最近のこと



かれこれもうずっと日記を書くのをやめていた。
突然めんどくさくなってしまったのだ。なにか記したくなったらまた記せばいいやと思って放置していたが、今日は最近のことを文章として残しておきたくなった。残します。

最近は、絶好調ハイテンションではないけれど、冷静に穏やかに自分の心を観察しながら生活できていると思う。急激に嬉しくなったり急激に落ち込んだりすることもなく、"自分はいま〇〇だから機嫌がいいんだな"、
"今〇〇について不安があるから心がざわざわするんだな" など、自分をちゃんと客観的に見ることができている気がする。空いてる時間には好きな本をじゃんじゃん読んだり、掃除をしたり、アレコレ妄想したりしている。こまごまとした執着も日に日に薄れていっている気がする。(これは自分にとって良いことなのか悪いことなのか微妙なところではあるが) 
今住んでいるところは、身近にわたしの執着心を刺激する魅惑的なモノや情報がそんなになくて、いつもなんとなくのほほんとした雰囲気が漂っているから、わたし自身も今はそんな状態になっているのかもしれないな。
結局は全て諸行無常で、今日魅力的に感じたものが明日にはどうでもよくなっているかもしれないし、今日は目にも留めなかったものが明日になったら気になって仕方ないものになっているかもしれないし、人生はまだまだ超長いかもしれないし意外とすぐ終わるのかもしれないし。そういうことを本の中の言葉だけでなく、最近は自分の実感として どっしり感じるようになった。
時間が経っても本当に魅力的に感じるものは自分にとって本当に大切なものなのだろうから、うんと大切にしていけばいいんだろうし、本当に自分にとって必要なものは、今すぐでなくとも、いつの間にか自然と自分の手の中に入ってくるのだろうなと思う。焦ってあれもこれも吸収しようとするのはやめて、のんびりした気持ちでいろいろなものを受け入れようと思える器も少しずつ育ってきているように思う。
1年後、3年後、5年後、自分がどうなっているのか今は見当もつかない。けれど、どうしてだろう、必ず幸せに愉しく暮らしているような気がしてしまうのは、わたしがひどく楽観的で楽しい妄想が好きだからなのかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?