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ポケモン剣をウニで攻略する日記 #14 「キバナ(ファイナルトーナメント)」戦

ファイナルトーナメント決勝戦、これに勝てばチャンピオン「ダンデ」への挑戦権を得られるという大事な大事な試合はまたしても「バチンウニ1体のみ」でやっていくことにした。

やれ、今まであまり言及してこなかったが「バチンウニ」といえば進化しないポケモンでありながら、その種族値(種ごとに決められたステータス)は貧相そのもので、本来なら6体パーティーでもいわゆる「ガチパ」を組むような方々にとっては注目すらされないような存在だ。そんな「バチンウニ」が1体だけでシナリオクリアできそうな勢いなのだから、そもそもこのゲーム自体がかなり難易度の低いものと思わざるを得ない。

だからこそ、対戦相手の強さに合わせてそれなりに縛りを追加して難易度を調整していく必要がある。ファイナルトーナメントの「キバナ」戦では、前述のとおり「バチンウニ1体のみ」に加えて「どくびし禁止」「ダイマックス禁止」「どうぐコマンド禁止」「くろいヘドロ持参」で挑戦することにした。

対戦にターン制限を持ち込んでみる

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「くろいヘドロ」はターンごとに最大HPの1/8のダメージを受ける(「どく」タイプ以外)どうぐである。今回はこれを持たせていくことで、まず「もちもの」による有利を無くし、更に毎ターンダメージを受けることで間接的に(不完全だが)「ターン制限」のある試合ができるのだ。

具体的な作戦としては、相手の最初のポケモン「コータス」のうちに「つぼをつく」でウニを強化し、「じごくづき」で攻めていくという月並みなものである。実は当初は「じごくづき」でなく何故か「どくづき」を持って行ってしまい、「ジェラルドン」(どく無効)で詰むという大失態をやらかしている。

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さて、作戦はシンプルでも、言うが易し行うは…といったところで、初戦の「コータス」はなかなか手強い。こちらは「くろいヘドロ」のダメージがあるのでさっさと「つぼをつく」で強化していきたいのだが、相手の「あくび」によって「ねむり」状態にされるのだ。これが「どく」だの「やけど」だのであれば特に問題にならないのだが、継続ダメージと「ねむり」の相性は最悪である。(それでも「ねむる」を採用しているのは、「じこさいせい」だけでは回復が足らないのと、行動不能ターンが決まっており戦略が立てやすいからだ)

このゲームがトレーナーに「攻撃技を優先させる」とか、「ステータス強化を狙う」とかキャラクターづけのプログラムをしているかは知らないが、「キバナ」は「あくび」の無駄撃ちが少ない。最高で「あくび」のPPぶんの10回は眠らされる可能性があるということである。

そこで、「ねむる」の代わりに「メロメロ」だの「でんじは」だのを採用して挑んでみたりもしたのだが、今度は「くろいヘドロ」のダメージを凌ぎきることができなかった。「メロメロ」で相手が行動不能になっているぶん「つぼをつく」の回数が増え、ターンが少なくなることによって回復の機会も少なくなるだろうと思ったのだが、毎ターン確実に最大HPの1/8ダメージを受けるというのは相当に重い。「じこさいせい」で回復したところで、そのターンの終わりにダメージをもらってしまうのである。

結局のところ、わざ構成は「じごくづき」「ねむる」「つぼをつく」「じこさいせい」以外で有効な手立てを考えることができなかった。変えるとしたら戦略である。

「コータス」の次に出てくるのは「フライゴン」で、これは「じしん」を繰り出してくる。当然、「バチンウニ」には効果ばつぐんなので受けてはならない。だが、次の「バクガメス」は「にほんばれ」「トラップシェル」の時に大きな隙ができるし、わざも「特殊」タイプばかりなので凌ぎやすい。そこで、「コータス」の時に「つぼをつく」で最初にどのステータスが強化されるかによってその後の動向を決めていくことにした。具体的には、

○「こうげき」か「すばやさ」が上がり、2回目に上がらなかったほうのステータスが上がったらさっさと「フライゴン」まで倒してしまい、「バクガメス」の時にその他のステータスを強化する

○「かいひ」が上がったらそのままステータスの最大強化に努める

○「とくこう」か「めいちゅう」が上がったらリセット

○「ぼうぎょ」か「とくぼう」が上がったらそのまま試合を続け、2回目に強化されたステータスを上記3つの条件に当てはめて行動する

以上4パターンである。実戦では「かいひ」が上がるパターンが最も戦いやすく、「ねむる」6回、「じこさいせい」7回もの回復を行いつつも全てのステータスを最大ランクにすることができた。やれ、そもそも「じごくづき」の基本命中率が100%で、必ず先制をとるつもりで強化していくのだから、「めいちゅう」のステータスは上がらなくていいのだが、えてして「つぼをつく」を繰り返しているとそういう無駄ステータスがはじめによく上がり、結局最大回数行ってしまうものである。

全ステータス最大強化が終われば、「コータス」「フライゴン」「バクガメス」「ヌメルゴン」「じごくづき」で先制一撃である。

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今までの鬱憤を晴らすがごとくバッタバッタと倒していき、最後の「キョダイマックスジュラルドン」も「じごくづき」2発で落とすことができた。

なお、「くろいヘドロ」はいくらステータスを上げても脅威であり、「ジュラルドン」にたどり着くまでに「じこさいせい」での回復は2回行っている。その隙に、わざの1つすら見ずに倒してしまうかと思われた「ヌメルゴン」さんも何か芸を披露してくれていたと思う。何使ってたか忘れた…

ステータス強化を行うとあまりにサラリと勝ててしまうのだが、「バチンウニ1体のみ」「どうぐコマンド禁止」で正真正銘1体のウニパワーだけで攻略しようと思うとどうしてもこれが王道であると思わざるを得ない。まあ、いくら「バチンウニ」が弱そうに見えても、1体で戦っていけるだけの強さを持っているということはハッキリしているだろう。

さて次回は伝説のポケモンの1体である「ムゲンダイナ」とストーリーの黒幕「ローズ」とのバトルをやっていく。それが終わったらチャンピオン「ダンデ」に挑戦だ!

今回はここまで。ありがとうございました。

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