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昭和の面影が色濃くの残るアートの街「墨田区京島三丁目」を散策
私が住む、墨田区京島三丁目。ちょっと気分転換に近所を散策。このまちは、えっ、ここ東京!ってくらいに昭和の面影が色濃く残っています。その理由は、戦災を免れ、戦前に建てられた長屋が百件近く今も残っているのが大きく影響しています。
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環境が昔のままだと、まちの人の暮らしも昔のように人と人の距離感が近いのもこのまちの特徴。
新しいマンションやアパートなどは、柱に釘一本打つのもご法度!しかしながら、古い建物は、その辺はとても寛容ということもあり、自分らしい空間を作れると、若いアーティストたちが好んで長屋に住んでいます。
そんな環境を活かし、このまちの建築物とアートを融合させた街なか博覧会「すみだ向島EXPO」が毎年秋に開かれています。
https://sumidaexpo.com
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「すみだ向島EXPO」の本部から脇のキラキラ橘商店街へつながる小道は、長屋を店主自らリノベーションしたカフェなどが点在しています。
そのカフェのひとつMUMU COFFEEの店頭には、可愛らしいけん玉がズラリ。店の前では、子供たちがけん玉を練習している風景をよく見ます。けん玉の世界大会がある時には、世界チャンピオンがこの店に訪れるようです。いつしか、この小道はけん玉横丁と呼ばれるようになり、まちの人たちに親しまれています。
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京島三丁目の台所と言われる「キラキラ橘商店街」も昭和感たっぷり。ここでひと休憩と、コッペパンのハト屋さんへ。大正元年(1912年)創業のハト屋が閉店した後、このお店を残したいと新たな店主が継承し、昔ながらのコッペパンから新しいメニューを加え営業をしています。
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商店街から明治通りに向かうと、こちらも昭和に出来たものと思われる看板が。
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お店の中を覗くと作家さんの陶器を扱うお店がありました。もともとの床屋さんの什器と古家具、作家さんの作品が調和していて素敵なお店です。
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商店街と明治通りの交差する一角にあるshare café分館は惜しみつつも今年閉店してしましたが、この場所こそが、京島三丁目の長屋のリノベーション店舗の先駆けす。
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分館オープンから閉店までの約10年ほどで、多くのアーティストや若い人たちがこのまちに住み着き、長屋をリノベーションしたカフェや雑貨店、工房が生まれ、類を見ないまちの形成がされ、東京のひとつの名所となりつつあるまちです。
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