本気の自動車選び【横須賀原動機研究所記録シリーズ№010】

マツダのMAZDA2・ディーゼルについて
マツダは自動車業界の中でも独特の立ち位置にいると思います。
昔、NB16ロードスターを中古で買い乗っていました。あの車以上の車は無いと思えます。もちろん安全技術や環境技術に終わりはないことは理解しているのですが、その後のロードスターは安全確保のためにベルトラインが上がって開放感が減ってしまいました。世の流れはジワリジワリと車好きを追い立てていきます。
そんなマツダは今でも車好きの側に踏みとどまっているメーカーだと思います。
今回MAZDA2・ディーゼルはATで試乗させていただきましたが、自分用に買うならMT一択。
トルクフルなディーゼルエンジンですが、ノートeパワーの無茶苦茶なトルクには数値上は負けてしまいます。しかし内燃機関がタイヤを動かしている、それをイメージすると気持ちが昂ります。それは電車よりも蒸気機関車のほうが力強く動いているような気がするのと似ています。電気自動車とは端から違う世界にいる存在です。
惜しいのは後席がタイトなこと、今のマツダデザインの流れからすると初代・二代目デミオのような箱型ボディは出てこないのでしょうが、ちょっと外したモデルも出して欲しいなと思うところ。

今回は番外編的に試乗して終わりになってしまいましたが、ディーゼルエンジンとMTが存続しているうちに手に入れたいと思います。


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