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22✦報恩謝徳

前回お伝えした、全国高校女子サッカー選手権鹿児島県予選が今週末開催されました。

結果は0-2で準優勝。

結果的に先週のスコアが反対になってしまいましたが、内容は完敗でした。

幸い、決勝に進んだこともあり、鹿児島県予選2位で2週間後の九州大会に進出することができます。

しかし、ここから先は負ければ終わりのノックアウトステージに突入しますので、年明けの全国大会に出場できる九州4枠に入らなければ3年生は引退となります。

勝ち負けが全てではないけど、やはりひとつでも上を目指せるなら、このチームで長く過ごしたいもの。

高校の部活動に携わって今年で10年以上経ちますが、毎年のように3年生を勝って終わらせてあげられなかった悔しさを感じています。

数年おきに全国大会にも出場してはいるのですが、最後に笑って終われるチームなんて全国で1つしかないので、そのほとんどが負けて引退というケースです。

もちろん、負けてもやり切ったという清々しさを感じて引退していく選手も沢山いますが、指導者としてはやはり勝たせてあげたいですね。

報恩謝徳

サポーターさんからこの言葉の入った横断幕をいただきました。

今まで受け取った数々のご恩をに対し、感謝の気持ちを持って恩返ししたい。

特に、育ててくれた保護者や恩師には、選手本人の人間的成長と勝利が1番の恩返しです。

運命の舞台まであと2週間。

試合後も、選手と色々やりとりをしていますが、やる気も、そしてやる気の「質」も本人しか上げられないし、それをサポートしていくのが僕らコーチの仕事なので、最高の舞台を整えてあげられるよう、尽力していきたいと思います。

諦めないこと

最後になりましたが、今年のYBCルヴァンカップは川崎フロンターレが頂点輝きました。

昨日決勝がありましたが、選手権帯同でリアルタイムでは見れず、帰宅後、録画再生してフルタイム視聴しました。

後世にも語り継がれるような素晴らしい試合でした。

2年前の決勝も現地で悔しい思いをしましたので、5回目の挑戦で悲願のカップ戦初タイトルです。

川崎も札幌も共に最後まで諦めない姿勢は、やはり人々を魅了するいいものです。

2週間後も、同じように最後まで諦めない姿勢を貫き、年明けに繋げたいと思います。