20141018  SET YOU FREE SUMMER FESTA 2014

クラブチッタに来たのはいつ以来だろう、というくらい久しぶりで。
思いのほか広い。
ステージも広い。
昼間なのに、中は暗い。
途中ちょっと迷ってしまい、ギリギリに到着。

1)人生補欠 は未見。

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2)首振りDolls

公式サイト→http://kubihuri.com/

セットリストの発表はなかったけど、
いつもの感じ。

この前みたのは、8月24日の名古屋の3マン。
その時は、悪ガキ全開モードで、駄々っ子みたいだった。
Ba. ジョンさん側で鑑賞。

3回目の今回は、迷わずGt./Vo. ジョニーさん側で。
結果大正解。
広いステージを楽しそうにギターと一緒に駆け回るギター小僧そのものの
ジョニーさんのパフォーマンスを堪能。
ステージ映えしてる、やっぱり。
安心感っていうか、貫禄っていうか「兄貴感」っていうか、
男にモテそうな感じがたまらない。
いつまでも演奏していてもらいたい感じ。

今回一番びっくりしたのは、Dr./Vo.のnaoさん。
芸風が違う。
まだ3回しか見てないけど、明らかに変わった。
「不機嫌なロックスター」調だったのに、
メイクは変わらず怖いのに、
衣装も変わらす妖艶なのに、
笑顔を見せるようになってるのです!
しかも笑顔が多め!
見てるこっちが困る位の。

変にお客さんを煽る口調もなり無駄な言葉がなくなった分、
シンプルに音楽で「ついて来い」みたいな感じがでてきて、
見ているこっちも楽に楽しめるようになったのかも。

何だかバンドとして一体感が出た気がする。
そして、彼らは今年沢山いろんなところでライブをして吸収して
成長していってるんだなぁって思った。

次に見るのも楽しみです。

アイスのせワッフルも美味でした。

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3)ビレッジマンズストア

公式サイト→http://vms.sub.jp/pg38.html
サイトのバンド紹介より→
「2003年結成、Vo. 水野ギィ、Gt. 加納靖識、Gt. 岩原洋平、Ba.Jack、Dr. 坂野充からなる、ロックサウンドと歌謡曲のメロディーを織り交ぜ独自のスタイルを確立させている。
前のめり、そしてグラマラス、あらゆるものを真っ赤に染める彼らから決して目を逸らしてはいけない。」

セットリストは不明。

初鑑賞。

第一印象は「ルパンが五人。」

印象に残った曲
「逃げてくあの娘にゃ聴こえない」
https://www.youtube.com/watch?v=-sQvw9mtEU4&list=RDsxB76walfnE&index=2
イントロのギターは、ある意味反則。
っていうか、こういうところで使うんだと。
何でもありなんだなぁって思った瞬間。

「夢の中ではない」
https://www.youtube.com/watch?v=sxB76walfnE
この曲も何となく懐かしげな。

曲は、ちょっと懐かしい正統派日本のROCK。
ギターのフレーズが懐かしめ。
曲調はあまり一貫してない。

ライブの構成はあんまり上手じゃないかな。
身体があったまってきたところで、MCでブチっと切られる感じで。

一番光っていたのは、左のギターさん。
ちびっこマジシャンみたいだけど、弾けてた。
さらさらの髪は中学生みたいだけど。

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4)STANCE PUNKS

ちょっと用事があって抜けたため。
最後の二曲だけ。
ボーカルの人がヒロトっぽかったという印象。

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5)Droog

公式サイト→http://www.droogweb.jp/pc/

   
初鑑賞。

わかい。
ドSな感じで突っ走ってて面白かった。
わがまま王子なボーカルが、お客さんの男性陣を巻き込んでく姿は
攻めてていい。キレイな顔のお兄さんの割にやることは、骨太。
正直なところ、演奏はあんまり覚えてないんですが、バンドの姿勢がよかった。

