面接で聞かれたことのまとめ(未経験→エンジニア転職)

こんにちは、すけひさです。

ブログだと何となく装飾だったりいろいろ頑張らないといけない感があったので、今回はnoteという形で表題についてまとめておこうと思います。

転職を決めたときの私の状況

私と環境が似ている方であるほど参考にして頂き易いかと思い、まずは簡単に職歴を書きます。といっても、まだ社会人になって3年目なので大したことはないです。

高専を卒業 → データセンターへ就職 → 転職(7月からITベンチャーでインフラエンジニア)

データセンターってIT関連だから未経験じゃないじゃん、と思う方もいるかもしれません。

私も学生の時はネットワークだったりサーバーだったり、そういったことに興味があったので、その類の集積拠点であるデータセンターであれば、最先端の技術を学ぶことができるだろうと思って就職しました。

今回の趣旨とは外れてしまうのであまり詳しく書きませんが、業務内容が思っていたのと180度異なっていて、かつ市場価値的な成長も見込めないなということで、転職を決意しました。

つまり、100%IT業界未経験での転職、キャリアチェンジです。

実際に面接で聞かれたこと

本題に入ります。

私の場合は、ベンチャー企業を中心に面接を受けていたこともあり、ガチガチの書類選考→1次面接→2次面接→最終面接→内定といったフローはあまり踏んでいません

(そういった採用をしているところも当然ありますが、私の場合は巡り合わせがありませんでした)。

どちらかというと、主にカジュアル面談(書類選考含む)→本面接→内定、という流れの中で聞かれたことをまとめていきますので、そのあたりはご了承ください。

1.簡単に自己紹介をお願いします

面接の定番ですね。ただ、ここがコケると後も引きずってしまいますので、しっかりと答えられるようにしておくべきだと思います。

履歴書や職務経歴書を読めば分かることではなく、例えば過去に取り組んだこと(学生時代の研究とか)が目指している企業の業務内容に繋がっているのであればそれを話してもいいですし、

面接をしている人の興味を引くことを意識してみてもいいと思います。ウケ狙いというのは少し違いますけどね。

趣味について話すのも全然ありだと思います。ここは雰囲気によりますが、あまりダラダラと話すのではなく、「趣味は○○と△△です。」くらいに収めるのが良いかなと。

志望理由だったり、現職または過去にしていた業務内容については面接の中で勝手に担当者の方が聞いてきてくれるので、自己紹介でわざわざ話す必要はありません。

時間についてですが、私の場合は特に指定されることはありませんでした。ただ、30秒~1分程度にしておくのがベターかなと思います。


2.転職活動をするに至った理由を教えてください

これにどう答えるかが合否を左右するといっても過言ではないと思います。実際にここから派生した質問を多く受けました。

転職をする=現職に何らかの不満がある、ということは担当者の方も分かっています(ご家庭の事情や、その他やむを得ない理由があれば、それを話せばいいと思います)。

私の場合は、

①学生時代、ネットワークやクラウドなどのインフラ技術に興味があった

②なのでその集積拠点であるデータセンターに就職した

③だけど業務内容が思うようなものではなかった
 (具体的には○○ができなかった)、(環境を変えようと努力したが、改善されなかったなど)

④そこで、○○が実現できる御社を志望した

かなりオーソドックスですが、ここで志望理由も一緒に話してしまうと後が楽です。「なぜ弊社を志望しましたか」という質問をさせなくて済むからです。

志望理由を単体で聞かれてしまうと、会社の雰囲気だとか、働きやすさだとか、ビジョンへの共感とか、そのあたりも話さないといけなくなります。

その時に詰まらないよう答えは用意しておくべきですが、入社しないと分からないことまで予想して話すのは危険なので、なるべく控えたいところです。

一連の流れがしっかり説明できれば、志望理由にも十分なり得ます。説得力も増すかなと思います。


ただ、担当者の方からすると「やりたいことでは無かったらすぐ辞めるのか」ということを気にしています。

つまり、今志望者が話したことを自社でもされないか、ということを見ています。

特に業界未経験の場合、多くは「下積み期間」が必要です。

最終的に構築や提案などそういった立場になりたくても、入社直後は運用だったり場合によっては監視やテストをしていき、業界に慣れていくというのが定石です。

(誤解を招かないように書いておきますが、ここで言う下積み期間というのは運用保守・監視・テストのことをまま指すわけではありません。あくまでも業界に慣れる過程で未経験者が行う業務にこれらが含まれていることが多いという意味です。)

