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私を生んだ女の人

異父妹から連絡が来た。
母の三回忌について、参列できるかの確認でした。
誰とも会いたくないと断った。

私に母はいません。
私は木の股から生れてきた。

めんどくさい。
全てがめんどくさい。

子供を捨てるくらいないら生むな。
子供を捨てることは、殺すことと同じ。
大人の事情なんか知った事ではない。

あなたが国指定の難病を発症した時、自分自身にあまり時間が残されていないことを知ったはずです。
それでも貴方は私の存在を周りに隠し続けた。
ただ単に私の存在自体が、記憶から消し去っていたのかもしれないね。


というか、どうしてへその緒を持ち続けていた?
その緒も写真もさっさと処分してしまえばよかったのに。


貴方の昔の記事を読みました。
「幸せの絶頂からどん底へ」
幸せ?
子供を捨てておいて何を・・・。



記憶の欠片も残っていない、私を生んだ女の人をデスったまで。

あぁ、分っているさ、私が最低な事を言っているって。


私が子供だった頃、この曲を何度も何度も聴いた。


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