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四柱推命④日干と月支について、

こんにちは、翠天です。
ご覧いただきありがとうございます。

今日は四柱推命で鑑定するときに、とても重要な日干と月支について書きたいと思います。

万年暦とは、

四柱推命の命式を作成するとき、萬年暦を使用します。
萬年暦とは、年月日の干支が一目でわかる四柱推命の鑑定には必須の暦です。
今年のページはこのようになっています。

萬年暦

この表で生まれた年、月、日、と生まれた時間の4つの干支を調べて命式を作成します。
年の干支を年柱、月の干支を月柱、日の干支を日柱、時間の干支を時柱といい、その4つの柱を並べた四柱八字が四柱推命の鑑定の要となります。

日干と月支

日干は、自分を表します。ここにどの十干がくるかで、大まかではありますが、性格をみることができます。
月支は、何月に生まれたかを表しています。
「四柱推命①十干とは、」の中でも書いていますが、四柱推命では月支が表す季節が命式全体に大きく影響します。
日干の表す性格が大まかである、と上に書いたのも月支が表す季節が日干にも大きく影響するからです。
月支が表す季節、と書くと難しく思いますが、何月に生まれたか、ということです。

「季節」を分かりやすく

甲は大木、幹のある木と仮称されます。
例えば、日干「甲」の人が3月に生まれたとします。
3月は卯月、仲春です。春たけなわとなり大いに茂る月です。
大木には青々と葉がたくさん茂ります。
3月生まれの「甲」さんの姿です。
堂々として勢いがありますが、剪定するとカッコよくなって、より良い状態になります。剪定するハサミがあれば嬉しいですよね。

次に、日干「甲」の人が、12月に生まれたとします。
12月は子月、厳冬、極寒の季節です。
大木は葉を落とし寒さに耐えて力を蓄え、春を待っています。
12月生まれの「甲」さんの姿です。
とにかく太陽の暖かさが欲しいところです。

このように、同じ「甲」でも必要としている要素が、季節の違いによって、ハサミ(庚)になったり太陽(丙)になったりと変化します。
これが四柱推命の鑑定の難しくて楽しいところです。

最後に、

四柱推命では、命式全体が乾いているか湿っているか、また暖かいか寒いかを重視しながら鑑定します。
何度も書きますが、四柱推命では季節は切っても切り離せない要素です。

少し長くなってしまいました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

          翠天

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