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訴えれる、の巻

さいしょに、民事訴訟である。
不倫訴訟ではない。仕事上のトラブルだ。
読んでくださったかたが、訴えた立場におありのかたで、嫌な気持ちになる場合は、申し訳ない。

タイトル通り、訴えられた経験がある。これは、経験したことがあるひとにしかわからないが、慣れるとこわくないし、時間がたつと、1時間くらいで冷静になる。それに、もう、弁護士はいるとやることは決まってきて身軽にもなる。
人生で弁護士介入が2回おきた。(今のところ)

実際、裁判になったのは一回、あとの一回は、前回の反省ふまえ、自分で弁護士と交渉した。訴えられたにも関わらず、これは、結果的に利益になった。民事訴訟というのは、根拠のないケンカなので相手の思い込みで進めるのだ。しかし、お金は儲かったが、精神的にはかなりこたえた。私はサバサバした人間をコンセプトにしてるだけで、実は守りたいものだらけの人間で、もがいて、あがいても開き直れなかったのだ。いまも、正直しんどい。一件、ビジネスで考えると私は大きな利益を出し、会社にも貢献して立場も手に入れた。が、失った信頼などが、私に大きな傷をつけた。完全に裏切られたからだ。

私の中学の頃の友達は、私は、勘違いと開き直りで生きてるって、たいそう大人になってから言われたとき、教えてくれてありがとうと心から感謝した。自分ではわからなかった。

でも、昔初恋の彼は、両思いだったと今でも信じてるし、別に付き合ったとかないのに、のちに大人になって本人に確認したが、違うと言われても、またまた〜と照れ隠しと認定してる。それくらい、勘違いと開き直りのできるタイプなのにだ。

自前の自己コントロール力で、がんばった。いろんな考えをめぐらし、これが最善だったと言い聞かせた。でも、まったくダメで、辛かった。キズはいつまでたってもキズなのだ。

詳しく話しすぎると飽きるので、やめたいが、家族に迷惑かけたくないのと、家族に理解してもらいたいなどという甘えが自分に許せなかった。
話せば、わかるのだが、もう、理解してもらうなど何さまなことだし、説得や説明はエネルギーがいるし面倒くさい。

この訴えられって話しは、ほんとにドラマなんだ。また、詳しくはいつか残したい。

一回目のとき、なんだかワケがわからず、それなりの判決がでても命がとられるわけでも、警察にお世話になるわけではないから、まあ、そんなこともあるよねっ、それに、私より大変な人はもっといるよ、友達に話したら、友達は、自分の彼氏にまで私の惨事を話し、あんた、どこまでも不幸なんだ!!!て、話は持ちきりになったそうだ。

10年以上たっても、この話になり笑ってる。いやいや、本当に笑ってるんだよ。よかったよ。


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