見出し画像

硬筆書写の始め方

以前より文房具が好きで、一時期万年筆を10本ほど保有していた時期がありましたが、使い道が家計簿くらいしか思いつかなかったんです。
そうしましたら、Twitterで書写のお題を出題するアカウントがいくつかあるのを知りまして、「折角の万年筆をもっと使おう」となり、去年から硬筆書写を始めております。

本当はプロから習うのがあるべき姿なのでしょうが、いまのところは完全に自己流です。とはいえYoutubeでは書道家の方々のレクチャー動画も投稿されておりまして、参考にしております。昨今は本当に便利な時代になったものだと思います。


書写するにあたって、必要なものはペンと紙は勿論のことですが、下敷きも必要だと個人的には思っております。

1.ペン
書写を習慣にされている方々のTwitterアカウントを見ますと、ペンは様々なものを使用されております。万年筆、ガラスペン、鉛筆などの趣味性の高いペンを使用される方も多いですが、ボールペン、シャープペン、サインペンなどのお手頃なペンを使う方も多いです。
私は主に万年筆で書写しておりますが、手に馴染むペンであればなんでも良いと思います。筆記線の強弱が付けれるペンだと良い感じにかけた時に格好良いです。硬筆ではないのですが、筆や筆ペンで美麗な字を書く人は凄いなと思うわけです。

2.紙
何でも良いと思いますが、最初は方眼の方がやりやすいと思います。私も文字のバランスを取るのが非常に苦手なので方眼のメモパッドでやってます。
万年筆で書写する場合は、紙を選ばないと、インクの滲みでろくに書写出来ません。
私はもうずっとロディアのメモパッドを使っています。紙質がよく、インクの滲みも裏抜けもほとんど起こりません。

ノートだと定番のツバメノートがお手頃かと思います。私もノートはずっとツバメノートを使っています。

3.下敷き
ペンと紙が必要なのは当たり前ですが、下敷きも意外と重要です。硬いテーブルの天板の上でも構わず書写できる方も居るようですが、僕はペンを制御出来なくなり一気に綺麗に字を書く気が失せます。要らない紙を10枚くらい敷くだけでも筆記時に程よい抵抗になり、ペンが制御しやすくなります。
また、硬筆書写用のソフト下敷きという物も市販されています。

私は万年筆で書写するのもあり、もっと柔らかい下敷きが好きなので、下記のデスクマットを使用しています、柔らかさ、厚み、表面のシボの浅さが丁度良いのです。

書写のお題についてですが、Twitterで毎朝5:00に投稿される朝活書写をやるのが私の日課になっております。

他にも、もっと長文のお題や外国語のお題などもあったりしますので、自分に合ったものを探してみると良いと思います。

書写を日課にすると、当然ながら筆不精から解消されますので、漢字の失念が少なくなります。もともと文房具にこだわりだしたのも、それが理由だったように思います。
仕事の書類なんて、最早紙すら要らなくなってきていますので、いざホワイトボードなどに議事を手書きする機会がある時に、「あの漢字、どう書くんだっけ・・?」ということを防ぎやすいかと思います。

あと、字を褒められるというメリットもあります。特に社会人になると手書きする機会が激減しますからね。一目置かれるかもしれません。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?