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2022/10/15(Sat.)すみいき定例活動レポート

今年も紅葉の季節がやってきました。
南北線地鉄自衛隊前駅から徒歩20分の紅櫻公園は、市内でも有数の紅葉鑑賞スポットです🍁

すみいきとしては、8月は雨天中止・9月はShinyo Fesの無人ブースのみの活動しかできておらず、隊員の皆さんたちと一緒に自然探索するだろう機会から離れていました😢
そんな中での10月の活動は、紅葉の中からさまざまな“色”を発見するプログラムでした✨

といっても、なかなか週末の都合は合いませんね💦
某団体の方にも「土曜日は忙しい人が多い」ということをお聞きしており、すみいきも例外なくその影響を受けています。

ということで今回は隊長家族の活動報告となります👀
画像でしか伝えられないのが残念なぐらい、気づきが多い2時間でした💡

ではレポートお楽しみください♪


紅葉って、何種類の色でできてるの?

今日のプログラムは「色探し」‼️
色辞典を片手に、目に映ったものが「何色なのか?」を探索しながら公園をぶらぶらと歩きました。

読み物としても面白い📖

紅葉といえば赤や黄を想像するかと思います。
ただ、そんな単純なものではありません。
森全体を見ても、1本の木を見ても、1枚の葉っぱを見ても、その中にさまざまな色が混ざりあっていることがわかります。
時の緩やかなグラデーション、時に明確な色彩の違いが表現されています。

さて、皆さんは以下の写真の中に何種類の色を感じ取ることができますか??

駐車場脇に生えているハウチワカエデ

色辞典を使って該当する色を探します。
「この色かな?」
「いや、ちょっと色が薄いかも?」
「これが一番近そう!」
そんなやりとりをしながら沢山の色を探しました。

これかな?あれかな?
じっくり時間をかけて調べます。

この探索活動を経て気付いたことは、“私たちの視覚は思ったよりも適当だ”ということです👀

「絶対この色だ!」
と思って当てをつけて辞典を引いても全く見当違いの色だ、ということを何度も経験しました💦
私自身、色の違いに対する感度は高いと自負しておりましたので、少しショックではありました笑
→色の見分け、ぜひ挑戦してみてください!(https://youtu.be/L_MXLoam_x0)

また、実際に私たちが見ている世界と写真を通して見える世界が全く別物であるということもものすごく強く認識することになりました。

肉眼ではほぼ同じ色に見えたが、
写真にすると違いがはっきりわかる。

自然画を描かれている芸術家の方々が、どのように色を認識して限られる絵の具の組み合わせでどのように表現しているのか、とっても気になりました🎨


視覚情報がない人が紅葉を楽しむために

教諭として平日過ごしていますが、最近も授業テーマとして「視覚情報を使わないで伝える」ことを意識した学習を進めていました。

授業を受けている生徒さんたちも沢山頭を悩ませていましたが、今日は私自身もこの問いと向き合った形となりました。

こんなにも素敵な紅葉の状態を、視覚的な情報抜きにどのように伝えられるだろうか?
匂いといっても花のような強い香りがあるわけでもなく、微妙な色味の違いやグラデーションを言葉だけで伝え切れる自信もない...。
さて、どうしたら良いのか。
みんなに伝えるって難しいですが、すみいきのような市民活動が多様な人々に開かれるために工夫しなければならないことがある!ということを再認識しました👀

しっかりみんなの活動にできたら良いです♪



2022年ラストに向けて

さて、2022年のすみいきは11月19日(土)がラストです‼️
年初に計画した「ネイチャービンゴ」の晩秋バージョンのプログラムをお届けしたいと思います。ぜひご参加ください♪

なお、11月19日の活動はまちの活動スタートアップ講座の「まちの活動体験会」としても実施することが確定しております。
新たな繋がりが生まれることを期待しています✨

すみいき、登壇致します!

(ちなみに紅櫻公園は11/6で閉園です。閉園後に紅櫻公園に入れるのもこの日だけ!)

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