Warudoを使った3Dフルトラ配信で足が浮く。。。を解決!
どうして!?足が浮いてしまう!
念願のRebocapを手に入れたので、さっそく3Dフルトラ配信の準備!と思い意気揚々とWarudoで配信画面を作成。
トラッキングまわりのブループリントはよくわからないので自動生成した。
トラッカーを身につけていざ!と動いてみると…
あれ…
しゃがむと足が浮く!?
Rebocapのソフト上ではちゃんとしゃがめているのに、Warudo側では腰の位置で固定されている感じ。
移動しても場所が変わらない。スクワットしたりしゃがんだりすると足が浮いて不自然…。これは困った!
これはこれでリスナーさんに笑ってもらえたので良かった(?)けど、せっかくフルトラッキングなのだから、やっぱりリアルに近い動きを見てもらいたい…!
不具合が起きた状況
使用ツール
■ボディトラッキング(指以外)
Rebocap
■フェイス・ハンドトラッキング
Webcam Motion Capture
■ソフト
Warudo
自動生成したブループリント
上記ツールを使用する設定で自動生成されたブループリントがこちら。
このほかにフェイストラッキング用のブループリントと、もう一つ同じような形のボディトラッキング用ブループリントが生成された。
そちらではWebcam Motion Captureによる指の制御を行っているようだった。
このブループリントの自動生成手順はこちらの記事から。
解決
原因
まずこの事象の原因は、VMC受信データのうち
ルート変換
ボーン位置リスト
がどこにも繋がっていない(使用されていない)ことだった。
Rebocapのソフトから位置のデータは受け取っていたものの、これをキャラクターと紐づけられていなかった。
そのため、歩き回ったり足を上げたりしても位置が動かずに固定されていたと思われる。
(推測ですが位置データは基本ヒップの位置だけを上書きしているっぽい。だから解決前は腰を起点として足が浮いていたのかな…?)
解決方法
結論としては、下図のように繋げたところ理想の動きができるようになった。
以前Rebocapによるボディトラッキングだけを自動生成したときにはうまく動いていたので、そちらのブループリントを参考にして同じように繋げた。
黄色のノードを追加して、赤線、青線のように線をつないだ。
キャラクタボーンの回転リストを上書きする
⇩
キャラクタボーンの位置リストを上書きする
⇩
オフセットキャラクター変換
のように、出口→入口のフローを繋げるのも忘れず!
3Dトラッキングの仕組みについて詳しくないので理由は説明できない…。
「スムーズ位置リスト」と「スムーズ変換」が何者なのかわからない…。
スムーズ…ってことは受け取った位置に瞬間移動せず、ぬるっと移動するようにかませてるものなのかな?
ルート変換もどういうデータなんだ…原点座標とかなのかな、知らんけど…。
詳しい方がいればコメントなどで補足していただけると助かります!
おわりに
Warudoはブループリントまわりが少し複雑で難しいけど、しっかり理解すればやりたいことが何でもできるようになりそう。
これからも配信活動を通じて使いこなし方を学んでいくぞー!
足浮き解決前の配信ですが、Warudo・Rebocap・Webcam Motion Captureを用いた3D配信はこんな感じになります!
リングフィット配信と3Dフルトラ歌枠です。
こんなことができるんだ!という発見や、
こういうこともできそうだな、と思いつくきっかけなど、
どなたかの参考になれば幸いです!
(ちなみにモデルの表情があまり可愛くないのは、ツールではなく3Dモデル側の問題だと思います…!それ以外の部分が参考になればうれしいです)
ここまでお読みいただきありがとうございました!