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シナリオライターこそキーボードにはこだわるべきって話


 シナリオライターの華月です。
 先日、赤軸のキーボードを使用したときの使用感がかなり良かったので、ライティングを行っている皆皆様にお勧めしたいと思い今回この記事を書くに至りました。
 いろいろとキーボードは買ってきましたが、赤軸が今のところ使用感は一番いいです。

 一応当方はデバイスの開発者でもなければプロゲーマーでもなければPGSEでもないのでそのあたりはご了承いただければと。

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◇そもそもキーボードとは

 さて、どんな職種やどんな趣味を持っていたとしても、PCを使っている以上はマウス、キーボード、モニターは必須ですよね。

 そして、ほとんどの人であればPCはともかくとして、キーボードやマウスなどにはお金をかけたくないはず。
 だとしても、もし文字を日常的にタイプする必要がある仕事をしているなら、2,000円程度のキーボードを使用している場合、そのキーボードは今すぐ投げ捨てた方がよいでしょう。
 これはあくまでも比喩ですが、ですがそれだけのことをしてでもキーボードを変えることによる効率UPは計り知れません。

 とはいえ、「え~? でもキーボードとか、私全然詳しくないし、何がいいのかわからないよ~」という方は多いと思いますし、事実初めてキーボードを選んだときは僕もかなり迷いましたし、かなり調べながら買うものを選びました。
 そんな皆さんのために、この記事では用途に合わせておすすめの記事を紹介していきたいと思います。

◇どんなキーボードがあるのか

 それでは、まずはおすすめのキーボードを紹介する前に、基本的なキーボードの種類について解説していきましょう。
 キーボードは主に

  • メンブレン式

  • パンタグラフ式

  • メカニカル式

  • (タクタイル式)

 の四種類に分類できます。
 これらの区分けはキーボードのスイッチで決まっており、下に行くほど高額なキーボードとなっていきます。
 なお、現状だとタクタイル式のキーボードは高額なものが多いため、ここでは割愛します。

◇それぞれのスイッチの特徴

 これらのスイッチは、それぞれで価格とうち心地が別れるため、まずはおすすめを紹介する前にそれぞれの特徴を紹介しましょう。

☆メンブレン

 メンブレン式はうち心地もクリック感はあまり強くないもののしっかりと打っている感覚はあり、価格も安く抑えることが出来ます。

☆メカニカル

 メカニカルは軸の色によって価格とうち心地は異なりますが、それだけに自分の目的や好みに合わせて多数の種類の中から自分にぴったりのものを選ぶことが出来ます。
 今回の記事で紹介する以外にも様々な種類の軸がありますが、今回はそれらの中でも特に有名な三種類についてのみ紹介します。

・青軸
→クリック感はかなり強く、音もかなり大きい
→一番下まで押し込むと導通するため、誤操作は少なくなる
→価格は、メカニカルの中では安い

赤軸
→クリック感がない軸。音は小さめ
→クリック感がないため、どこまで押し込むと導通するかは感覚として少しわかりにくい。「REALFORCE」という会社は、押し込む深さを変えられるAPC機能付きのキーボードも販売している
→価格は、メカニカルの中では多少高い

茶軸
→うち心地は青軸と赤軸の真ん中のような感じ。メンブレンに近い
→クリック感が弱く中途半端なため、大きく好みが別れる

☆パンタグラフ

 パンタグラフはノートパソコンなどに採用されることが多く、耐久性はメンブレンに比べると長持ちします。
 また打鍵感もメンブレンよりクリック感があり、ストロークの距離も短いため一文字の入力にかかる時間は短くなります。

◇ライターならメカニカル一択

 さて、ここまででどんな種類のキーボードがあるのか確認したところで本題に入りましょう。

 もしあなたがライティング業務を行っている人ならば、どんなタイプのキーボードを買えばよいでしょうか。
 これはあくまで主観の意見でしかないですが、個人的にはメンブレンやパンタグラフよりも、メカニカルのキーボードを選ぶとよいと思います。
 理由としては、様々な打鍵感の種類から、自分の好みにあう唯一のキーボードを選んで使うことが出来る、ということでしょうか。

