のバンドくらいから見たかったのだけれど、間に合わず。
着いたら3バンド目が始まったくらい。
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(3番手) 首振りDolls

公式サイト→http://kubihuri.com/

(公式サイトより)
2012年結成後、爆発的成長を続ける今最も危険な三人組。
ドラムヴォーカルをフロントとした3PバンドでありDr./Vo ナオの昭和歌謡やガレージをルーツとした楽曲にGt./Vo. ジョニーとBa. ジョンの初期パンクやハードロックのルーツを融合した独自のサウンドを武器としている。
ホラーテイストなメイクとド派手でシアトリカルなパフォーマンスに乗せた捻じ曲がった感情を吐き出すような歌唱は一つの舞台を見ているようだと好評を博す。
1stALBUM「首振人形症候群」リリースから勢いを増した首振りDollsからこれからも目が離せない!
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セットリストは公表されていないけど

タイムマシーン
ニセモノ
ロックンロール
鏡地獄

は演奏したと思う。
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初鑑賞。

北九州の3ピースバンド。
歌うドラマーがセンター。
両脇をベースとギターが固める。

演者もファンも若い。
初見だしちょっと遅れたのでおとなしく後方で鑑賞。

メイクばっちりだしルックスもいいので、演奏はどんなんだろうと思っていたら骨太なパフォーマンス。
演奏も上手で。
これは、人気あると思う。

メインボーカルの歌うドラマーの彼は、和装みたいな衣装と相まって妖艶な感じで。
歌声は猫の舌のようにざらりとしている。
お客さんをあおる感じに若さを感じるものの、これからどうなっていくか楽しみ。

音楽は、正統派なロックに思えるけど。
公式サイトの紹介文にあるように、昭和歌謡の匂いもして、親しみやすい。

歌詞をちゃんと見た事ないので聞き取れる範囲でしか言えないけど、
下の記事に貼った「ロックンロール」という曲の
「最高の酒と 最高の女
 最高の酒と 最高のロックンロール」
の歌詞って、
21世紀になってもロックンロールはこうなんだ、といい意味で衝撃を受けました。

そして、ファンの子たちがかわいいのですよ。マンガに出てきそうな「ロックバンドの追っかけのお人形さんみたいな美少女」で。
あれが、彼らの歌の「最高の女」なのかなぁ。
もしそうだとしたら、私の中ではロックンロールの世界の「最高の女」はもっとオトナなイメージなので、曲に対するイメージが変わる。

ま、それはいいとして。

関東ではまだあんまりライブをしないらしいので、ホントに見たかったら名古屋〜北九州に行かないといけないぽいのが残念。でも同時に、現在絶賛ナショヲナル観察中の身としては、これ以上見たいバンドが増えると大変なので、ちょっとホッとしていたりもして。
とりあえず、関東に来た時は見てみます。

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(4番手) ナショヲナル

公式サイト→http://nacional.jp/sp/

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(セットリスト)
1. 変なダンス
2. サイバーギャル
3. 怪盗明星ナナイロ
4. 上海ガール
5. オーアイニィ
6. JAPAN
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1stフルアルバム発売ツアー終了後、最初のコンサート。
私はナショヲナル鑑賞5回目。

ツアーが終わって、仲良くしているキャプテンズのイベントなせいか少しゆるめ。
そして、今回はちょっと「中堅」というか「お兄さん」モードになっていた気がした。セットリストも硬派バージョン?
お客さんに男性が結構いたからかな、とも思ったり。

今回、首振りDollsのファンの方かな、左側最前列を譲ってくれた方のおかげで、全員がばっちり見られる位置に。
踊りもそこそこに個々のプレイをガン見してしまい盛り上げ役としては不十分な感じになりましたが、CDで聞いた時のあの音が、誰がどこで発しているのかを確認できるのは楽しい。

「ナナイロ」で、Vo.俵田さんがナナイロに扮したり(ナナイロってKey.せいちゃんなのかと思ってました)、カワサキプロが小芝居したり、Key.せいちゃんがのびのび踊っていたり、前に出る人と、前にいるのにマイペースにノリノリなGt.おださんと後ろでマイペースにノリノリなBa.ホーリーさん。
ああ、ナショヲナルだって思った。

ライブの最後に、客席に向かって吠えている俵田さんを見たら、ネコ科の生き物を思い出しました。
「拾ってくれ!」と鳴いてる子猫の「生きたい」って生命力の強さというか。
「うぉー」と吠えていたので、正確には子ライオン・子豹くらいかも。
歌に対する気迫のあらわれか。

次のコンサートは一ヶ月後。

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(トリ) The Rubies

公式サイト→http://emeralds.jp/
公式FB→https://ja-jp.facebook.com/TheRubies.jp

(FBより)
アホすぎてスリリングなロッケンロールバンド、その名もザ・ルビーズ。
2009年、自称“世界の恋人”THE EMERALDSのカズヤとオウスケ、CLARABELLの“歌って踊れるドラマー”ダイスケ、カラオケボックスで見つけた“この世の全てを楽器に変えるオトコ”タロウという4人が、真っ赤なパンツを履いて結成。
・・・してみたら、ライブ中に台車で走りまわるやら、フロアで輪になって踊りだすやら、みんなでクラッカー鳴らすやらで、さあ大変。会場中を駆けまわるロッケンロールなパフォーマンスが生み出す強烈な疾走感と失笑感に、「は?」って感じで全国絶賛ぽかーん中。

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↑この紹介文のまんまのライブでした。もちろん初鑑賞。

台車にお客さんを載せて爆走
タンバリンを配って皆で「シャンシャン」
お客さんと輪になってグルグル踊る
クラッカーを配って皆で鳴らす

これ、タロウさんという方がノリノリでやるんです。
正直な所、タロウさんの印象しかない。
DVDでしか見た事ないけど、キャプテンズのヒザシさんの盛り上げ方と方向性は違っていないけど、もっと飲み会の2次会のカラオケ風にしたという感じでしょうか。庶民な感じというか。

このバンドも芸達者。
私の好きなパターンです。
お客さんを強制的に笑顔にするのは見事。
一気に会場がパーティーに。
楽しんだもの勝ちなライブでした。

…ほんとに音楽の印象がなくて。ごめんなさい。

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最後に細かいあれこれ。

・このイベントは8回目らしいのですが、続くのがわかる気がした。
 残りの2バンドも見たかった。
 次も面白そうだったら、見に行くかも。

・バーテンダーのテッドさんの作るお酒はおいしい。
 今回のイベント用に各バンドをイメージしたカクテルを作っていたので「ナショヲナル」をいただきました。
 中身は ウォッカ+ジン+ディタ+レモン+トニック
「ナショヲナルメンバーをお酒に例えたカクテル!
 Vo.俵田ジュン→ウォッカ Key.多奈部聖士→ジン G.織田健一郎→レモン Ba.Horry→トニック Dr.Masato Kawasaki→ディタ」(会場のお品書きより)

 これが、おいしいんだけど、かなり酔う。
 二杯は飲まない方がいい。
 でもこれを飲ませてくれる飲み屋があったら、通う。
 テッドさん、すごい。
 接客の仕方も含めて、この人は天使だと思った。

・ルビーズを見ていた時に、隣に細身で長髪のお兄さんがいたので誰かと思ったら。
 首振りDollsの歌うドラマーさんでした。メイクを落とすとイメージが違う。
 演奏時の骨太さはどこへ。かわいらしい感じのお兄さんでした。
 これは、若い娘さんが放っておかない。
 すぐにもっと人気が出る事でしょう。

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