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底辺の仕事 介護職

結構いい歳をして会社を辞めた
何のスキルもないくせにだ
元の会社の家族的な雰囲気に甘えて、そして苦しみ
最後は身内に甘すぎて「今までの自分はなんだったのだ?」と悩み辞めた
やめて何も残らず鬱になりかけた(笑)

何もない私に何ができる?

最後の砦は「介護職」でしょ的な気持ちがあった

超…介護バカにしてたよ

小学校の臨時のコロナ用補助の仕事をしているときに
初任者研修を受けはじめた
資格あったらどうにかなるかなぁってそんな程度の気持ちでね

で、ご近所さんが施設の理事長をしてるから話を聞きに
志望理由は自転車で行ける範囲(通勤に時間を使いたくなかった)
で、即採用ですね。人手不足だから(笑)
一応面接とかやったけど体面的にだったよ
意味ねぇ~ww

初めて知ったの特養って
色々とやっているところだったけど、多機能とか訪問とか
でもすぐに特養に決まってしまった

何するんだろう?
10人1ユニット?なんじゃそれ?

と、入ったら…
もうね、これは専門職だ!!マジで技術職だよ
なにこれ?こんなに難しいなんて教科書に書いてなかったぞ!
そして無資格でもやってるじゃん?いいの?ほんと?
薬の管理とかバイタルはかったり?
1人1人違うし…毎日やること多すぎ

いったいどういった世界なの?

誰でもできるって思ってたけど、違うよね。

誰でもいいけど 誰でもできない

それが介護職!

底辺とか言ってた自分をぶん殴りたい
最後は介護かなぁ~?って甘く考えてた自分よ馬鹿かお前はっ!
なめんじゃねぇよ
首がもげるほどブンブンしてやりたいっ

物覚えが悪くてなかなか自分の思った介護ができておらず
それでも娘ほどの先輩たちは優しく何度でも教えてくれて
独り立ちを前に残業してくれてます
私に合わせたシフトなので必然と残業ありきシフトになってる

初めての介護の世界
ジレンマがいっぱいっで不思議な世界
利用者に寄り添い、利用者さん本位の介護とは程遠く
現在は事故を起こさないように業務を遂行するとなっております
介護の理念とはかけ離れてる
それは自覚して働いていますが
今は寄り添うまでに至らず日常の流れができるように頑張ってるつもり

何が正しくて間違ってるもなく
正解がない世界

確実に技術職だし、仕事として魅力的ではある
自分に少し余裕ができればの話だけど

今から高齢者がどんどん増えて
自分もあっという間に仲間入りだ

心のなかで
自分がされたなくない介護はしてはいけないを
忘れずに仕事をしていこうと思ってる

介護されている相手は
将来の自分だ

底辺の仕事なんて言わせない
沢山やりがいを持って仕事をしている人たちがいる
少しずつ変わっていけ介護の世界!

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