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水瀬さんが語る五月~五等分の花嫁③~

6月14日付けのアニメ!アニメ!の記事に、(私にとっては)衝撃的な内容がありました。※以下ネタバレあり

この記事の、”キャラクターたちへ伝えたいメッセージ”のパートは読むだけでジンと来ます…

ただ、私が驚いたのは水瀬さんのメッセージです。以下、五月に向けたコメントを抜粋します。
”風太郎への気持ちは尊敬や憧れであり、それが“初恋”だったと気づかないのもまた五月らしさだと思うのですが、あの感情が恋だったことに、いつか彼女が気づいてくれたら嬉しいです。”

水瀬さんのコメントによれば、五月は作中では自分の恋に気づかなかったということになります。
最初の記事でも触れた通り、五月は学園祭の段階で風太郎への恋を自覚したと私は考えていましたが、私の考察は完全に誤りでした。また、考察界隈でも敷衍している「学園祭後の下田との会話の中で五月は恋を自覚した」という説も水瀬さんのコメントによれば誤りとなります。

もちろん、作品の解釈は個人の自由です。ただ、水瀬さんがそのような解釈をもとに五月を演じたということを念頭に映画を観れば、また新しい発見がありそうな気がします。

一つひっかかるのは、学園祭3日目の五月は、姉と同様に風太郎を待っていたという点です。あの時の五月は、風太郎に自分の許へ来てほしかったはず。そして来てほしい理由なんてそりゃ……と私は考えます。あのシチュエーションで、修学旅行のときのような、自分以外の恋愛を進展させるという目的は考えられないのですから……。
それとも、尊敬と憧れは、それだけで風太郎を待つ理由になる、ということなのでしょうか。
水瀬さんのお芝居をもう一回聴いて、真相を確かめたい。
もう一回映画館に行きたい…!

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