8/23（日）小倉・札幌　メインレース　北九州記念・札幌記念　予想

明日は出かける用事があり記事自体を書けないと思われるので、日曜分に関しては最終レースは無く、メインの2重賞のみ書くことにします。
なお、明日はレースの順番はいつもと違い小倉→新潟→札幌、の順ですね。

◆小倉11R　北九州記念

【馬場】
時計が出る馬場なのは間違いないですね。ただし、やはり騎手の意識が前がかりになり土曜メインの佐世保Ｓでもフェルトベルクが差し切りました。
このあたりは次の展開のところで考察したいと思います。
【展開】
テンの速い馬が揃いましたね。カリオストロ、ラブカンプー、モズスーパーフレア、ジョーカナチャン。
カリオストロは前走で番手に控えてうまくいっており今回もそのようにコメントしていますね。モズスーパーフレアは本来は目標が先の筈なので、ここはラブカンプーかジョーカナチャンのうちスタートが決まった方がハナではないかと予想します。それでも小倉のコース形態もあり、テンは相当なハイペースになり、好位から差せる馬か、小倉1200ｍらしく4角手前からスパイラルカーブをうまく使って進出してくる差し馬を重視したいと思います。
【予想】
概観：展開のところで書いたように前半が速くなると思いますが、小倉1200ｍの場合は差し馬であっても３～４コーナー途中のカーブでうまく進出できないと追い込めません。差し馬を狙う場合は小倉適性も重視する必要があります。
◎5　トゥラヴェスーラ
小倉1200ｍは2戦して2着、4着。2着は古いですが萌黄賞で、勝ち馬がモズスーパーフレア、3着がメイケイダイハード。4着は今年の北九州短距離Ｓで、自身は長期休養明けも力は見せた内容でした。
前走はOP特別ですがスタートも良く安定した取り口で、1200mなら重賞でもやれる力量であることは再確認しました。
今回は武騎手ということで、前に行く馬のペースを見ながら最適な位置につけてくれるものと期待します。
〇17　タイセイアベニール
前走のＣＢＣ賞では本命にしました。ゴール前はいい脚だったものの4着。
ただこの馬も1200ｍであれば重賞でやっていける力量と思っています。本当はもう少し内の枠で、ＣＢＣ賞同様に馬群を割るようなレースをして欲しかったのですが、この枠であれば外から進出しても松山騎手ならうまくコース取りをしてくれると思います。
▲4　レッドアンシェル
前走は手応えの割に伸びずゴール前は何とか3着を確保した、というような内容。ただ以前に比べれば復調していると感じ、さらにブリンカーを着けるのであれば前進が見込めるのではないでしょうか。運よく内枠が引けたので、福永騎手らしく内で脚を溜めるレースができれば。
▽9　ダイメイプリンセス
一昨年2着、昨年1着のリピーター。小倉実績は言うまでもありませんね。
前走のアイビスＳＤでも不利な4枠から一瞬見せ場は作っており、調子は悪くないと判断しました。このコースの差し方を知っている秋山騎手が鞍上ということもあり、押さえておきたい1頭です。
△10　モズスーパーフレア
展開面が不向きなのは間違いなく、またこの馬の目標も先ではありますが、ＧⅠホースの底力で2，3着ぐらいに残してしまう可能性も考えておきたいと思います。
△16　ジョイフル
前走の反省を活かし、おそらく脚を溜めて直線勝負に賭けて来る筈です。完全に展開次第ですが、ハマれば。
△3　ブライティアレディ
勝ち鞍はないものの小倉1200ｍは安定して走ります。前走水無月Ｓで2着に降したフェルトベルグが今日の佐世保Ｓで鮮やかに勝っており、その辺のカンも含めて。
☆プリディカメント
本当はもう少し外枠が良かったのですが…小倉1200ｍは初ですが、小回りコースで差し切る爆発力は持っています。前走も福島で鮮やかな末脚を見せており、まとめて差し切るならこの馬ではないでしょうか？

また、△候補として11アイルアウェイ、13メイショウキョウジも考えたのですが、ちょっと点数が多くなってしまうので、パドックや馬場により入替を考えたいと思います。

買い目は、混戦なので３連複フォーメーションでもある程度回収は取れそうです。オッズ次第では上に書いたメイショウキョウジも含めて考えたいところです。
また、プリディカメントの単勝とこの馬からの馬連は軽く買ってみたいです。（でもやっぱりもう少し外枠が良かったですが…）

