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2023/03/04(Sat.)すみいき定例活動レポート

昨年度実施を見送ったすみいきの冬季活動でしたが、今年度は挑戦してみました⛄️
1月に受講したネイチャーゲームリーダーの講座で得た知見をもとに、6名の参加者で自然体験活動を行いました。


冬のアクティビティ

冬アクティビティといえば、スキーやスノーボードといったウィンタースポーツと呼ばれるものや、かまくらづくりや雪だるまづくりといった雪遊びを想像する人が多いと思います❄️

すみいきでは、夏の活動と同様に「自然体験や自然観望を基本」としているので、どうしても飽きちゃう人がたくさん出ることを予想していました(虫も花も葉っぱも何もない森をただ歩くのはなかなかキツイでしょう...)。

そんな中で1月のネイチャーゲームリーダー養成講座への参加は、冬活動の充実に直結していました。

ということで、ネイチャーゲームをふんだんに盛り込んだプログラムの実施となりました^_^


アクティビティ①「音いくつ」

活動の始めに実施したのは、「聴覚」を研ぎ澄ますためのアクティビティです。
普段は「ただの駐車場」ですが、目を閉じ耳を澄ませるとたくさんの音が飛び込んできます。

4種の鳥の声を聞き分ける参加者。人が雪の上を歩く音を耳にする人たち。近くを通る途切れない車の音など、観察に向かう「感覚」を呼び起こします。

耳に手をあててよく聴こう

アクティビティ②「森の美術館」

今日のメイン活動はこれ。
白い枠を参加者に渡し、自分が気に入った風景を切り取ってもらいます。タイトルをつけてみんなに共有。
それぞれにお気に入りの場所が違っていたり、名付けセンスの違いを感じることができました。

優秀な枠

アクティビティ③「地球を抱きしめよう」

雪にダイブしたことありますか?
普段なら「さむいー!冷たいー!」といって飛び起きてしまいますが、今日は地球をじっくり抱きしめる&地球にじっくりと抱きしめてもらう活動でした。

じんわーりと雪に包まれる感覚、体の温度が奪われていく感覚、離れたくなっちゃう感覚、雪につけた跡で遊びたくなっちゃう感覚。

実際にアクティビティを提供してみて、高次のアクティビティであることを認識しました👀


アクティビティ④「名付け親の旅」

自然観察を行うと、どうしても「種」が気になってしまう。
「あれは、〇〇という樹ですね。」とか「これは△△という虫ですねー。」とか。
僕もやりがちなのですが、いざ自分が無知の状態のときにちょっとだけ話に参加しづらくなっちゃうことがあります。
参加者たちは木の肌感や枝の伸び方から名前をつけていきます。
創造・想像性のワークです✨

ぐるぐるの木

アクティビティ⑤「自然へのインタビュー」

④で名付けた木にインタビューをしました。
近づくと「恥ずかしいからあっち行って」という子ども隊員。
5分間の活動の中で、木に寄り添っていろいろと大変なことをヒアリングできた方もいたようです。
(僕自身も実際に経験し、かなり没頭できる活動と思いました。最初はめっちゃ嫌でしたが...w)



2023年度もよろしくお願いいたします。

ということで、2022年度の活動はこういった形で終えることができました。
定例活動、ほたる捜索隊、むしとり合宿に参加いただいた皆さまには大変感謝しております。
次年度も澄川・紅櫻公園を主な活動場所としながら、「自分たちの生活する場所の自然環境をよく観る」活動を実施していきます‼️
2023年度の活動スケジュールは追ってHPにアップロード致しますので、ご都合が合うタイミングでぜひご参加ください。

引き続きすみいきをどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m

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