編集者向きの起業家とライター向きの個人事業主
以前、こんな記事が話題になりました。
「編集者に向いている人というのは、良いところを見つけるのが得意な人、ライターに向いている人は、悪いところや胡散臭いといころを見つけるのが得意な人」
参照:編集者に向いている人と、ライターに向いている人の特徴とは? | 隠居系男子
コンテンツ作りに携わる人間は上記の2タイプにわけられるというのです。
僕自身もこれには同意でして、
編集者向きの人は、一歩引いて人のいい所を引き出そうとする人。
ライター向きの人は、自分が前に出て良さを積極的にアピールしていく人。
こんな特徴があると考えています。
そして、編集者向きとされる起業家とお話して似たようなことを感じました。
それが、「起業家は編集者っぽくて、僕のような個人事業主はライターっぽい」ということ。
起業家は一歩引いてメンバーの良さを活かす
前提を話しておくと、起業家の彼は社員数名の会社を設立している方。
会社で運営するメディアでは、自分ではなく社内のメンバーを責任者として抜擢しているのです。
その理由を尋ねると、自分には出せない良さが出るから、とのこと。さらに、自分が出ない方がいいと割り切ってもいました。
これを聞いて、僕は驚いてしまいました。「世に出したものは、スズキが作ったものとして評価されたい」と思っているからです。
しかし、彼は違います。
自分ではなく、「社内のメンバーが作ったもの」として評価されてOKと考えているのです。自分は評価されなくてもいい、そんな考えを持っているのです。
そして、ここに編集者としての素養、ライターとしての素養が出ているのだと思いました。
パスを覚えた仙道と点取り屋の流川
これはまさに、バスケ漫画スラムダンクに例えられます。
編集者向きの起業家の彼は、他人へのパスで得点につながることに喜びを覚えた仙道。
ライター向きの個人事業主の僕は、自分が点を取ることに喜びを覚える流川。
こんなイメージができました。
そして、この喜びのポイントこそが「起業家として生きることを選んだ人間」と「個人事業主」の違いなのです。
なので、これから独立をしようと考えている方は自分が編集者とライター、どちらに向いているか考えてみてください。
編集者に向いていると思った方は、他人を活かせる起業家に向いています。なので、メンバーを集めてチームを組んだ方がいいです。
一方、ライターに向いていると思った方は、1人でコンテンツを作った方が伸びるので、個人事業主として活動した方がいいです。
こういったことを知っておくと、独立後に良いスタートを切れるはずです。覚えておきましょう。
ではまた!
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