台湾の人には日本の「燃えないゴミ」が伝わらない

この話は、以前に台湾の台北市の現地デザイナーと日本のデザイナーがサービスデザインワークショップを弊社で行った時のお話です。
こちらのイベントは終了済みです。
https://peatix.com/event/316746/


燃えるゴミと燃えないゴミ

イベント当日、会場内で出たゴミを仮説のゴミ箱を用意して対応していました。弊社は東京都港区にあり、燃えるゴミとプラスチックなどの燃えないゴミは別になります。

そこでゴミ箱のラベルを
・燃えるゴミ:可燃垃圾
・燃えないゴミ(プラスチックなど):不可燃垃圾
としました。(他にもビンや缶などもありましたが、省略)

首を傾げながらゴミを捨てる台湾のデザイナー

会場の運営スタッフとして参加した私は、ゴミ箱の前まで来て首を傾げながらプラスチックゴミを燃えるゴミに捨てていました。これには「おや?」と思い、UXデザイナーとして血が騒ぎましたw

調べてみると、台湾だと紙類と塑膠類(プラスチック類?)に別れるようで、そもそも燃えるゴミ(可燃垃圾)だとプラスチック類も含まれる地域もあるのだとか。

ゴミ箱のラベルを書き換える事でなんとかゴミを分別しながらイベントを終了することができました。実はイベントを主催していた日本の講師の方もこのことは知らなかったようで、我ながらちょっと天狗になった出来事でしたw

あとあと知った事

あとあと知ったんですが、弊社の中国、台湾出身のデザイナーに聞いたところ、不可燃垃圾でも通じる地域はあるそうです。東京都内でもゴミの分別ルールは区によって異なり、今回はたまたま通じなかっただけでした。

東京都港区では燃えないゴミと資源プラスチックゴミも別。ちなみに私の住んでいる東京都北区では可燃ゴミに発泡スチロールが含まれます。 中国のとある地域だと、資源ごみか廃棄するゴミかに別れるところもあり、奥が深いと思いました。


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