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6)クリトリック・リス

公式サイト→http://star.ap.teacup.com/clitorick/
 
セットリストは不明。
くまのぬいぐるみの歌とか、バンドマンの女とか。

ロック漫談。
歌ってる内容は自虐的だけど、「世の中の人はたぶんこう思ってるよね」ってところをネタにしているところが冷静だと思う。
そういうステレオタイプなネタなので、たぶん誰も傷つかない。
世の中に不満があると言う感じでもないのんびりした雰囲気がまたよくて。
一人でも十分見応えあり。

世の中には芸達者な人がたくさんいるものですね。

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7)THE TON-UP MOTORS

公式サイト→http://www.theton-upmotors.com/

セットリストは不明。

初鑑賞。

この辺にくると、かなり疲れてきまして。
会場真ん中のござスペースに座って人の間から鑑賞。

正統派な、明るいロックで。
安心して聴ける。

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8)THE BOYS&GIRLS

公式サイト→http://www.theboysandgirls.jp/

セットリストは不明。

初鑑賞。

ボーカル以外小太りなバンド。
そこがツボでメモ見てもそれしか書いてない。
でも演奏はかっこいいから。
かっこいい小太りは素晴らしい。
ドラムのパンツ一丁が潔い。

「せーので始まるバラード」って、いい曲名だと思った。

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9)ザ50回転ズ

公式サイト→http://www.50kaiten.com/
公式サイトより↓
「ロックンロール少年院にて結成した奇跡の3人組。
メンバーは“徳島の酔いどれ”ダニー(G.Vo)/“出雲の妖怪”ドリー(B.Vo) /“浪速のドラ息子”ボギー(D.Vo)。
2006年アルバム「50回転ズのギャー!!」にてデビュー。

RAMONESを敬愛しロックンロール、パンク、サーフ、ガレージなどのバンドから多大なる影響をうけ高速8ビートで活躍中。アメリカツアー、オーストラリアツアーなどの経験もあり、2007年にはカナダのラジオチャートで1位を獲得。SXSW、ドイツASIA PACIFIC WEEKS2009に招聘されるなど海外からの評価は高い。」

セットリストは不明。

初鑑賞。
今回一番見てよかったバンド。

伝統芸能な人をまた発見。
すごいギター。
圧倒。
カルピスでいうと原液。
薄めないと飲めない。
でも、むせながらも原液で飲まないとモッタイナイ、みたいな癖になる人。

また見たい。

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10)騒音寺

セットリストは不明。

2度目の鑑賞。
ボーカルさんの色っぽさは今日も健在。
名古屋の時より笑顔もあって元気もあって、見応えありました。
そして、今日もお客さんが素晴らしい。見ていて気持ちがいい。
そこに「入れて」っていう勇気はないけれど、見てて楽しいから
また見たい。

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11)KiNGONS

ヨーロッパツアー帰国後初ライブ。
しかし、ここでもう体力限界。
3曲目で退場。


なので、
12) 四星球
13)セックスマシーン
は未見でした。
セックスマシーン、見たかった…

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今回のフェスに参加してみて思ったこと。

「普段つまんない日常を送ってるからここにきて発散されてるんだろ」っていう話を2〜3バンドのボーカルの人が言っていたけれど、何か違うなぁと。
糞みたいな日常 とか
さえない毎日 とか
ここだけが居場所 とか
君たちのネガティブに巻き込まないで欲しいって思ったのです。
若い頃だったら「私の気持ちを代弁してくれてる」とかって思うんだろうなぁ。
年取ったってことかなぁ。
そう、ネガティブ発信の鬱屈した音楽はしんどい。
私は楽しくやりたいだけなので。

後は、変に中指をたてたり、無理に煽ったりされてもこまる。
「ここでノラナイ奴はバカ」くらいなのもどうかなぁ、と。
本人達がまず楽しければ見てるこっちもつられる。
それが、「勝ち負け」になっちゃうと見ているこっちはしんどいのだ。
乗れないなら見ない方がいいですよね…って思って負担になる。

そういう意味で、若いバンド酔いした一日でした。
「俺俺」のパワーに当てられた。

でも、いい勉強になって、自分の好きなものがよりクリアに見えてきた。

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