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【無料記事】シナリオのネタまとめ

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#シナリオ

フリーランスのライターを六年やって、行きついた依頼の形

 これは私が、六年フリーランスとしてシナリオライターをやってきた結果、たどり着いた依頼の形を、メモとして残しておこうと思ってこの記事を書いている。  もちろんこれは現状この形が最適だと思って依頼を受けているときの形であり、これはもっと有名になったり、年月が経って今よりも業務に慣れたらこの形から違う業務方法に変わることはあると思う。  が、現状はこの方法が最もいいと思っている。 ☆依頼を受けるときに必要なこと この記事を読む層を考えるとしたら、多くはライティングに関わってい

【シナリオのネタ】異世界で数学がどうなるか考える【第一回 サンクトペテルブルクのパラドックス編】

 異世界転生モノがメジャーなジャンルとなり数年。  ここ最近では異世界の言語を作るクリエイターや、オリジナルの神話を作って作中に出すクリエイターが見られるようになった。  これ自体は昔からあった流れかもしれないが、よく目につくようになったのはここ1、2年くらいだと思う。  これらの始祖とも言える我らがトールキン大先生はもとは言語学者であり、その好きが高じて独自言語の創造、そして『ロード・オブ・ザ・リング』の執筆に至った。  ここ最近見るような異世界に関する何かを作っている

一切ライティングに携わったことがない学生に向ける物語の書き方

 皆さんこんにちは。  今回の記事は、以前私が通っていた高校の漫研で、「面白い作品を書くためにはどうしたらいいのか?」という講義を行った時の資料を、読み物として読めるように編集しましたので、公開しようと思います。  「ライティングに興味があるけど、仕事にするにはどうしたらいいのかな?」と考えている人に向けたものですので、初心者の方はぜひ読んでみてください。 Q,面白い作品を書けるようになるためには? これから創作に関わってみたいと考える人は、まず問いのような疑問を覚えると

『ダンまち』のアニメが面白くない3つの理由

 皆さんこんにちは。緋弾のアリアの30から33巻を買っていないと思って買って帰ったら既に買ってあり、30から33巻だけ二冊づつ確保することになってしまった華月すみれです。(いまだに口上をどうすればいいのか分かっていない)  持ってる巻を間違えてもう一冊買ってしまうことって、ラノベ好き、漫画好きならあるあるだと思うんだよね。  さて、今回はあの有名ライトノベル『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の三期が放映中(記事を書くのが遅すぎて気づいたらもう終わってた)