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キスマーク

noteでも更新しようと、ふとベローチェに入るとお会計をしてくれた店員のお姉さんの首元にキスマークらしきものが付いていた。

キスマークを見ると、大学の時にやっていた遊園地のバイトの事を思い出す。


大原と一緒に入った後楽園ゆうえんちの新ゾーンのオープニングスタッフのアルバイト。
高校生から40代のおじさんまで幅広い年齢層60人くらいの人達が所属していた。

(この40代のおじさんがみんなに俳優やっているんだーと自慢していたが、俺がたまたま見たAVのチラッと映るエキストラで出ていた話はまた)

オープニングスタッフの全員一緒のスタートという新しい学校に入ったような雰囲気で、みんなの距離が一気に近づいた。

それは男女の関係もそうで、始まって2.3ヶ月でカップルがボコボコ10組くらい出来ていた。
(ちなみにその中に俺も大原も入っている《ちなみに大原は、その彼女とディズニーに行った時1人の写真ばっかり彼女に撮らせた事が理由で別れていた》)

初めての彼女が出来て俺は嬉しかったが、カップルがたくさんいる事で変な文化が出来上がっていた。

それは、『キスマークをまるで勲章のように見せつける』という文化だ。

ほとんど20代前半だったそのカップルの男女は若気の至りか「私付き合ってる人います」という証としてキスマークをつけてバイト先の周りにアピールをしていたのだ。

今考えると恥ずかしくてたまらない。

バイト先に行くと、キスマークをつけた若者達が「楽しい旅へ行ってらっしゃーい」と乗り物に乗せたお客さんを案内してる。
お客さんも「え?キスマークがタイムカードの代わり!?」と思っていただろう。

今考えると恥ずかしくてたまらない。

俺自身がその文化に飲み込まれていたかどうかは想像にお任せするが、あの文化は何だったんだろうなぁ。

今付き合ってるカップルは一組も残ってないと思うが、色々な人がいてなんだかんだ楽しかったなぁ



青春だなぁー

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