 そして、個人的にはメカニカルのキーボードの中でも「赤軸のキーボード」をお勧めしたいと思います。
 なぜなら、赤軸にはクリック感がないため、長時間のタイピングでも疲れずに打ち続けられるというメリットがあるからです。
 メンブレンやパンタグラフなら、クリック感はありますが、メカニカルと比べるとうち心地は劣ります。
 茶軸に関しても、感触はメンブレンと似たものであるため、あまりお勧めしません。

 では青軸ではどうかというと、青軸も良いのは良いですが、以前使っていた青軸はクリック時の音が大きく、使い始めはかなり楽しんで使えていましたが、あとあとではクリック音の方が気になるようになってしまったために赤軸に買い替えることにしてしまいました。

 参考までに以前使っていた青軸キーボードを貼っておきます。

◇でもメカニカルって高いやろ?

 さて、ここまででメカニカルキーボードおすすめを語ってきましたが、「でもさ~? メカニカルって高くね?」と思った方も多いでしょう。

 そんな皆さんにおすすめしたいのが「e元素(イーヨウソ)」という会社のキーボードです。
 この会社は中国の会社ですが、しっかりと中国のサイトにはホームページも構えてあり、商品もこれまで注文した二種類のキーボードは問題なく到着しております。

 この会社のいいところは、何といってもメカニカルキーボードの中でも「段違いに安い」というところなのです。
 ここで、一旦私が購入した赤軸のキーボードを貼っておきましょう。

 この金額、他のゲーミングキーボードの市場価格を知っている人が見たらかなり安いことがわかると思います。
 参考に、ストリーマーである「k4sen」さんが使用している赤軸のキーボードのリンクを貼りましょう。

 比べると分かるとおもいますが、この二つのキーボードの価格差は実に二倍以上離れています。

 これを見て、「ちょっとぉ、コレこんなに安くて、ホントに大丈夫なの!?」と思った人も多いでしょう。

 ですが安心してください。この会社は低価格で粗悪品を売りつけるような他の中華会社とは違い、しっかりと企業努力をしてこの価格を実現しています。

◇e元素の安さの秘密

 この会社がどうしてこんなに安い価格でキーボードを提供できているのか。
 その理由として挙げられる理由の一つ目は、「パッケージを最大限まで簡素化することによって、コストカットを図っている」ということです。
 これは何も、雑に梱包しているというわけではありません。
 同じ型番の色違いでも、パッケージのデザインは一種類に統一したり、種類によってはそもそもロゴのみの印刷だったりと、徹底的にお金がかかる要素を排除してパッケージに割く価格をカットしているのです。

 そして理由の二つ目。むしろ価格が安くなっている理由はこちらの方が大きいかもしれませんね。
 その理由は、「キースイッチを安いものを使用している」ということです。

 主に、高いゲーミングキーボードは「cherry MX」という会社が販売しているキースイッチを使用してキーボードを制作しています。
 もともと、メカニカルキースイッチの特許はこのcherry MXにありました。が、現在はその特許が切れたため、他の会社でもメカニカルのキースイッチを制作できるようになっています。
 そのため、このe元素に使用されているキースイッチはcherry MX製のキースイッチではなく、「Outemu社」という会社が制作した、似ているキースイッチを利用して生産されているのです。

 ただし使用感やキーキャップの質感、本体のライティングなどはこの価格帯で入手できるメカニカルのキーボードとしては十分すぎるくらいの良品ですので、購入は充分おすすめできると思います。

 詳しいレビューは、以下の動画がかなり参考になりましたので視聴してみることをお勧めします。
 (自分もこれで購入を決めました)

◇総括

 今回は、ライターの方に向けてメカニカルキーボードをおすすめする記事をかかせていただきました。

 ライターにとって、キーボードは命ともいえると思います。
 ですので、お金をかけてでもいいものにした方がいいと思いますし、キースイッチによっては効率すら変わってくると思います。

 まとめとして、今回は安いゲーミングキーボードをおすすめしましたが、もしライターとして生きていくことを考えていたり、既にライターとして活動しているなら、ゲームをする予定が無かったとしてもゲーミングキーボードを購入することをお勧めしたいと思います。

 それではこの辺で。また別の記事でお会いしましょう。

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