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摩訶不思議な感情

こんばんは。前回の更新から1ヶ月半近く経っていました。毎日更新しているつもりだったのに本当時の流れというのはあっという間です。

コロナ禍と言われたこの3年半の間にたくさんのクラブやライブハウスが無くなっていき、音楽が好きな皆んなが色んな知恵を振り絞りながら何とか音を鳴らそうと頑張ってその場所を作ってくれています。
数年前ではやってこなかったイレギュラーな空間でのパーティーが増えました。
そしてそういう場所に呼んでもらって歌う事も少なくないです。
全く嫌じゃないんですが、そういう場所でのライブは全く得意じゃない事にここ数ヶ月で気づきました。


昨日は春日部祭り、昔の様な活気が戻っていたように見えました。
10代の頃ただ遊び行っただけなのに先輩に会ってしまい祭りの後のゴミ拾いをさせられたり神輿の笛のリズムでフリースタイルさせられたりなどの思い出が昨日祭りの光景を見た時甦ってきました。
俺はその春日部祭りのメイン通りにあるMUSICAでライブしてきました。
地元の友達も来てくれたりしました。
久しぶりにお酒を飲んだら大した量じゃなかったのに酔ってしまいました。でも楽しかったです。

春日部にてDJ MISSIE,MICARFy夫妻と

そんな昨日はとある出来事がありまして。
これはここに書くべきかどうか凄い迷ったのですがどこかで吐き出しておかないと後々の自分の人生に悪い影響が出てしまうと思い書かせてもらう事にしました。

昨日のお昼頃、そうMUSICAに向かうもっと何時間も前の話。
俺は車を走らせちょいとした買い物をする為にコンビニに寄った。
俺が店の前の駐車場に停めると1台分空けて隣にファミリーカーが停まっていて中にはこの日のお祭りでお神輿でも担ぐのであろう家族達が神輿担ぎまっせファッションで乗っていたのをチラッと確認した。

そして俺が商品を手に取りレジ前に並んでいたら急にそのレジ横くらいにさっきのファミリーカーに乗っていたお祭りファッション家族の若母が角度的に俺の方を少し向く様な形で立っていた。
俺は基本的に生活の中で自分の人生と無関係の人とは目を合わさない様にしているのだが、その若母があまりにも違和感のある立ち方をしているのでチラッと彼女の方を見たら完全に目が合った。手には携帯を持っている。

俺は「あぁ、俺(崇勲)に気づいた人か。」と思った。
街に出ると未だに声を掛けてくれる人も少なくない。
数年前よりはだいぶ過ごしやすくはなったのだが、こういう気づかれるのを少し回避する為に人と目を合わせなかったりしているというところもある。

その若母は店の外に出て行ったが完全に入り口前で携帯を片手に俺が出てくるのを待ち構えている。「やれやれだぜ。」と俺の中の空条承太郎がため息をついたところで買い物が終わった俺はその若母と目を合わせない様に下を向きながら店を出て足早に自分の車に向かおうとした。
すると案の定

「すいません!」
ほらきた。その若母から声をかけられた。
まるでその存在に初めて気づいたかの様なフリをして俺も別に眠くないのに眠そうな雰囲気を出しながら
「あ、......はい。」
と返事をする。写真のお願いかなと思った。
基本的に写真頼まれて断った事は無い。俺の名前を全く知らないとかって人だったら撮らないけど。

そしてその若母が携帯片手に俺に
「あのテルさんですよね!?」

頭の中にクエスチョンマークが一瞬で20000個くらい効果音を出しながら浮かんだ。
「テッ、テルさん??」
俺も聞き返す。

「はい!テルさんですよね!?」
追いテルをかましてくる若母。
「テルって俺がですか?」
俺もハードな動揺から不毛な返しをしてしまう。

「はい!そうです!」
なんかこの人凄い!

「いや全然違います、テルさんわからないです。」
と告げて俺は車に乗り込んで家に帰った。

数年前に太ったGLAYのTERUと俺が肌の質感とか色々で似てるというTwitterを見かけた事はあったがまさか俺をGLAYのTERUと間違えたとは流石に思えない。
それかその人が俺のめちゃくちゃなアンチの人で俺を傷つける為に突飛な間違いをしてきたのだろうか。

家に帰り家族にもその話をした。
そこからMUSICAに向かうのだが(時系列的がわかりにくい文章ですみません)、春日部祭りの日は車での移動が困難になる為毎回電車で向かう。
俺はやはりその向かってる電車でもテル事件がどこか頭に残っていてうわの空なところがあった。

春日部祭りはもう駅から大混雑。MUSICAまでは駅から700mくらいだろうか。
その間も何組か声掛けてもらって写真を撮ったりとかしながら会場に向かうんだけどこのペースだと凄い時間がかかってしまうと思い人のいない通りを選んで向かった。
春日部東口にあるthanksという店があり毎年この春日部祭りの時は店先でお酒を売ったりしている。祭りの時はこのthanks辺りは人通りがメインに比べて少ないのもあるのでここで一杯お酒を買って飲みながらMUSICAに向かおうとしてthanksに行く道の角を曲がろうとした瞬間に、あのテル姉さんがthanksの前に立っていたのだ。
俺は瞬間の判断でthanksの前を通るのを避けテル姉さんにも気づかれないないように顔を逸らし更に遠回りをした。
一杯買いたかったのになぁ。

そんな俺のYes,summer days。

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