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VJ奮闘記① イベントでVJやってみた

自己紹介

始めまして、SUKEと申します。
元々東京のとある大学の芸術系学部で映像表現や映像を使ったコンテンツの勉強をする傍ら、大学内で「Mapper」というメディアアートサークルを立ち上げてメディアアートやプロジェクションマッピング作品の制作、展示をしていました。
今年の3月に大学を卒業し現在は広告の企画、制作会社でプロデューサーとして仕事をしています。

このnoteでは2月25日に会社の同期たちと開催したイベント「POTLUCK」で行ったVJの様子やそこに向けて制作したVJの仕組みについて書いていこうと思います。

VJってそもそも何?

ビデオジョッキー(video jockey)略してVJと言いますが、イベントなどで映像を流したり、DJが流す曲に合わせて映像を操作・組み合わせながらパフォーマンスする人のことを指します。
自分の場合は同期のDJパファーマンスに合わせて映像を切り替えながらパフォーマンスを行いました。

VJ奮闘記

てんやわんやだけどなんとかなる

今回は初めてVJに挑戦したわけですが、下記の機材やソフトで臨みました。
機材
・Macbook Pro 15インチ(2017)
・iPad Pro 11インチ(第2世代)
・LaunchPad X(VDMX5の操作用)
ソフト
・VDMX5(映像切替用&一部エフェクト)
・TouchDesigner(映像作成&一部エフェクト&出力)
・TouchOSC(VDMX5のフェーダー&エフェクトパラメーターの操作)

複数を機材を繋げつつソフトも複数用いて横断的に運用しているため、PCにかかる処理も大きく不具合も出やすい構成になってしまいましたが、本番では特にトラブルもなく進めることが出来ました。

良かった点

① iPadでフェーダー操作が出来たのはgood
フェーダー操作や各種エフェクトのON OFFとパラメーター操作はiPadに入れているTouchOSCで操作するよう設定しました。
LaunchPad Xはボタンしか付いていないため、フェーダー操作などはPC上で直接行うしかなかったところをTouchOSCを活用することで直感的に操作出来る仕組みを作れたのは実際に使ってみて良かったと感じる部分でした。

レイアウトは「simple」は使用
左側のフェーダーで映像のフェード、
右側でエフェクトのパラメーター操作用に割り当てています

②TouchDesignerでもエフェクトをかける
VDMXで選択、エフェクト掛けした映像はSyphonを使ってTouchDesignerにinportしTouchDesigner上で作成したエフェクトをかけてプロジェクターから出力しました。
その中で個人的に最も役に立ったのはロゴの表示
VDMX上でもロゴの映像は重ねられるのですが、他に映像を2つ表示させようとするとロゴが表示出来なくなっていました(3つ映像を重ねるようには作らなかったため)
そこでTouchDesigner上でもロゴを重ねるようにすることで表現の幅を広げることが出来ています。

終わりに

今回は概要をさらっと書きましたが、次回からはVDMXとTouchDesignerでどう今回のシステムを組み上げたのかについて詳細に書いていきたいと思います。

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