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初の合同誌を企画してみての感想

あいさつ


皆さんどうも、skeletonです。今回の記事はぼざおんりー#2で頒布予定の佐々ぼ合同誌「御衣黄桜」の制作を通しての感想を書き綴っていこうかと思います。これから合同誌を企画しよう、合同誌に参加したいという方に対して少しでも参考になればと思います。

制作決定の経緯


さて、まずはなぜ合同誌を制作しようと思い立ったのかというところからお話したいと思います。そんなのに興味ねぇよ!っていう方は目次の方から制作過程の方に飛んでいただいて構いません。

合同誌を制作しようと思い立ったきっかけはpixvに投稿されている作品の少なさです。それらが特に現れているのがイラスト、漫画です。SSと違いそれらはX(旧Twitter)で投稿されることもあります。しかしながら、pixvには投稿をしないという方もよく見かけられます。結果としてTLでは多くの作品を見かけるのにも関わらず、それに比べてpixvがあまりにも少ないということに気付きました。なので、一つの本にまとめられていた方が興味を持った方に対しては見やすいのではないかなと考えました。そこで合同誌という形で本にしようと思い立ちました。

また即売会というイベントを通しての布教効果も望めますからね……!
あと単純に私が佐々ぼをたくさん見たいというのもあります。というかそれが半分くらい占めてます。宣教師として失格では???

制作決定から、参加者の募集に際して


実際に本を作ることは決定しました。しかしながら、一番大事な要素がここでは欠けています。それは参加者です。いくら私が佐々ぼを望んで金を用意したって参加者様がいなければ結局合同誌とは名ばかりのただの私の性癖を詰め込んだだけの本ですからね。

そこで募集をかけたんですが、この段階では参加者は10人も集まれば十分。それどころか5人も来るかすら怪しいだろうという見込みでした。こんな奴の合同誌なんて信頼性もゼロだろうと思ってたので。

ですが、なんと20人を超える参加者様が集まり当時は驚愕しました。いや、今でも全然信じられないのですが……その中には私が以前から御本を購入させていただいた方もいらっしゃってそれはもう、心臓がバックバクです。最初の参加者問題は杞憂で終わり、次の段階へと進みます……!

実際に原稿を集める段階


恐らくは合同誌で最も苦労するであろう場面がここだと思います。実際私も一番苦労したと感じたのはここでした。というのも、SSならば自分の本を出す際に経験したことが活かせるのですが、イラストや漫画は本にするのが初挑戦で手探り状態だったのであちこちで壁にぶつかってしまいました。ですがまぁそこは同じサークルメンバーである人に任せてしまいましたが。

というのも、合同誌を10月に出すのになぜか9月に2冊も新刊を出すために圧倒的過密スケジュールに見舞われていたからです。恐らく1人でやろうとしていたらこの合同誌は出なかったと思います。はい。サークルメンバーには感謝してもしきれません。

ですが、ここまでは自分である程度コントロールできる部分での問題点です。最大の懸念点かつ実際に困ってしまった問題は「参加者様の締め切り」です。合同誌という特性上、必ず付きまとうこの締め切りの設定ですが、今回は1か月以上前に設定させていただきました。

というのも、ギリギリに設定してしまうと原稿の不備のチェック及び印刷所への提出が私達の不手際も含めて計算すると間に合うか怪しいためです。まぁ最初ですから常に余裕を持って行動しようってやつですね。

ですがまぁ、仕方がない事なのかもしれませんが締め切りに遅れてしまう方が出てしまったのも事実です。1日ならばほとんど変わらないのですが、数日といった場合もあるので、企画される方は必ず2週間以上は印刷所に提出しなければならない日付まで余裕を持たせた方がいいと思います。そして参加を予定されている方々も、なるべく早くの提出と締め切りまでの提出を心がけて行けると幸いです。

本の制作について


合同誌で一番わからないところだったのは、ここですね。実際に本を制作する際に今回はイラストと漫画をフルカラーで提出していただいたので、フルカラーとモノクロの混合プランを使用しました。
ご注文【冊子印刷・制作!ちょ古っ都製本工房】 (chokotto.jp)
こちらの印刷所様に今回はお願いしました。

さて、ここからは少し触れづらい話になるのですが……実際の本を制作するにあたっての費用のお話になります。今回は100部を制作するようにおねがいしたのですが、フルカラーとモノクロあわせておよそ10万円となりました。今までの制作費用が高くて5万円ほどだったので目玉が飛び出るかと思いましたね……

特にグルーヴの時も100部をお願いしたのですが、それが5万円ほど。それでも小説本の頒布でしたので1000円という価格設定にしてしまったのですが……(売れ残ってしまった場合の損失を考えて)
それでも多くの方に手に取っていただけて今もこうやって活動できています。本当にありがたいことです。それはさておき、今回の合同誌はグルーヴとは少し話が異なります。

というのも、今回は合同とは名ばかりの参加者様方からの金銭は頂いておらず、かつ売上も配分しないとなっております。しかしながら、参加していただいた皆様には合同誌を1冊手渡すことにいたしました。
ここで問題が発生します。それは、ありがたいことに参加者様が19名、表紙を描いてくださった方も含めると20名。つまるところ、全部頒布し終えても80部売れた時と同じ売上しか入らないのです。ここでいつものように1000円で行けるだろうと思っていた過去の私の愚かさが露呈します。1000円で頒布した場合、2万円の損失です。そこにいつもの同人誌購入費用が上乗せされれば破産は免れないでしょう。

よって、値上げするという最も選びたくなかった選択肢を取らざるを得ませんでした。完全に計画性の無さが露呈していますね……
でもそしたら6万円の利益が発生した場合どうするのかという疑問が湧くかもしれませんが、それはすべて1/27の「ぼっち・ざ・ねくすと!」の方の運営費用に充てさせていただきます。多分、それでも余るのでそしたら第二回のイベントか合同誌の方に使用させていただきます。

終わりに


いかがでしたでしょうか。少しばかり……というよりだいぶ粗い説明になってしまいましたが、参考になれば幸いです。初めての合同誌作成は右も左もわかりませんでしたが、無事に制作が完了しあとは本が届くのを待つだけとなり安堵しています。
これからも多くの方に参加していただけるような合同誌運営、及びイベント運営ができるように努力していきます。
すべては佐々ぼの供給を増やすために……!

では、ここまで読んでいただきありがとうございました。10/14のぼざおんりー#2が終わり次第、追加の記事を書いてみたいと思います。

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