担当者の方から伺いましたが、「未経験のこの人をポテンシャル採用したとしても下積み期間で辞めてしまわないか」というのをかなり重要視しています。実際にそういう事例が非常に多いからです。

なので、担当者の方の不安を払拭するためにも、現職でどのように自分の環境を変える努力をしたか、を伝えられるといいと思います。

私の場合で例を出してみますと、

①現職は技術を身に付けられる業務内容ではなかったが、自発的にその領域について勉強し、国家試験(IT業界とは無関係)に合格した

②上記①をもとに、上司との面談の際に現在の環境の改善について提案したが、受け入れられることは無かった

全て正直に話す必要はありませんが、現状を見てすぐ諦めたのではなく、何かトライしてみた、もしくは実際に何か実現したけど...ということを話すことができれば、担当者の方も納得してくれると思います。

「ああ、違和感があっても少なくともそこまではやろうとしてくれるのね。」ということを実績から伝えられるからです。

3.前職(現職)ではどのようなことをしていたのですか?

殆どの場合、面接担当者の方は履歴書や職務経歴書などについて予め目を通しています。

なので、「職務経歴書に記載がある○○という部分について詳しく教えてください」という質問になるのかなと思います。

職務経歴書の記載内容以上に、具体的に仕事内容について説明することができればokです。

4.長所と短所を教えてください。

長所については、前職でのエピソードなどを添えられると説得力が増します。

短所は長所の裏返しとも言われますので、「その反面...」という形で話し始めるとスムーズかなと思います。個人的には、私生活での失敗談などを織り交ぜることを意識していました。

5.なぜIT業界の勉強(プログラミング・インフラなど)を始めましたか?

単に将来性があるとか、スキルアップしやすいとかを挙げてもいいですが、それだけでは終わらないようにしたいところです。

あくまでも自分の中に内向的な何かきっかけがあり、外向的な要因も相まって勉強を始めたという形がベストかなと思います。

6.どんな時にストレスを感じますか?

ちゃっかり業界との相性を推し量っている質問かなと思います。

企業によって求めている答えはまちまちですが、性格と真反対の嘘をついても後々自分が困ることになるので、可能な限り正直に答えるべきかなと。

私の場合は、仕事の時に感じるストレスについて真面目に説明したあと、あとは満員電車ですねと答えたりしてました。

7.これからどんなエンジニアになりたいですか?

これは本人の志向と会社の相性を見ています。

どんどん技術を極めていく場合や、途中で後輩の育成やチームのマネジメントに携わる場合など、キャリアプランは多岐に渡りますが、今自分が考えている理想像を答えることができればいいと思います。

「どんなものを作っていきたいですか?」「何を実現したいですか?」という質問にも派生しやすいので、併せて答えを用意しておくといいと思います。

8.転職活動で、あなたが志望した会社に対して一番求めていたことは何ですか?

未経験からの転職の場合、年収が若干下がることも考慮しないといけません。私の場合は幸運にもそういったことはありませんでしたが...(もともとのキャリアも浅かったので)。

正直、「年収です」と答えるとあまり心証は良くないと思います。だったら現職の業界他社の方が上がりやすいのでは?となるからです。

働く環境、通勤時間、業務内容など、転職する一番の理由を考えておくといいと思います。

9.あなたが取得した資格はどのようなものですか?

私がIT業界とは関係が無い資格を履歴書に書いていたので、興味本位で聞かれたかもしれませんし、担当者の方が予め内容を調べておき、志望者が説明する内容と合致しているかを確認しているかもしれません。

とにかく、履歴書に何か得意なことを書いた場合も含め、出題範囲や難易度など、どういったことをどのような意図で勉強したのかをアピールするチャンスですし、自分が応募書類に書いたことであるなら尚更よく説明できるようにしておいた方がいいと思います。

10.弊社の印象はどうですか?

面接の始めか、最後に聞かれることが多いです。

始めに聞かれた場合は、ホームページや転職サイトを通じて得た印象などを素直に答えればいいですし、最後に聞かれた場合は、面接を通して得た感想も加えて答えられるといいと思います。

11.何か質問はありますか?

殆どの場合、面接の最後に聞かれます。

志望者も会社を選ぶ権利がありますので、気になっていることや面接で得た疑問などを質問するといいと思います。

「特にありません」でもいいのですが、それだったら

「この面接を通して疑問点は解消されましたので、特にありません」の方がいいかなと。

まとめ

事実と意見が混在してしまっているところが若干あったりしますが、覚えている限りは書いたつもりです。めったに聞かれなかったことについては除いてます。

また思い出したら適宜追記していこうと思います。

ここまで読んでくださった方、お時間いただきましてありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?