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26✦環境って大事だね

福島県まで、バドミントンの全国大会の帯同でやってきました。

昨日東京から車で入り、昨夜は初日の会場となる会津若松市で前日練習をしました。

事前の予想ほど冷え込まない週末となりそうですが、さすがに空気が冷んやりします。

朝食を摂り、宿のある郡山市から再び会津若松市まで移動してきました。

昨年は1ゲームも落とさない完全優勝。

今年は連覇がかかりますので、今までの良い準備を結果に繋げてもらえるよう、今日から3日間、楽しみながらサポートしたいと思います。


トップの画像は、ふと立ち止まった信号待ちで撮った1枚。

紅葉が見れる地域の方には何気ない日常の写真なんでしょうが、秋のない鹿児島に住んでいると、こんなに真っ赤な紅葉に出会うことがなかなかありません。

道中も北上するにともない高速脇の色づく紅葉や雪の積もった山々がとてもきれいで、南国育ちではなかなか見られない光景の中、気分が上がる移動時間でした。

このように植物や自然は、生えている土地の気候や日照時間などによって、全く別の生き物のように姿かたちを変えます。

これは人間も同じこと。

環境が人を育てるとはよく言いますが、最近視野と行動範囲が広がってくるとまさにその通りだと思うことがよくあります。

イレギュラーが起こった途端に焦りが生まれ、いつものように判断や決断できず動けなるもの。

慣れた環境下では実力発揮できるけど、慣れない環境では冒険せず、保守的になり殻に閉じこもることが多く、環境に適応できるかどうかでその後の可能性も一気に広がりますね。

常識と思っていたことがそうとも限らない、イレギュラーの連続だからこそ面白いものです。

サポートする選手も過去には勝つことだけにフォーカスした時期もあったようですが、今は内発的な動機が、更にその質が高まってきました。

頭がクールでクリアな状態でプレーする機会が増えてきたので、1年前と比べてもひと回り成長を実感している様子。

バドミントンなんてイレギュラーの連続、しかも考える暇を作らせてもらえないくらいのスピードで次々とアクションが起こります。

そんな目と頭が疲れるような目まぐるしい環境下で、かつ身体を投げ出して全力プレーをする選手のみなさんを本当に尊敬します。

日本代表選手たちの世界ランクからも分かるように、全日本総合選手権も、ここ数年は世界のトップレベルに達してきたバドミントン。

シニアとはいえ30代以上というだけで、元実業団選手や全国に名を馳せた選手が沢山出場します。

昨年は目の前でアキレス腱断裂した選手もいたくらいハードな競技ですので、期間中、全選手ケガの無いようプレーしてほしいですね。