続ける、ということの大切さ

続ける、ということは、とても大切だと思う。

私は20代の頃、
世界のいろんな国を旅していた。

その旅の途中に出会った、
世界で活躍している日本人2人に、
聞いてみた。

”何年、そのことを続けていますか？”

1人はボリビアで活躍する日本人のプロミュージシャン。
1人はエジプトで長年、
スキューバーダイビングのインストラクターをして有名になっている人。

そしたらどちらとも、

”7年続けています”
と、回答が帰ってきた。

その時、
自分もやりたい事を、
なんでもいいから7年続ければ、
何かが起こるんだな、
と、思い、旅を続けた。

そして、
地球を一周しようと、日本を出発して旅を続け、
2年半が経った時、
目の前に、アフリカの民俗楽器、ムビラ、という楽器あらわれた。

その美しい音色を聴いた時、
ズガーン、と脳天を直撃されたような感じだった。
この楽器を一生、弾いていこう、
と思った。

まさかたった2年で、
もう運命の女神が微笑んでくれるとは、
という感じだった。

そしてムビラをはじめて1年くらいすると、
日本でライブができるようになった。
7年すると、台湾などでもライブできるようになり、
日本でも大きな舞台に出演させてもらえるようになった。

やっぱり何事も、7年はふんばる、という気持ちでがんばれば、
運命の女神は微笑んでくれるんだな、
と思った。

今は、動画編集やウェブマーケティングの仕事もしている。
ウェブマーケティングは、時代の流れ、というものを感じれる点で、
とても興味深い。これらも続けていきたいと思う。

最後に、今、なにかに本気で取り組んでいる方々の役に立てればいいな、と、
私にいつも勇気を与えてくれる、
野球選手のイチローさんの言葉を書きます。

「続ける、ということは才能なんですね。
あいつは怪我さえしなければいいプレーヤーだったのに、
って言う事あるけど、
それは違います。
続けられなかったら、才能が無かった、ということなんですよ。
よく見るのが、
自分がはじめた事がすぐに結果に直結しないと、
すぐに止めてしまう、
それはもうゲン担ぎに近いですね。」