なんでもない事2

あああ～猫可愛いんじゃあ～

雷ごろごろ雨ざーざーの中、人間のばあちゃんと美人な猫が草餅作っている動画を見ながらこの記事を書いている。情報量が多いとカオスだけど楽しいね。

～グミ“男梅”の話～

　今でこそ呼吸をするかのように購入して食べているが、実は男梅グミを平然とした顔でレジに持って行けるようになるまでに結構時間がかかったという話。

　昔から梅味レモン味等の酸っぱいものが好きで、頻繁に購入していた。酷い時には梅干しやレモンを齧っていた。

　しかし近年になって、そういうお菓子が減ってきている。シゲキックスとかもうヴィレヴァン行かないと買えない珍菓子化している。ん？　ビレバン？　ヴィレヴァン？　ともかくあの怪しい店の事である。

　一時ピュレグミにもハマっていたが、アレは全然酸っぱくない。酸味に関しては舌がバグってるので足りない。でもこれ以上酸っぱいお菓子に関して話すと脱線が過ぎるので割愛する。

で。

　手軽にコンビニで買える酸っぱい(に近いものも含む)お菓子と言えば、かむかむレモン、ゴチグミ、そして男梅である。
かむかむレモンは食べ過ぎて飽きたし、ゴチグミは味変要員でしかないし(全国のかむかむレモン及びゴチグミのファンの皆様申し訳ございません）とにかく理想のお菓子がなかった。残るは男梅だけ。

しかし男梅って。

男って書いてる。

買いにくい……。

　別に黒髪の乙女が買っても美人なおねいさんが買っても女子児童が買っても誰も咎めないのに。何故か恥ずかしくて買えなかった。
そんなわけで、男梅はなんとなく買えないまま学生時代が終わっていった。

　それが社畜になってからというもの、恥も外聞も捨てて悟りまで開いてしまったので買えるようになった。社畜の功とでも呼ぶべきだろうか。恥ずかしくて買えなかったあの日からじつに4年後の話だ。

　今や男梅がないとタイムカードの計算が出来ない身体になってしまったので、月5，6のペースで買っている。……ん？　月5,6か……言うてそんな買ってへんな……

　もしコンビニのお菓子売り場で、男梅を目の前にもじもじしている黒髪の乙女がいたら、そっと背中を押してやってほしい。それだけ。