12/8 月次報告 エナジードリンク市場に見るJR&Bシーンの趨勢

*このnoteは以前のブログから引っ越したものです。

過去記事はこちらから。

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気付いたら師走。

風邪を引いた。

まず先月の活動をTwitter経由で振り返る。

SNS推移。

Youtube 7460 → 8980

Instagram 2951 → 3421

Twitter 4721 → 4965

結局新曲を作らないままここまで来てしまったという意味では先月から何も変わってはいないが、ただサボっていたというよりは色々とやることをやっていた。

制作面では必要なものを期日までに仕上げて、貯まりに溜まって各種方面におかけしていたご迷惑をほぼ全て清算。

あとはライブやリハが多い一ヶ月だったなという印象。

一年の振り返りでも書くと思うけど、今年一年で本当に学んだのは自分は裏方に回りたくない性格ということ。

改めて自己顕示欲の塊だと認識したので来年は既にやると決めているコラボ以外は一人でやっていこうと思う。

もう来年の目標も決めたので、それに向かってあとは邁進していくのみ。

忘年会シーズンに入り、ネットなどで自分の情報を見てくれている人には「怖いくらい順調だね」と声をかけてもらったり、今勢いがあると思ってくれる人がいて、それはとてもありがたい。

けど、自分はそんな風にはあまり思っていなくて、むしろ不甲斐ない思いをする方が多い。

自分の思い描いている功績とそれに対する評価みたいなものが一致しない状況は恐らくどこの世界にもあって、誰もがそれらと相談しながら生きているんだろうなと思いつつ、歯がゆくも同時にそれが自分にとっての原動力でもあるのかなと感じている。

全ては光と闇・・・メリットとデメリット・・・。

まずは新しい音源を完成させるところか始めねばならぬ。

何もしなくても生きていける自信がつくくらい、前進はして来たけどまだまだ満足とは言えない。

THREE1989長野公演で実家に帰ることが出来て、やっぱ全然金が足りないしもっとちゃんと親孝行がしたいと思った。

さっさとやらなきゃいけませんねえ。


話は変わり、昨今のJR&Bシーンについて。

ここ最近のJR&Bって本当にレベルが高くて、どこ見ても実力派が牙を磨いているって話は前にもしたような気がする。

で、そのうちはいいんだけど、最近は別の変化も見えてきている。

具体的にはそれっぽくて何となくおしゃれだけど中身がないものも増えてきていて、しかもそれがメディア戦略によって評価され始めている。

あくまで個人的な感想なので、僕に売れているものを評価するだけのセンスがない、ということもありえるし、明確に誰かをディスりたいわけでもないので具体的な名前は控える。

職業柄、新しく出てきたアーティストだったり音楽に関してはなるべくチェックするようにしていて、まあそれは本当に各アーティスト一曲とかそういうレベルなんだけど、それだけでも随分違う実感はある。

で、最近広告であったりおすすめであったり、そういうもので耳にするのが、明らかにJR&Bを意識したものが増えてきている印象があって、もちろん自分がターゲッティングされてるだけで世の中そんなことないのかもしれないけど、同じように感じてる人は自分が所属するシーンには少なくない数いるはずだと思うのね。

で、一回チェックしにいくんだけど、あくまで、あくまで僕個人の印象として、音質やアレンジがそれっぽいだけでつまらない曲だなと感じることが結構多いんですよ。

でこれ何かの印象に似てんなと思って考えてみると、エナジードリンクだったんすよね。

最初エナジードリンクってレッドブルくらいしかなかったでしょ。

でそのあとモンスターとか流行りだして、さらにそのあとってよくわからんエナジードリンクが海外から来たり国内から出たりを繰り返して、最終的にはマジで何が入ってるのかわからんけどそれっぽい味で安くて量が多いだけの廉価版がチェリオから出るレベルにまでなった。

ムーブメントって、先行者メリットを取った人とそれにいち早く続いた人が勝ち逃げして、そのあとはでかい資本を持った人たちがそれを真似して広めて、そこから先は資本の有無関わらず玉石混交になっていくっていうのが世の流れなのかなって。

ちょっと前だとサチモス、ナルバリッチとかのジャミロクアイ的な系譜だったのが、今だとSIRUPくんとかそういうメロウなR&B系にまでその流れが来てんだなと。

ビジネス的な観点で見ると、企業は安定してずっと利益を得る必要があるので、新人はどんどん出していかなきゃいけないし急激に変化させるわけにもいかない。

ただその中でどれだけの人が夢を見て、成功したり失敗したり喜んだり悲しんだりすんだろうなと思うと、ちょっと複雑な気持ちになる。でも結果として、そこで悲しい思いをする人たちの大半は純粋に音楽的な実力がない人たちだったりもする。

本当に音楽が好きで頑張っている人にはちゃんと報われてほしいっていつも思ってる。

要するにJR&Bシーンもかつてのエナジードリンク市場と同じくらい戦国時代に突入したと言うことや。

ワイは果たしてそんな中生き抜いていけますのん?いやー自信がないね。

もうそろそろ本気でコメディアン・おてぃんてぃん仮面さわだとしての活動を本格化すべきか?音楽なんてやってる場合なのか?

まあどうせすげー音源が今年度末か来年頭には出るから待ってろよ。

どうせ未来の俺がやってくれるよ。今じゃない、未来の俺がな。

とりあえず今日は明日THREE1989のツアーファイナルのゲネプロがあるからマジで本気で風邪治しにかかるわ。

とんでもねー量の鍋の材料買って来たからよ。

ってことで本日のおべんちゃらは以上です。

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