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《5分でできる》Creema(クリーマ)で売れる対策とコツ その①3Sを実施しよう【ハンドメイド作家向けnote】

こんにちは。すけまるです。

今回から何回かに渡って、ハンドメイドサイトCreemaの売上を上げるための対策をご紹介します。

どれも簡単なことばかりなので、これを読んだらすぐに実践して下さい。

それではいきましょー

 ▼今回のテーマ:タイトルの付け方

例えばこういうタイトルをつけていませんか?

①めっちゃかわいいお花のヘヤーアクセ
②ダイヤモンドリリーや芍薬、パンパスをあしらったフラワーリース
③《1点物》羊毛フェルトのモフモフハリネズミ兄弟 ヘッジ君とホッグ君

これに近いタイトルをつけている場合はすぐに修正しましょう。

まず大前提としてタイトルの役割は大きく分けて2つ

一つは、クリックするきっかけとなる動機づけ。もう一つが検索のため

例えば「数量わずか」とか「残り1点」を見ると買いたくなったりしますよね。

《5分でできる》も、それぐらいならやってみようかな?という気になります。

とはいえ、これはサムネイル詐欺・タイトル詐欺とも取られかねないので、きっちり中身が伴う必要があります。

なので、初めのうちはそこまで気にしなくていいです。

大事なのは二つ目の理由である検索のため

そもそも、どんなにいい写真ですばらしい作品でも検索結果に表示されなければ購入されない。

わかりやすく言えば、Googleでお取り寄せ チーズケーキ と検索しても、検索結果の16ページに表示されているサイトは誰も見ないのと同じ。

それどころか3ページ目ですら可能性はかなり低くなります。

ちなみに「説明文にキーワードがあれば問題ないのでは?」と思う方のためお伝えしておきますが、ハンドメイドサイトに限らず検索というのは、キーワードがタイトルにある場合と説明文にある場合とでは、結果に明確に差が出ます。(試しにやってみると面白いですよ)

これは、いわいるアルゴリズムというもので、知らない方のために別のところでまた解説します。

簡単に言うと、キーワードの内部的参照優先順位と表示条件です。

……えっとつまり、「検索結果はこのルールでみんなに見せて下さい。」という作業指示ですね。

もし仮にこの”ルール”が分かれば、検索結果を表示順をコントロールできますが、基本的にアルゴリズムというのは詳しい情報は公開されていません

ではどうするか?

対策は色々ありますが最も楽で簡単な対策がキーワードの選び直しです。

タイトルの文章を、そもそも検索にヒットしやすい言葉に変えるだけの話。

この時に重要なのが3Sです。

・3Sとは?

先程の①の例で見ると、抽象的なキーワード、入力ミスが多いです。

めっちゃ→関西弁?、かわいい→どこが?、お花→何の?、ヘヤーじゃなくてヘアー、アクセ→アクセサリー。

さらにスマホが普及した今、ヘヤーはヘアーに修正され、アクセまで打つとアクセサリーが候補に表示されるので、どちらも検索にひっかからなくなってしまいます。

これらを踏まえて、きちんと検索にヒットするように変えるなら…

修正前:めっちゃかわいいお花のヘヤーアクセ

修正後:《卒園式・卒業式》大人かわいいバラモチーフの髪留め 親子コーデにも

変わりすぎやろ!という指摘はごもっともですが、とりあえず解説します。

修正のポイントは、シーズン・シンプル・シーンの3つです。(これが3S)

シーズンはその作品がいつ使えるか、シンプルは情報の的確化、シーンは場面を表します。

例えば、誰かが「めっちゃ かわいい お花 アクセ」と検索したら①の作品が一番上に来る可能性はあります。

ただ普通は「花 アクセサリー 頭(髪)」と検索して、そこから検索結果を絞るために具体的な花の名前や季節、色、シュシュなのかヘアピンなのか?などを追加で入力しますよね。

これを自分のタイトルに当てはめた時、つまりは予想される検索キーワードとタイトルの単語が、できるだけ一致していることを目指すのが3Sになります。

付け加えるなら”バラ”を探す人のイメージが、ヘアピンではなく”髪留め”と検索しそう(勝手な想像)というのもあります。

となると例であげた②なら問題なさそうですが、実は②は別の問題があります。

それは専門用語慣れ情報被りです。

ダイヤモンドリリーと聞いて、どんなお花かイメージできる人はおそらく少ないし、ダイヤモンドというキーワードで検索した人はきっとフラワーリースを探してはいないでしょう。(そもそもダイヤモンドでは検索しないかw)

芍薬ももしかしたら読めないという方も多いかも…。パンパスとは一体??

