決戦は、8月25日(日)

 以前受験した結果が出て、やっと次何やるかを決めました。アワード狙えれば、S &Wに行きたいと思っていました。だってTOEICのスコアがどんだけ上がっても全く話せないのかっこ悪いんだもの。。。しかしリーディングが25点も足りずに撃沈。そこで今回は、900点オーバーを目指して、リスニング470、リーディング440点を狙いに行きたいと考えております。この屈伸が、のちの大ジャンプにつながると信じて。2ヶ月で95点アップ。無謀かもしれません。でも、前にも書きましたが、高い目標を設定することは大事だと思っています。届かずに悔しかったり恥ずかしい思いをするかもしれませんが、多分宣言しなかった場合よりは良い結果になるでしょう。

まず、現状分析として、一回目を受けた訳ですが、やはりこれは良かったと思います。模試でもネットでもなく、本当に実際会場まで足を運んで受けた試験を体験することで、勝手な妄想ではない客観的な結果が得られました。その結果、目標も一気に具体的になったと思います。

そして、今回は勉強の方針を人まねするのではなく自分で考えて試してみたいと思います。結果として、人と同じことをやることになるかもしれませんが、一回それでどうなるか試してみたかったんです。そのためにも、現状の分析ができる1回目の試験は、とても大事なものとなりました。

リーディング40点アップに向けて

 まず、リーディング。これは今回、単語ゲーと言い切りたいと思います。厳し目に見ると、現在の金フレの習得率は6割程度。この金フレを100%までやり込みます。これでリーディングがどうなるか。以上です。もちろん、最低限の文法は必要ですが、それ以上リーディングに何が必要なのでしょうか。前回の結果で、リーディングにおいて一番悪かった分野は単語(77%)でした。このこともこの検証をする上で、追い風になっています。苦手分野的にも、単語はやるしかないのです。単語ゲーとは言いましたが、文法だって90%だったので、完璧ではないですし、全く手をつけないと平気で70%代になっちゃうでしょう。これはレベル維持も含めて文法特急を復習します。これにプラスして、公式問題集。メインはこれだけにします。多分飽きてくると思うので、感覚を忘れない程度に、ちょこちょこ長文を読むことはしたいと思っています。TOEIC受験前に見たYOUTUBEで、普段英語を5分も読んでいない人が、なんで試験の日だけ、75分もリーディングできるのか、といっていましたが、妙に納得しました。

リスニング55点アップに向けて

 次に、問題のリスニングです。これに関しては、現在ある仮説を持っていますので、その検証となります。その仮説とは、リスニングが聞こえるのはチャンク(音)を知っているからだ、というものになります。リスニング学習法において、必ずといっていいほど、お勧めされるのはシャドーイング。スピーキングも良くなるので最強の勉強法とのこと。でもこれ本当にそうでしょうか。あまり能力の高くない私にとっては、一気に何個も難しいことをやっている気がするのです。本当に自分も同じレベルで発音できないとリスニング出来ないのでしょうか。
 この考えに至ったのは、イマージョン学習を推進しているニックさんのある動画での発言。「もし俺が、話す練習をもっと我慢していれば、より流暢に日本語を話せていただろう。」What?? 彼の日本語は、信じられないレベルで流暢です。よーく聞くと確かに外国人の日本語に聞こえるところがあるかもしれないですが、ほぼ気にならないレベル。話す内容、フレーズ、レスポンス、全て完全に彼の年齢に相応しい日本人レベルの語学力です。英語でこんなところまでいけたら、涙流して喜ぶレベルです。そんな彼がこんな発言をするのは、マットと言う化け物がいるからでしょう。マットさんもイマージョンラーニングを推しておりますが、確かに彼の方がやや流暢かもしれません。彼らは交流がありそうなので、その辺の会話の中で出た一つの結論なのではないかと推察しております。とにかくとんでもないレベルの話です。長くなりましたが、何が言いたいかというと、リスニング能力とスピーキング能力は、近しいスキルではあると思いますが、必ずしも同時に勉強すべきものではない、と言うことです。ニックは、よくコップに水を入れるのがインプット。コップに水がたまらないと、アウトプットはできないという分かりやすい表現をします。これこそが、私がS &Wではなく、L &Rを最初にやっている理由なのです。そういう意味で、リスニングすら怪しいのに、いきなり声に出しちゃってモノマネしていいの?と言う疑問が。第一にこれは私にとって本当に難易度が高いんです。
 そこで今考えていることは、リスニングが出来ると言うのは、チャンク(音)を知っていることだと言う仮説です。もちろんシャドーイングできると言うことは、その音声をスクリプトも見ずに言えるくらい覚えこんでいる訳なので、シャドーイングができればスクリプトを音として理解しており、当然リスニングはできます。しかし言いたいのは、リスニングに焦点を絞った場合、話す必要までは全くないのではないか、と言うことです。4技能と言うくらいなので、一つずつ。さらに順番で言うとインプットのリスニングとリーディングからしっかりやっていってもいいのではないか、と言うのが自分が考えていることです。シャドーイングで、リスニングもスピーキングも、と言うのは初心者にとっては欲張りすぎだと思います。

