TOEIC815点の英語の聞こえ方

 英語の学習を始めた時、どのレベルだとどのくらいできるようになるのか、目標設定の際に、すごく興味があった。そのため、今の自分の感覚というものをここに書いておこうと思う。

まず、現状の実力としては、この間のTOEICで815点であり、リスニングは415点であった。全くもって自信はなかったけど、蓋を開けてみれば、意外と正解していた、というのがスコア開示直後の正直な感想である。しっかり聞けているというのは5〜6割だろうと思う。リーディングの方がはるかに自信があったが、スコアで言うとリーディングの方が低かった。

そもそも英語を聞く機会は限定されているので、限られた環境の中の話となる。

Youtubeとかポッドキャスト。

英語学習者用の海外のYoutubeやポッドキャスの簡単なものは結構聞けている印象。といってもいっている意味がなんとなくわかるという意味で7~8割くらい。たまに流れてくるTOEIC聞き流し用の音声などは6~7割くらいか。Youtubeだと旅行系の言葉がそれほど多くないジャンルや英語学習者向けコンテンツは比較的に聞きやすい。科学技術の説明系は、絵を見てなんとか意味を理解する感じだが、一瞬で置いていかれることもよくある。もちろんいずれも難易度による。例えば、映画の音声、ニュース音声などはほとんど分からない。これらは英語学習者用でなくなるため、一般人が気を使わずに話しているレベルになるだろう。もちろん情報コンテンツであるため日常生活の英語よりはるかに聞きやすいはずであるが、それでも全くといっていいほど分からなくなる。この辺がある程度わかるようになれば、相当すごいことだと思う。何かで見たが、900点を余裕で超えている人でも厳しいようなので、レベルは何段も上の話だ。

Meetupで出会った外国人の会話

こちらは、相手が自分に話している場合は、幾分か聞きやすくなるがそれでも厳しいと言う印象。しかし、やはり英語学習者用の英語と日常会話では、隔たりがあると思う。外国人同士の会話は、さらにレベルが上がってついていけない。それでも、1on1の簡単な意思疎通なら、ほぼ問題はないと思う。あくまで簡単なものであって、難しいことを伝えたり理解することはまた別の話になる。

海外メーカーとのチームズ会議

会議といってもたいそうなものではなく、先方のセールスに近い。まず商社が通訳として間に入ってくれていることも含めて、8割は何をいっているのかわかる。自分たちの業務に関係のある話であり、先方も日本人相手にわざわざ早口で畳み掛けてくることはない。通訳が全くいなかったらどうなんだろうと思うところもあるが、少しでも間を取ってくれる人がいなければ、この感じ方は変わったと思う。6〜7割に落ちるのではないかと思う。仕事に関係する者の方が各人のポジションや目的も明確で、日常会話よりよっぽどやりやすいと思う。

まとめ

聞こえないジャンル・難易度:〜3割
 全く知らない人と日常会話で話す、と言うところでは全く歯がたたないレベルだろう。外国人同士の会話は簡単な内容すらついていけない。またニュースの音声やリスニング470レベル(スクリプトは簡単)オーディオブックも、ほとんど理解できない。

何とか聞けるジャンル・難易度:5〜8割
 業務に関連する話は、話の内容、目的が明確であり、先方が気を使ってくれることも含めて、ある程度聞けると言う印象。あとは英語学習者用のYoutubeやポッドキャスト、旅行V log。外国人との会話で言うと、1on1で自分に向かって気を使ってくれている状態なら、簡単なものは何とかついていける。

英検では?
資格系で言うと、英検2級のリスニング音声を聞いてみましたが、集中して聞けば、なかなかのレベルで聞けます。但し、準一級はかなり厳しいと思ういます。何も対策せず、今受験したら100%落ちるでしょう。今の状態で英検を受けるなら、しっかりとした勉強ありきで準一級を目指すと思います。一級に関しては恐ろしすぎて、聞いてすらいません。

今振り返って、悲しいのは、昔の記録も記憶もないこと。せめて大学受験の時のレベルからはアップしていて欲しいのですが、今となっては当時がどの程度の感覚だったか分かりません。語学を学習していると、ある日突然覚醒すると言うよりかは、いつの間にか聞こえるようになっている、と言うことはよくあります。その辺のカラクリの一部は、少し分かってきた気がするので、また別に書きますが、すごく曖昧な感覚であり、記録を残しておかないと、何も思い出せない状況になってしまいます。最終的に英語をバリバリ聞き取れる状態になってしまった後では、どうでもいい話ですが、その道中である私のような人の場合、自分のスキルは上がっているのだろうか、学習法は間違っていないだろうかと、常に不安になります。そうならないためにも、今後は、ある程度の頻度で、こちらに記録したいと思います。

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