先程と同じように、ダイヤモンドリリー、芍薬をピンポイントで検索する人なら、ドンピシャで購入されるかもしれませんが、それならどちらかを前面に押し出したタイトルにすべきですね。

そしてフラワーリース、これは単純に検索のときに指定できるカテゴリーにフラワー・リースというのがすでにあるから。

もちろんフラワーリースというワードを使うな!というのではなく、カテゴリーにもあるし、リリー・芍薬とお花の名前があるならわざわざフラワーって書く必要ないかも、程度のことです。

もしリースの前に入れるならプリザーブドやアーティフィシャル、ドライやグリーン(葉っぱの)にすれば、それだけ検索の絞り込みができます。

あともう一点、タイトルに句読点があることも気になります。

これはちょっと賛否あるかもですが、タイトルに句読点があると「日本語変換を使っているのかな?」と思われる場合があります。

もちろん海外の方の作品が悪い訳ではなく、日本人の先入観が悪いのですが、ちょっとイメージがよくないと感じることもあるかもしれません。

つまり②に関しては、売れない可能性を極力減らすようなタイトルになっていないことが問題です。

それを踏まえ修正すると

修正前:ダイヤモンドリリーや芍薬、パンパスをあしらったフラワーリース

修正後:《大切な方への贈りに》大きめのお花で豪華に仕上げた ダイヤモンドリリーのアーティフィシャルフラワーリース

あえてのダイヤモンドリリー残しで、その代わりにそのリースの見た目の特徴を具体化した文章を付け加えています。

お気づきかもしれませんが、①も②も写真などがありません。

ですが、修正後だとなんとなくイメージが頭に浮かびませんか??

この言葉からイメージできるというのもタイトルの重要なポイントだと覚えておきましょう。

・さらに高みを

最後の例文③ですが、実はタイトルとしては問題ありません。

気をつけて欲しいのは《1点物》の部分です。

《1点物》というキーワード自体ではなく、あなたの作品が全て《1点物》の場合は、全ての作品のタイトルの初めが同じになってしまうことです。

あなたの作品を誰かに見てもらえた時、「ちょっと好きなイメージと違うな。」となることもあると思います。

そうなると、その方は同じ作家さんの作品は見ない、つまりタイトルに同じ言葉が入っている作ものは基本クリックしません。

逆に気に入ってもらえた場合はギャラリーに飛ぶ、フォローといった方法があるので、そもそもタイトルに統一性をもたせるメリットがありません。(なんとなく機械的なイメージもついてしまいます)

だから《1点物》はここぞ!という作品か、もしくは高単価の作品にだけつけましょう。

最後に徹底的に対策をするなら、モフモフハリネズミは必ず「モフモフ ハリネズミ」の検索でヒットするか調べましょう。

理由はキーワード検索の基本が完全一致だから。

ひな祭りと雛まつり、Smileとsmileなどが別の単語というのは、なんとなく理解できると思いますが、モフモフハリネズミ君は、「モフモフハリネズミ君」でしかヒットしない可能性があります

これはあくまでコンピュータ上の処理なので100%ではないですが、万全を期すなら、モフモフとハリネズミがキーワードとして浮き上がっているかのチェックは入れたほうがいいです。

それらを踏まえ最後の修正をすると…

修正前:《1点物》羊毛フェルトのモフモフハリネズミ兄弟 ヘッジ君とホッグ君

修正後:「ヘッジ君とホッジ君の地球さんぽ」 羊毛フェルトのモフモフシリーズ2  ハリネズミの兄弟

はい、タイトルは基本問題ないのでこの作家さんのイメージと、ギャラリーへの誘導をプラスしました。

このタイトルだと、ほっこりした作家さんでギャラリーには他のシリーズもあるんだなあと想像してもらいやすいですね。

まあこれは検索ワードというより、②の修正の時のイメージの具体化をメインにした感じです。

ちゃんとハリネズミの前にはスペースを入れてます。(「の」の前にはスペースは多分いらない)

こんなふうに、タイトルにちょっと修正を加えるだけで、検索にひっかかりやすくなったり、クリックを促すことができます。

もちろん他にもいろんな方法がありますが、ここでは自分が意識してやっていることをまとめておきました。

また最後の作家のイメージを具体化するというポイントは、写真や説明文にも活かせるのでそれについてはこちらで解説しています。

なによりタイトルを付ける場合は、”自分の付けたい言葉”も大事ですが、検索する側になって考えてみて、”あると助かるな”と思うキーワードを入れる方が、検索にヒットする確率があがります。

今回の内容を参考にすれば、1作品5分ぐらい考えればタイトルが改善されますね。

えっ?10作品あるから50分かかる?

それは…タイトル詐欺には当たらないと思いたいです。ごめんなさい…。

今後の内容について

今回のように、修正すべきポイントをいくつかのパートに分けて解説していきます。

次回からは写真、その後は説明文やプロフィールなどにも触れていきます。

独自の視点からなので、わかりにくい点など、気になることは遠慮なくご質問下さい。

いい情報だなと思って頂ければ、フォローやいいねなどお願いします。

最後までお読み頂きありがとうございます。

それではまた。

最後まで読んで頂きありがとうございます(*´∀`*)