リスニングの構造としては、①スクリプトの意味が一瞬でわかるレベルのリーディング力(単語、文法力)→②スクリプトと音声を結びつけられる力、に分類できるのではないかと思います。そう考えると学習の時のステップとしては、いきなりリスニングを始めるのではなく、まずこれから聞くスクリプトを全部理解できるか、と言うことから入ることが大切だと思います。分からない単語、言い回しがあれば、それを理解する、それがファーストステップになります。そして全部のスクリプトの意味を理解した後、やっと音声とそのスクリプトを結びつけていく作業になります。その辺では、チャンクの単位で理解していくことが応用につながるでしょう。

私が、全く聞こえなかった単語が聞こえるようになってきた数少ない例の一つは、モリテツ先生のHello there。これは最初、衝撃的でしたね。なんていってんだろうと字幕を見たら、スーパー簡単な単語。これが聞こえないのか、とショックに思ったことを思い出します。しかし単語が簡単だとはいえ、そもそもスクリプトで見てもいまいち意味が分からなかったでしょう。そういう表現を知らなかったので。でもこのthereに別に何の意味もないのです。そんなバカな、と言いたいとことですが、言語とはそう言うもの。こんちわっす。って何?といっても始まりません。何回も聴いているうちに、当たり前のようにhello thereと挨拶しているんだ、と聞こえるようになりますし、違和感がなくなります。私は、これについて全く音読もしていませんが、何度も彼の動画を見ているうちに、完全に聞こえるようになりました。これがリスニングのファーストステップとして大事なことだと考えているのです。what do you mean?とかもそう。これはスクリプトだと意味は何となくわかりますが、音とのつながりがなかった文章。しかし一度意識して音と結びつけられると、どんな時でも大抵聞こえます。これを増やしていく作業が、リスニングの強化だと思っています。

そういう訳で、大変長くなりましたが、リスニングの勉強としては、シャドーイングはやりません。まずは公式問題集のスクリプトをガン見することから始めて、スクリプトが十分高速に理解できるようになれば、その後、それをしっかりと音と結びつける作業をやりたいと思います。あと二ヶ月。正直、平日はほとんど勉強できていないですが、この辺を意識してやっていきたいと思います。この勉強法を思いついた時、せっかくなら単語も、単語だけではなく例文の音声で覚えたいなと思い始めました。同時に色々なことをやるのは欲張りすぎだと言いましたが、リスニングはそもそも単語や文法を知らないとできないので、この辺は密接にリンクさせてもいいかと思っています。金フレの音声は、いちお簡単な例文もあるので、それでやってみるか。キクタンってどうなんだろ。まぁその辺の詳細は、やりながら考えてみます。

ではまた。


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