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2021/10/16(Sat.) すみいき活動レポート

2ヶ月ぶりに紅櫻のフィールドを歩きました。
紅櫻のアートイベントが開催されていたこともあり、公園がとっても賑わっていました🍁
札幌市郊外に沢山の紅葉スポットありますが、市内のこんなに近いところにものすごいスポットあります!
皆さん、10月中にぜひ一度は紅櫻公園に足を運んでみてください♪

さて、そんな中ですみいきでは「生き物の越冬戦略」をテーマにしたフィールドワークです。
どんな発見があったのか、活動レポートご覧ください👀

↑紅櫻公園で10月中実施しているアートイベント。次は完全プライベートでこようと思います。

虫以外にも目線を向ける

僕自身の専門のこともあってか、「すみいき=虫捕り」のイメージが強くついております😅

今日の活動は虫の気配が少なくなった森で、強制的に虫以外に目線を向ける良い機会となりました。

たくさんの落ち葉は、森に生える樹種をそのまま教えてくれます。
落ち葉をかき分けて見えるドングリは、翌春の芽吹きを想像できます。
ロゼットを大きく広げる植物たち。
昆虫の住みか、食料となることも想像しながら歩いていました。

ホオノキの果実は、初見の人にとっては衝撃的なビジュアル‼️
大人も子どもも「へぇー」「ほぉー」gs飛び出していました。

森を区画してみる

上にも書いたように、落ち葉や実はその環境に自生する植物をわかりやすく私たちに教えてくれます(樹皮で判断できるスキルはまだありません...)。

参加してくれた子どもから、「ここはクリゾーン「ここはホオノキゾーン」と声が聞こえます。
優占種の考え方もこんな風に培われていくのかなぁと思うのでした。

その先も歩きながら、活動のメインフィールドをざっくり区画分けしていくことにしました。
夏には繁々しすぎてわからなかったことが見えていました。

↑黄色はホオノキゾーン。濃黄色はクリゾーン。オレンジ色は外来種ゾーン(パイオニアゾーン?)。

理由は必ずある!

ヤチバエ仲間が、局所的にものすごく集合しているササのパッチを発見👀‼️

なんでここだけ...と思いながら、参加者の方々と色々周囲を見回ってみると、シカの糞を発見!結構新しめのものだったのですごく納得しました。

こういった観察を通して、物事の原因に迫ることのワクワク感をみんなで味わっていきたいですね。
僕たちが普段何気なく素通りしているものにも、何かしらの理由があるはず!
今度じーっくり理由探しのプログラムは展開したいと思います^_^(これは上級?💦)

ちなみに帰り際、紅櫻に植えられている平岸リンゴの落ちた実を発見。
拾ってみてみると、なんと「ハート」の模様が❤️


これにも理由探し、意味付けしながら帰路に着くのでした🚙

次回の活動

ここまでしっかり読まれた方は「あれ?」と思ったかもしれません。
というのも今回のテーマである「生き物の越冬戦略」についての観察ができていない!のです。
ということで、もう少し季節を送らせて(11月中旬メド)、同一テーマリベンジします!
あとは、大型動物の痕跡探しなんかもできればと考えています💡


秋・冬もすみいきの活動をどうぞ応援ください!
また、一緒に活動していく仲間も大募集中です!

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