20140824 騒音寺 20周年記念ツアー 名古屋得三 2DAYS

(会場)名古屋 得三
(出演)騒音寺 KiNGONS 首振りDolls

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 ちょうど一ヶ月前に、首振りDollsを見てCDも買ってまた見たいなと思ってはいたものの、九州の彼らはそんなに関東まで来ないだろうと思っていたところ、名古屋でライブをやることを知る。
ホントは行くつもりがなかったのだけれど、ちょうど同じ日の日中に興味のあるワークショップが開催される事を知り、用事が二つならいいか、と名古屋決定。
 予約してから、秋に数度関東に来る事を知りちょっと早まったかとも思ったけど、ちょうど夏休みだったので、旅に出る事に。

今回の名古屋遠征を決めたもう一つの理由が、会場。
酒飲みとしては気になるライブが見られる居酒屋。
で、行ったら大当たり。近所だったら通う。
お酒もつまみもちょうどいい。一人でぼーっとするのにもちょうどいい。
近くにあったら通うのに。
また是非行きたい。

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首振りDolls

公式サイト→http://kubihuri.com/


セットリストの発表はなし
でも、アルバムの曲メイン。

鑑賞は二度目。
前回も今回も雨。
やっぱり、このバンドのファンの娘さんはかわいい子が多くて華やか。

一番若い子達なので、先輩の胸を借りてる感じで、若造として健全に暴れてた。途中から座って聴いてるお客さん達を煽って駄々っ子みたいになってたのもご愛嬌。本人のルックスも相まって「ロック小僧」の記号そのものだった。

演奏は、今日も安定。
渋谷で見た時よりDr./Voナオさんのパフォーマンスが安定してるように思った。
メークと衣装が派手だし演奏もハードだけど、時折見せる笑顔が健全(すごく褒めてます)で地元で愛されているんだろうなぁと思う。
Gt./Vo. ジョニーのパフォーマンスもかっこいいし。
「かっこよく見せる」ってことを考えてるから素直に褒めたくなる。
そして、前回はこの二人ばかり見ていたのであまり印象になかったBa. ジョンさん。
今回はジョンさん側で見たのですが、派手な動きはないけれどしっかりしてる。
線が細い印象だったけど、骨太な人なのかも。


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KiNGONS

公式サイト→http://kingons.jp/


セットリストは不明

チラッと予習しただけ。初鑑賞。
ルックスはアメリカのアニメみたいな人たち。
ブラウン管のテレビの中にいそうな感じ。
ちょっと怖かったんだけど、始まったら正統派。
ノリは縦ノリ。ポップパンクバンドだそう。

タイプとしては、キャプテンズ。
自分たちがまず楽しくて、な。その楽しさにお客さんも引っ張られる。
自由なパフォーマンス。
音楽って自由だよなぁ、って思える感じで。

演奏しながらマンガみたいにピョンピョンはねるのって、かわいい。
お客さんも跳ねてた。

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騒音寺

公式サイト→http://www.so-on-g.com/index.html


本日のメイン。
前日もここで演奏したそうですが、被り曲なし、とのこと。

セットリストは不明。

初鑑賞。

安定感。
Vo.なべさんが。
スターだよね。
オーラだよね。
佇まいがいいよね。

ニッポンのロックです。
こういう歌を歌う人は、大事にしたい。

CDじゃなくて、ライブを見ないと良さはわからないタイプのバンド。


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 3バンド共、まっとうに健全に音楽を追求していて、音楽好きとしては大満足なイベントでした。エンターテイナーはいい。知らなくても十分楽しい。
そして、来ていたお客さんも音楽好きなのが伝わってきて楽しかった。
好きなバンドのためにおしゃれしてくる女子、大好きだ。


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終わった後に、首振りDollsのナオさんとお話しましたが、ステージ上とのギャップに驚き。わざとあういうしゃべり方をしているのかと思ったけど(本人にも聞いてしまった)、どうやらそうではないらしい。何だかすごくかわいらしい。
わかめというよりは、クラゲみたいな透明感のある繊細な方でした。
あちこちでしゃべってる、彼の立ち振る舞いを肴にお酒を飲むのは楽しかった。(本人には怪しがられましたが、人間観察が趣味なのです。すみません)
帰りに、ジョニーさんともお話しましたが、しっかりしていて好印象。時間があったら、もう少しお話したかった。

九州が拠点だからなかなか見に行けないって話をしたときに「会いに行きます」って言ってくれたのが嬉しくて。ロックスター魂を見た。
「会いに来てね」じゃなくて「会いに行くよ」っていうのが心憎い。
会いに来てくれるなら、もちろん会いに行きますよ。どういう風に成長していくのかを見届けたいバンドです。

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