見出し画像

NFTアートと現状を個人的に語る。99%の投機やAI術師の殴り合いで、本気の絵師はカヤの外?

このままでは廃れる!?NFTアートの価値観は変化するのか?|相沢孟明@曲線美NFTアーティスト (note.com)

相沢孟明@曲線美NFTアーティスト|note

最近、AI絵系の話や、販売サイトのAI禁止の話をした。するとNFT関連の方からイイね! やフォローが来たので、色々追いかけて読んで思うことがあったので語る。

一時期ビットコインが流行り、NFT、イーサリアム等の仮想通過からNFTアートもニュースに出て盛り上がった。では今はどうか?

相沢さんの見解が自分と同じだった。
99%は投機目的で、質の高いフリー素材絵と色違いを大量に出して
ゴミが出回る「金の亡者」の環境では、本気のNFTアートをしたい絵師はカヤの外
、である。

>ハッキリ言いますが、アート作品としての価値がないから価値を捏造し、
「金融商品のようなもの」として販売しているわけです。

>幸せになりたいのに、幸せから遠のいていると気付いていない
人達で盛り上がっているのが、今のNFTアート市場なのです。


NFTアート、俺の個人的解釈だと「ビットコインなどの仮想通過でコピーを許さない絵の保有、交換ができる仕組み」だ。

最初は、ゴッホやダヴィンチのような名画を「自分だけが保有してニヤニヤできる」みたいな、作家ファンの「購入履歴ドヤ」位だと思っていた。
だから、ある程度価値がある、頑張って描いたオンリーワンの名作であれば流通するし、それらに今の稼げない副業絵師が次々参入して盛り上がると思っていた。

今現状は、「質だけが下がり続けて盛り下がり」だと思う。
ビットコインと連動するかのように、仮想通過が下火になり(また盛り返すかもしれないが……)、中国ではマイニングは禁止、他の国でも「電気泥棒」としてインドも違法、禁止となった。

「儲からないなら、即撤退」

イラストレーター、絵師は、金が貰えなければ「その居場所に価値がないのか?」
愛も義理も、倫理もない無法地帯の仮想通過のNFTアート界隈の大半が「絵への愛着や誇り」はないと思う。

何か、倫理観のないAI術師の「手書き絵師環境で大量出品で荒稼ぎ」に似ていると思った
あと、セカンドライフの3Dアバター、VRChat界隈の「メタバース」
メディアやその手の企業や参加している人だけ盛り上がっているけど、「ハードルが高くて金絡み」を無理やり盛り上げようという感じもあった。

共通しているのは、技術も愛もない「イナゴ」が金稼ぎのためにただ群がっていて「バズる=資産が増えるのを待つ」という構図だ。

市民権を得て、一般人が参入したら「ビットコイン0.0001円」のおくりびと、になる夢を持って安いうちに買い漁って寝かせておく。
それを色々な電子、仮想通過系で買って試してnoteやツイッターで宣伝しながら有料記事を書く。
バズったら儲けて、記事も売れて、その稼ぎ本を売ればノマド億万長者だー! という現代の「ゴールドラッシュ」に似ていると思った。

アメリカのゴールドラッシュ、儲かったのはジーンズ売りやスコップなどの設備道具売りである。

今の電子通貨NFTラッシュ(※まだ広まってない)は、それら夢や投機セミナー等で、安くイナゴが美味しい席を陣取って「まだかまだか」とこちらを見ている感じだ。
儲かるのはNTF関係の運営と、それを情報商材として売り抜けたセミナー主である。
それを買って読んでNFT資産を買って、「なんで売れないなぜ儲からない」と嘆く保有者は、ゴールドラッシュでいう出稼ぎ労働者なのである。

ゴールドラッシュの出稼ぎ労働者は、確かに過酷で大半は借金抱えて撤退する。
だが、金脈一つあてれば、ドリームがあった。

NFTアート界隈には、この「金脈」を引ける確率はあるのだろうか?

俺はないと思う。

だってイナゴが専有している投機レッドオーシャンは、あまりに「質の低い個人マーケット」が多すぎるから。

もし成功させるなら、ガチで稼げる絵師や中間以上の実力絵師で組んで「電子管理の価値の保持と健全化」として NFTではない独自の「絵師通貨」みたいなのを日本で発行して、日本で育てるくらいじゃないとね。

金の亡者のイナゴが大量発生しているような通貨であり、やり取りするだけで手数料や現金化手数料がかかるなら、そりゃ誰も参加しないよ。

あと、税金。法律よく分からんけど、雑収入としてでもNFT等の収入から3割以上持っていかれるからね。

金稼ぎ、副業としてのNTF目的では、他は参入しない。

俺が最初に思っていた「絵師のファンとしての購入履歴ドヤ」や「ファンボックスなどの絵師応援サブスク」として、低い手数料で応援できる! って感じなら、金あるオタク層が参加してくれるだろうし。


ちょうどさ、AI絵師がCi-en、PixivFanbox、Fanza、Fantia、DLsite等々から
禁止で追い出されたでしょう?

これ、海外パトロンやchichipuiのようなAI絵で稼げる場所に逃げるのではなく、NFT界隈で「出品する側」として大量発生すると思うよ。

恐らくここ1ヶ月位でさ。


そうしたら、人が流入してにぎわうどころか、AI術師のイメージの悪さ、出品数だけ増えるさらなるレッドオーシャンに、既存の買い手も逃げると思うよ。

だって、イメージしてよ。
町で商売している露店がずらーッとあるとして、それだけでも過疎なのに「量産AI絵で安価なもの」がさらに増えて出品だけ増えていく。
その状況で、買い手=NFT保持したい、通貨を持っている人は「買いたいと思う?」。
逃げるよね、普通。


どこでもそうだけど、売っているものが「素晴らしく価値があって後から交換しても値が持ちそう」なものに人は流れていく。

純金しかり、証券しかり。

NFTアートという新しい技術ではあるが、あまりにもフリー絵の色違い大量出品が多すぎる。

作品の99%は「自分の芸術性を、ファンに、誰かに届けたい!」とは感じなかった。

持ってても何にもワクワクしない、投機にもならない、値下がりつつづけるNFTだと、既存のやっている人だっていやになって逃げるよそりゃ。

まあそんな感じで、一攫千金イナゴが増えすぎて「質の低い絵」が大量出品され、さらに金の亡者のAI術師も参戦して、さらに衰退するだろうね、というのが俺のまとめ。

NFTに詳しい方、良かったらコメントや感想、今の現状を教えてほしい。
これらは数年前のNFT情報だから間違っているかもしれない。個人的な感想だからね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?