◆札幌11R　札幌記念

【馬場】
土曜からＣコースに変わっています。外差しも届くようになってきていますね。私は出かけてしまうので馬場チェックをリアルタイムにできないので不安ですが、どんな馬場でしょうか？
【展開】
宝塚記念で逃げて健闘したトーセンスーリヤもいますが、やはりトーラスジェミニの逃げでしょう。ある程度後続に脚を使わせるようなハイラップを踏み、淀みのない流れになると予想します。
【予想】
概観：最近は札幌記念も高額のスーパーＧⅡということで、ここを叩いて今後どうこうということではなく札幌記念自体を狙いにくる傾向があります。今回もＧⅠホースがいますが仕上げてきているように思え、力量とコース適性を天秤にかけながら考えたいと思います。
◎10　ポンデザール
他にＧⅠホースや重賞ウイナーがいる中、敢えてこの馬から。
馬自身が札幌芝3-0-0-1でしかも前走レコード、鞍上のルメール騎手もこのコース好相性です。
昨年から今年前半にかけて重賞に挑戦した時には力不足を露呈しましたが、やはりこの適性は無視できず…2000ｍでは距離不足なので、早めに脚を使う感じで進出して欲しいです。
〇6　ラッキーライラック
この馬の実績にケチを付けるつもりはさらさらなく、オルフェーヴル産駒だけに洋芝もこなしそうな雰囲気はあります。またこの馬もここが叩き台ではなく獲りに来ていると明言しており、仕上げてきていると思われます。
であれば本命候補なのですが、この馬の場合はどうも相手が軽くなった時にポカをするイメージがあり、そのあたりの懸念も込みで考えました。
▲3　トーセンスーリヤ
宝塚記念も健闘していますが、もともと洋芝適性は高い馬。トーラスジェミニの逃げを見ながら抜け出すようなレースができれば怖い存在です。
▽11　アドマイヤジャスタ
前走は鮮やかでしたが、2走前にも一瞬いい手応えは見せており、復調と見て良さそうです。札幌は初ですが函館記念のあの走りなら洋芝適性も問題ないと考えて良いでしょう。2000ｍがベストというのも買い材料ですね。
△2　ペルシアンナイト
大阪杯2着などもあるのですが、マイルＣＳを勝っていてワンターンのコースの方が向いていると思われがちです。実際不器用な馬ですが、実は今年よりもメンバーが濃かった昨年の札幌記念で5着。今回は2番枠でもあり、ペースも流れる筈なので、この馬の武器である内で立ち回るようなレースができればスルスルと進出する場面があってもおかしくありません。
△8　カウディーリョ
札幌芝2戦2勝、2000ｍも適距離。前走函館記念で1番人気を裏切りましたが、差し決着の中早めに進出してしまったという敗因もあります。
人気が急落していることも含め、狙ってみたい馬です。
△1　ノームコア
実績面では文句なく、またハービンジャー産駒ということでも洋芝は合いそうなのですが…確かに妹にクロノジェネシスはいるものの、この馬自身がマイルのスピード勝負に適した造りになってきているイメージがあり、力の要る洋芝で2000ｍ、という感じがしないのです。横山典騎手がうまく乗ってしまうのかも知れませんが…
☆7　ブラックホール
「☆」は本来、条件がハマれば一発ある『穴馬』に付ける用の印なのですが、現在3番人気で穴とは言えませんね。
昨年札幌2歳Ｓを勝ち、またゴールドシップ産駒なら札幌コースへの相性はいい筈。またダービーの時は正直、調子も下降気味で無理やりダービーに出走してきたような印象を持ちましたがそれでも7着と格好は付けました。
その後立て直されて成長がある前提ですが、ここをきっかけに秋に向けて飛躍する可能性はあるのではないでしょうか。

買い目は、やや無理やりな感はありますが◎を捻ってポンデザールにしたので、ここからの３連複フォーメーションならある程度の配当は見込めると思います。
後は、当日オッズがどうなるかですが、ブラックホールがもう少し妙味が出るようならここからもいろいろ買ってみたいところです。