見出し画像

前向きに考えるとは?、の巻

私は前向きに考えるひとに憧れ続けている。私のなかで、20代にザマエムキ女子に出会えたことは、とても感謝してる。彼女には、たくさん刺激をもらったからだ。
彼女は、どんなときもスピード感をもって、とにかく前に進んでいた。並々ならぬ努力と根性を持ち合わせていた。それは、やっぱり元々もってるものではなく、120%の努力だと思う。今でも憧れの女性だ。

そこで、前向きとは、何か?考える。
私の経験上の考えは、前向きに考えよう、と口に出したらもう前向きではないのだ。たまに、前向きにが口ぐせの方がいるが、その人の表情は全く明るくはないのだ。それを装ってるだけで、目は後悔や悲しさ、妬みなどとにかく辛そうだ。
これは、コトダマ言霊も同じで、あんまりマイナスなことは言わない方がそらいいのだが、誰だって吐き出したい時はあると思う。それをまでも、コトダマだと言って阻止するのはとても、しんどい。少しだけ愚痴らせてあげたいし、悲しい時は泣いてもいい。悔しいし、羨ましいときもある。そう思わないほうが生きやすいし、隣の芝生は、一生青いのだから。わかってはいるけど、いいなあ。羨ましいなあとか言わせて、と思う。

例えば、大好きな彼の子供を妊娠したがいろんな事情で諦めなければいけないひとがいた。
そんなときも、彼のために、と諦めて前向きな言葉を聞いたことがある。その言葉は電話越しでも辛そうだった。私はなにもできなかったし、言葉もでなかった。
こんなときでも、前向きに考えるというプレッシャーが苦しめるのだ。一時期、斎藤一人さんの前向きブームがあった。あれは、営業し続けるための、呪文だ。営業は、断られるのが仕事だから、次々アタックしないといけないからだ。

前向きという言葉は、その時の悲しみを、涙を流しきれないで進めるので、あとあと後遺症が残るのだ。後遺症は、一生ものだ。だから、私は、一生恨むし許さない!そう言うのだ。なんでもかんでも前向きに考えてしまうのは、何も学ばないし、反省もない。
そのときに、たっぷり怒ったり悲しんだり、妬んだりしたいと思う。しつこいのは、嫌いなのでそのときだけは、人間らしく無様でいいのだ。
そしたら、ずっと恨み続けているのか?だが、そこも人間なのだ。時間が解決してくれる。その代わり、毎日を一生懸命生きることが条件。動くと思考がかわるし、まとまっていく。人間、考えることはやめれないから仕方なく考え続ける。
驚くのが、当時あれほど恨んでても、感謝にかわることもあるし自分は、運が良かったとさえ思えるのだ。ありえないことがおこるのだ。私がダメなところが、白黒はっきりつけたがったり、正解を求めてしまう。
もうほとんど、正解はないのかもしれない。この繰り返しで生きていくのかなあと考える。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?